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アニメ映画のリピート特典で配布されるフィルムとは?
- アニメ映画のリピート特典で配布されるフィルムとは、マスターフィルムとは異なるものです。
- アニメ映画のリピート特典として配布されるフィルムは、シアター向けに量産する前の前駆体(マスター)です。
- 配布される数は映画の尺により異なります。
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後確認しに来てよかった。 プリント工程のみについて。 フィルムに撮像、はアニメのセルと背景だけでなく光学エフェクトも含めて可能です。 この時点でネガフィルム撮り>現像>スキャナーで取り込みデジタルエフェクトなど・・ でなくて、いきなりデジタルのカメラで、コマ単位撮影という手も可能です。 ストリップ、またはスリップ=実写で言うワンカット単位でネガをスキャナで取ったり したものをデジタルエフェクト(カットつなぎ含む場合も)したのち、 カット編集してシーン単位とつなぎ(これはノートパソコンで監督がやってしまいます)、 せりふ録音は、この段階で(最悪の場合、撮影できず口パク区間の合図しか見えてないのは コンテの紙上ですでに秒+およそコマ単位の割り付けが済んでいるから可能)録ります。 せりふ自体も撮影した画と調整(逐一しゃべり頭を合わせるなど)して用い、 立ち回りで自然と出る音(生効果、フォーリー)なども画面前提で録音します。 そして(多少撮影が遅れでもネガ編集、画像の本編集にハマレば間に合う) 画像の編集済みに合わせてせりふ(主と周囲は別)、音楽、効果を リアルタイムに走らせて創りこみ、改めてダビング=ファイナルミックスとします。 (マルチトラックをやりくりして、せりふ無し、音楽のみ、など成分仕上げします) 録音工程の前に音楽やせりふをまたがないで数秒背景ノイズや無音で区切れる、 15分から20分でフィルムのロール割を決め、ダビングはこの単位で作業します。 (ジブリ作品は16mmの全長ラッシュと専用映写機による作業を試していました) 光学サウンドのデジタル、アナログ(ハードウェア事故補償用)は白黒ネガに 焼き込んで、同じ区間でフィルムレコーダーで焼いた画像のマザーと同期して 光学プリンターを通し、ポジの上映用プリントを仕上げます。 検証用がゼロ号、化学的なカラー感度ばらつきを補正して初号(完成品)です。 平成までのプリントで全国封切の場合、初号のあと同じ工程で インターミディエイト・ネガ(=スチル写真のリバーサルフィルム) を用いて撮影すると、完成状態のネガフィルム=プリントマザーが得られますので、 (字幕はここでマスクフィルム画像で入れてしまう。プリント全部に刻印はしない) 確保したプリンター(並行作業)の数だけ作成、フィルムが痛まない反復回数も 考慮して、一気に上映館の必要なポジフィルムのセットを仕上げます。 洋画の配給によって、この工程を海外と連携してプリントで空輸の時もあります。 原版、マスターがネガフィルムということをご理解いただければ、 プリントを造るマザーが子にあたる都合が判ると思います。
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- 123admin
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業界の詳しい方が出てきたので余計なお世話かもですが・・・ 実際に「なのは」で配られたのは下記のサイトが詳しいです。 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」特典フィルムが続々とオークションに http://gigazine.net/news/20100204_nanoha_film_auction/ ここで紹介されているフィルムをみると音声トラックがありません。 だから偽物か?いう声も出ていましたが、アフレコを入れる前の映像スタッフの検証用の0号だろうという結論に落ち着きました。 サウンドトラック http://enumaru.blog71.fc2.com/blog-entry-121.html 特典で配布したブツは登場人物だけじゃないかなと思います。 3回も鑑賞した特典フィルムが背景とかレイジングハートだったら涙目どころか怒りにネット上で罵詈雑言の嵐になっていた筈ですがそんな事はありませんでしたから。 とにかく特典も在庫が無くなったら終了ですから情報戦も熾烈を極めた・・・ なまじ評判が良かったお陰で夏まで単発で公開が続いた為にBD・DVDの発売は夏まで単発で公開が続いた為に11月になってやっとでる始末。まったく1月末公開の作品なのに。 2stで同じ目に合うリスクを回避する為に足を運びました。150分は通常なら中だるみが発生するのですが見せ場が満載で切るところがあるのかと言われただけあってしんどかった。 個人的には後10分入れて欲しいシーンがあったけど150分で集中力もオケツも限界に・・・
お礼
再度のご回答ありがとうございます。面白いけど長い、長いけど面白い作品でした。
- mrkato
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もとAKIRAとか角川初期あたりの録音してたスタジオ勤務なので補足。 最初回答の「音声(アナログ光学)トラックが焼けていない」ものは ラッシュ=カメラで撮ったネガから編集用に直接転写したポジ画像、です。 上映プリント=ゼロ号(アニメは心配ないけどネガ単位の感度補正をしていない) 初号=焼き込みで色の補正まで完了した、配給用と同じ品質のプリント、 ともに、光学音声(デジタル各方式と国際互換なアナログサラウンド)専用の ネガフィルムを仕上げて、編集済み画像ネガと一緒に焼き込まないとなりません。 もちろん独立ミニシアター以外のシネコンで全スクリーンがデジタル上映可能な 現在ですと、初号自体がデジタルのマザーで良い場合がほとんどです。 これに対しプリントフィルム、放送&ブルーレイのプリントを起こします。 劇場にCS通信や媒体で持ち込まれるのも、専用圧縮を掛けたプリントデータです。 きっと実際の添付状況より希少性だけを訊きたいと思う質問のようのですが、 150分で21万コマの概算でも、カットが繋がる間で長い暗転のコマは配れません。 またラッシュを利用する場合は逆にリテイク(撮りミス)や撮影効果違いサンプル の活用していなかった動画が提供できる場合もあるので、増えるかもしれません。
- 123admin
- ベストアンサー率52% (1165/2222)
>例えば、「劇場版魔法少女リリカルなのは」のリピート特典のようなものです。 特典で使われたのは0号試写フィルムといわれるものですね。 映画制作の流れ(DB・ネガ編・タイミング・0号試写) http://www5b.biglobe.ne.jp/~t-masuda/cn20/pg159.html リリカルなのは1stではリピート3回でフイルム4コマGet。 但しアニメでは制作過程が若干異なるのかオクに出品されたコマに音声トラックが無かったね。 確か在庫なくなり次第他の特典に切り替えだった筈。 だからあそこは全国19館のみだったからあそこが在庫僅少とか情報が錯綜していた。 そして実際に入手した人数の発表無しだった。 とはいえ2ndは「なのは」は物販も凄いというのが各映画館にも認知されていたようで田舎の小屋でも異常に在庫が豊富だったな~。 初日なんかパンフとか物販が完売するというところも多かったとブログなどでも取り上げられていたっけ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なのは関連の情報戦はコミケだけじゃないんですねw
補足
0号試写フィルムというのは、フィルムの流れとして、どの世代(マスターから数えて、何次の複製か)なのでしょうか? 以下のwebを読んで、少し勉強しました。 株式会社IMAGICAの、技術情報> デュープネガができるまで http://www.imagica.com/work/movie/tech/io/dupe1-01.html 富士フイルムの映画用フイルム研究開発資料 http://www.fujifilm.co.jp/rd/report/rd051/pack/pdf/ff_rd051_004.pdf 大雑把な理解として、、フィルム作成、複製の流れとしては フィルムに撮像→フィルムスキャンでデジタル化→デジタル画像処理→フィルムレコーダーでマスターにアナログ記録→1次、(さらに2次も?)の複製を行なって、各映画館に配給するというもののようです。薄学のため、勘違いもあるかもしれませんが。 どの段階のものを配るのでしょうか?
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 知識不足で理解についていけない部分(丁寧に教えていただいている中、すみません)もありますが、マザーを配っているわけではないのですね。 0号試写フィルムを配ることで、製作者側は貴重なデータを失うことはないのですね。 mrkatoさんのAnswerで音声がフィルムに記録されていること、デジタルとアナログの両用体制など、いろいろ知ることができました。ありがとうございました。