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スピーカ吸音材にエアウィーブ、おひとついかが?
- TVで紹介されているマットレスのエアウィーブを使ったスピーカ吸音材が気になります。
- エアウィーブはポリエチレン素材で、スカスカなのに空気の大きな塊はできないそうです。
- スピーカーBOXにぎっしり詰めると、B&Wの木組みと同じ効果が得られるのではないかと思います。自分で試すのは手間だし、一度お試しして結果の感想を教えて欲しいです。
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saisho_wa_goo様こんにちは。当方、コテコテの自作スピーカーマニアでございます(礼)。 こちらの系統の素材、当方の個人的結論と致しましては、やはり世の中のかなりのマニア皆様、既に吸音材としてお試しの方は、正直相当数おるものと愚考致します。 自作路線の人間にとりましては吸音材のチョイス、これは音づくりの構成要素として、アマチュアでも多々試行が可能な領域でありますから、当然ながらパッと見で「使えそうな」素材と申しますのは、まずマニアの皆さん、大概の素材は、既に試行済みでございます。 また、汎用・一般的な分野の素材を吸音材として考えた場合においては、やはりコスト面でのメリットと申しますのも重視致しますので、その観点においては同品、まず ・基本、価格の問題 ・加えてインナー部分のみ、一般的に簡単に入手が可能なのか 等々のお話しがどうしても出て参りますね。 なおこの系統に近い素材。密度は劣りますけれど、観賞魚用の濾過フィルター等々は、既に自作マニア内で定番の吸音素材でございます(極めて安価です)。 ※ちなみに当方なども、自身「これは!」と言う感じの様々な吸音材。「音響用」と称する以外の汎用分野にて、多々お気に入りの素材がございます 加えてお話しにありますところのB&Wマトリクス構造、これを吸音材の使い方で代用することは、基本物理的に多々厳しくあります(申し訳ありません。苦笑)。 同構造、あくまで一応の強度を保持した部材で構成することにより、諸々の効果がございます(例えばキャビネット全体の強度、相当なものです。箱本体の板厚等、ムヤミに厚くする必要が、全く無くなくなります)。 また、かなりの密度で吸音材を充填する形自体、密閉及びバスレフ等においても動作上幾つか問題が出て参りますので、よって残念ながらこのお話し、まず「現実」的ではございませんですね(再度、申し訳ございません。苦笑)。 しかし、吸音用途における一素材としての観点、この見方においては大変興味深い素材でございますので(いやはや、実に面白いと思います。笑)――― こちらもしインナーの素材、これが安価に入手可能でしたら、当方ぜひぜひ自身愚作の各スピーカーにて、様々試行致したく存じます(礼)。 こちら、ご期待に沿う内容の回答ではない形、何卒ご容赦下さりませ。ではでは、これにて。 追伸 繰り返しとなりますけれど、やはり気になるのはコストでございます。 ちなみに巷においては「音響用」を謳った吸音材、実際かなり高額な品物も色々とございますが・・・ しかしこれら、結果として、スピーカーシステムのユニットや板材以上にお金を掛けてしまう形。当方的には思い切り「木を見て森を見ず」に近い印象でございます(苦笑)。 こちら、もし安価に入手可能ですと、チト状況は変わるのですけれどねぇ(笑)。
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- poteti800
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B&Wのマトリクス構造は 箱の強度確保と内部音響特性の兼ね合いであのようなく組み木構造になっています。 升目状に吸音材をはめ込むことでの相乗効果があの音質に繋がっていると考えられます。 ですので普通の設計の箱にご紹介の発砲(?)ポリエチレンをぎっしり詰め込んでも マトリクス構造と同じ効果は得られません。 あの組み木構造にしてもパラメーターが複雑に思えます。 それに近いものは作れるかもしれませんが、そのままの物を作るのは無理でしょう。 この製品で問題となるのは入手し易さと価格でしょうね。 30×30×2cmの「端切れ」程度の物が500円未満で手に入るのか? 近所のホームセンターでも扱っているのか? 私の価値基準ではそうなってしまいますね。 上記の条件で手に入れば使ってみたいですね。
お礼
箱の強度に対するマトリクス構造の効果、忘れておりました。 パラメータとは 定在波が生じない的確な間隔のランダムさ だと思うのですが、少なくとも私には理論値を計算で算出するのは不可能! マトリクス構造が一番良さそうには思うのですが、自作にはハードル高過ぎですね。 エアウィーブも、これは!という素材が見付かったのならともかく、試しに使ってみる程度では安くて入手も簡単じゃないとなかなか難しいですね。頭にありませんでした。 有難うございました。
- kita_s
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エアウィーブじゃないですけど、この手の繊維剤はすでに自作スピーカーで使ったことがあります。 水道管スピーカー(容量6Lバスレフ)の吸音材として使用しました。 まあウチのは熱帯魚の循環ポンプ用フィルター材ですがw。 エアウィーブほど荒くないし柔らかいですが、悪くないですよ。ガラス繊維と違って繊維が飛ばないし、安いし、簡単に手に入ります。固定しにくいので通常の木製ボックスには余り向かないかもしれませんが。 エアウィーブのように板状で売っていれば、木製ボックスへの固定も簡単になるので便利でしょうね。
お礼
熱帯魚の循環ポンプ用フィルター材がエアウィーブと同じようなものなんですね。 それを既に試されているとは頭が下がります。 繊維が飛ぶのも嫌ですし、色々試すのに貼っ付けると剥がさなきゃいけないし、なんか良い方法ないかとの思いでの質問でした。 有難うございました。
- John_Papa
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おもしろいかもです。 自作派の人が使うかどうかの問題で、 ポリエチレン繊維は経年変化も少ないし、 既に吸音材として使われていますよ。 一例:ユニウール http://www.sonorize.jp/yuniwool.html エアウィーブは更に軽そう(低音に不利)なのがどう出るか、やってみる人がでてくれると面白いですね。
お礼
ポリエチレン製は既にあったんですね。 やっぱりキャビネット内の吸音材としては、このくらい目が細かくないといけないんでしょうね。 有難うございました。
お礼
> 同構造、あくまで一応の強度を保持した部材で構成することにより、諸々の効果がございます(例えばキャビネット全体の強度、相当なものです。箱本体の板厚等、ムヤミに厚くする必要が、全く無くなくなります)。 そうでした。そのとおりです。忘れておりました。 エアウィーブ、よくよく考えたら空気の流れに対してスカスカですから、低域に対しては全く効果なさそうですね。エアウィーブが有ろうが無かろうが定在波に変わりなし。高域に対しては、無饗室でよく見る細長い三角錐の谷間がランダムな谷間に変わるだけで、こちらは同じ効果が得られそうなんですけど、スピーカーキャビネットの吸音材としてはダメですね。 色々な素材を試す場合、キャビネット内側に吸音材を普通に貼り付けると、剥がしたりするのが非常に手間だと思うんですけど、なんか良い方法ないですかねぇ... あ ご回答はよろしいですよ。 ポリエチレンの音はどんな音かとの思いもあっての質問でした。 有難うございました。