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ビデオカメラの画質について
ビデオカメラの設定で高画質とか標準などありますが、どこまで違いがあるのでしょうか。 高画質で撮影したいと思いますが、標準とそんなに違いがなければ・・・・・・・
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- HAL2(@HALTWO)
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A No.2 HALTWO です。 スミマセン、御質問者さんへの回答ではないのですが、御質問者さんも A No.4 i-q さんと同様に疑問を持たれるかもしれないと思い、追加回答します。 >他の回答で気になったのですが、Motion JPEGとh264は考えは近いかもしれませんが、全く違うものなのでは。。 はい、その通りです。 M-JPEG (Motion JPEG) は幾つか種類があるのですが、このうちの 1 つである H261 は MPEG-1 とも呼ばれます。 MPEG には MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4 があり (MPEG-3 は破棄)、MPEG-2 は DVD-Video に利用されています。 MPEG-2 は初めに MPEG-1 (Motion JPEG の 1 つ) で圧縮する初段圧縮を経てから差分圧縮するようになっており、MPEG-4 ではこの初段圧縮部分に Wavelet 圧縮を行っても良いという変更と、差分圧縮部分で様々な手法が乱立した MPEG-3 時代の Parts 分割圧縮・・・解り易く言えば Animation の Cell 画のように図形毎に複数枚の Cell 画状に分割した Data を個別に差分圧縮する手法・・・方式に変更されています。 このため差分圧縮部分でも MPEG-4 は MPEG-2 に較べて効率が向上しているのですが、平均すると圧縮率を 2 倍にすることができた程度ですので M-JPEG の初段圧縮で 6:1、次の差分圧縮で MPEG-2 時代は 2:1~3:1 ぐらいしか望めなかったものが 4:1 ぐらいまで難なく圧縮できるようになったことから MPEG-4 では Total 20:1 を超える圧縮を行えるようになっています・・・Wavelet では 2000 年時点で 20:1 圧縮を難なく行えましたので、現在の Cinema Complex 用 Digital 配信 Data は初段 Wavelet 圧縮で次ぎ段の差分圧縮に持ち込む MPEG-4 方式で 60:1 ぐらいの圧縮を行っても Animation ならば商用上映に充分耐え得る画質 (S/N 比 60dB 以上など) になっています。 >ちなみにh264のIフレーム(一枚絵)は圧縮されてますが、JPEG以上です。 私は 2003 年以降 Video 業界から離れてしまったので H264 の I Frame を見たことがないのですが、理論上 I Frame では MC (Motion Compensation) 圧縮 が行えず、DCT (Discrete Cosine Transform) 圧縮しか行えない筈ですので、8×8 Pixel Block 毎に DCT 圧縮を行う JPEG 画像よりも優れた画質を示すのであれば Block 分割せずに全画面を DCT 圧縮する Wavelet 圧縮を行っているのかも知れませんね。 ちなみに他の質問での回答に私は Apple MacBook Core Duo 2GHz Model を愛用しているのですが GPU (Graphics Processing Unit) に Intel GMA950 という古い Chip が用いられている Model なので AVHCD (Advanced Video Codec High Definition) 仕様の Video Camera Data (H264 相当の Data です) の編集には耐えられない旨を解説したのですが、2000 年以前に Wavelet の普及が難しかった背景には Software 処理ではまともに処理できる PC がないことから専用の CODEC IC Chip を要していたことが挙げられます・・・2000 年時点では JPEG2000 という名で静止画用 Wavelet CODEC が認められたものの動画は専用 IC Chip なしには利用できませんでしたし・・・。 そのため私は未だに AVHCD Video Camera を所持せず、M-JPEG 動画を撮れる PENTAX K-r を愛用しています(笑)。 同じ Data Rate ならば H264/MPEG-AVC の AVHCD Video Camera の方が M-JPEG Video Camera よりも遙かに優れた画質が得られるのですが、Data Size が大きくなっても PC 処理が楽な M-JPEG Video を Digital SLR (Single Lens Reflection) Camera で撮るというのは HD Format よりも大きな Progressive Frame を得られるという Merit もありますし(汗)・・・。
- i-q
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連投すいません。。 他の回答で気になったのですが、 Motion JPEGとh264は考えは近いかもしれませんが、 全く違うものなのでは。。 ちなみにh264のIフレーム(一枚絵)は圧縮されてますが、 JPEG以上です。 (JPEG2000以上かもと聞いたことがあります)
お礼
ありがとうございます。
- i-q
- ベストアンサー率28% (984/3452)
もう回答ありますが、 他に慣れってことも。。 撮影していくうちに、最初はわからなかった違いに気が付いてくるって事も 良くあると思います。。 (その後ガマン出来るかどうかは人によるかと) あと静止に近いシーンは差は無くても、よく動く、 薄暗いシーン他で差が出る場合も・・・
お礼
回答ありがとうございます、色々な場面で色々ためしてみます。
- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2352/4412)
実際に御覧になって確かめるしかありません・・・感じ方は被写体及び視聴者によって大きく異なるものですし、何よりも撮影者の腕が画質を決定する最大の要素となります。 一般的に M-JPEG (Motion Joint Photographic Experts Group) 6:1 圧縮または MPEG-4 AVC/H.264 (Motion Picture Experts Group - 4 Advanced Video Coding / H264) 20:1 圧縮は放送局送り出し映像と規格上の数値でほぼ同一ですので、見た目に画質が劣化しているとはまず気付かない筈です。 MPEG-4 AVC/H.264 (H264 は ITU-T (International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) の規格名) で 20:1 圧縮と言うと 25Mbps (毎秒 25 メガ・ビット) の映像 Data となりますが、現在の HD (High Definition = HiVision) Video Camera は最大 24Mbps で撮影できますので、最高画質 Mode ではほぼ放送局送り出し Level の画質を得られることになります。・・・ただし、放送局では数百万円の Lens を数百万円の Body に取り付けた Camera を用いて Pro' Cameraman が撮影した Data を Pro' Engineer が数千万円の編集機器で編集した後に 25Mbps の Data にしますので、Catalog 数値には表記されない部分での画質差はかなりあるのですが(汗)・・・。 HD 画面で 24Mps の最高画質 Mode は SONY では FX Mode …略号の意味は判りません(汗)… と呼称されており、FH Mode …略号の意味は判りません(汗)… は 17Mps、HQ (High Quality) Mode は 9Mbps、LP (Long Play) は 5Mbps、SD (Standard Definition) 画面での HQ Mode は 9Mbps になっていると思います。・・・普及品は FH Mode 相当が「最高画質 Mode」になっているだろうと思います。 実は 24Mbps から 5Mbps に至る圧縮比の違いは MPEG-4 AVC/H.264 による圧縮比の違いではなく、大半が初段圧縮に用いられる M-JPEG 圧縮比の違いと言っても過言ではありません。 MPEG 圧縮は前の Frame (コマ) と現在の Frame との差分 Data のみを記録して行く圧縮方式なのですが、Animation の静止 Scene のように 1 Frame の Cell 画で済むようなものならばともかくも、自然界では風や陽射しの微妙な変化が常時発生していることから Frame 間差分 Data は 1/10~1/3 にも達してしまうものでして、20:1 の圧縮を実現するには予め M-JPEG で 6:1 以上に圧縮する必要があります。 M-JPEG で 6:1 圧縮ならば殆ど劣化が判りませんので、その後に MPEG 3~4:1 圧縮して Total 6 × 3~4=18~24:1 に圧縮しても画質劣化は殆ど判らないのですが、M-JPEG で 6:1 以上に圧縮すると次第に Mosquito Noise 或いは Block Noise と呼ばれる画質劣化が目立つようになってきます。 17Mbps の FH Mode では (24/17)×6:1=8.5:1、9Mbps の HQ Mode では (24/9)×6:1=16:1、5Mbps の LP Mode では (24/5)×6:1=29:1 もの M-JPEG 圧縮が行われていると考えて良く、Wavelt という別種の圧縮方式を用いる映像機器の開発に携わる過程で M-JPEG 時代の Digital Video 機器を扱う顧客と多数接触してきた私の経験ではさすがに 30:1 もの圧縮を行うと素人さんでも殆どの人が画質劣化を感じる Level、16:1 圧縮では新品の S-VHS Video Tape Recorder に新しい S-VHS Tape を装填して 3 倍 (時間) 録画した時のように標準 Mode との違いが判らない人が多いという感じの画質 Level、8.5:1 圧縮ではを殆どの人が DVD 映像との違いが判らない Level の画質と言えるかと思います。 整理し直すと FX (24Mbps):殆どの人が生放送や Blu-ray Disk 再生画質と区別が付かない Level FH (17Mbps): 殆どの人が DVD 映画画質と区別が付かない Level HQ (9Mbps):大半の人が不満を感じない Level LP (5Mbps):大半の人が「3 倍 Mode 録画とか Analog Copy したの?」と感じる Level という感じでしょうね。 ただし、上記の感想は生放送や Blu-ray Disk 再生 Data を直接録画した場合の感想であり、Lens を通して直に撮影する場合は撮影者の腕が大きく画質を左右するものですよ(汗)。 余談ですが MPEG-4 AVC/H.264 の初段圧縮には M-JPEG 6:1 の画質を 20:1 以上の圧縮比で実現できる Wavelet という圧縮方式で圧縮することが許されていたのですが、Wavelet (静止画圧縮では JPEG2000 と呼ばれます) は Consumer 市場では普及せず、医療映像機現場や Cinema Complex の Digital Movie Data 用にしか普及していません。・・・決して高価な回路というわけではなく、Software では Apple 社が Macintosh PC の OSX10.4 に Pixelet という名で導入した経緯もあるのですが、その Macintosh PC も Pixelet を普及させることなく現在の M-JPEG を初段圧縮に用いる H264 全盛に至っているように Comsumer 市場では性能上不利な M-JPEG 初段圧縮が標準になっていますので、H264 と言えども 10Mnps 以下では SD 画面で録画する方が良いと思っています。
お礼
大変詳しいご説明ありがとうございます。
- hayasi456
- ベストアンサー率40% (2402/5878)
個人によって評価は様々です。 また再生するテレビのサイズ、能力で差が解らない場合もあります。 ご自分で両方をテスト、比較して評価されることをお勧めします。
お礼
早速テストしてみます、ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。