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地方分権て何でしないといけないの?

戦後の貧しいときからやってきた制度なのに 何で突然地方分権なんてするの? 郵政民営化もやったら良い事がたくさんあるっていわれたが何もいい事が無いので 何でやりたかったのか全くわかりません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • rikukoro2
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回答No.2

 多分質問者は、政治・経済を日本だけの範囲でみているので、そう感じるのだと思います。  小泉の目指した小さな政府の仕組みは、政府のプライマリーバランスの健全化です リストラ、所得の低下は全く関係ないです。といいますか、結果は逆で、その改革があったからこそ この程度の被害で済んでいるでしょう。  現在の不景気の原因は、米国発のサブプライムローンが問題です。質問者の言う、政府が原因で こん不景気が起こっているのなら、日本だけが被害に合うか、日本が最も多い被害をだすハズですよね。  しかし結果は逆です。  1年前1ドル116円 → 88円     1ユーロ169円 → 112円     1ポンド202円  → 120円まで 円高が進んだのは何故だと思います?  世界中の投資家、銀行筋がリスク回避の為に円に資金を移動したからでう。  世界経済を見れば、日本が先進国で最も被害が格段に軽微なんです。   ですので、『倹約が政府の大目標になった結果』  物価、地価の下げは限定的なものになり、所得も最小限の被害で止まってるのが正解です   その証拠に日本の地価下落率は米国よりも数字は小さいものとなってます  無論、質問者の言うとおり、国の責任を地方に押し付けるという意味合いもありますが では逆に地方に押し付けた(言い方は変ですが)場合の方が前回回答したとおり、メリットの方が 多いわけすよね。  それに簡保の宿の問題は、実質的に、郵便貯金会館やその他の官庁の「公共の宿」などと同様 に、かんぽの宿が旧郵政省の中堅幹部の天下り先確保の目的であったことが明らかになりましたよね  又、かんぽの赤字を少なくするために、本来保険として支払われるべき保険金が支払われなかった ニュースはご存知ですよね。  どんな政策をしてもそれぞれ短所と長所があります   郵政族天下りを潰す長所と、保険金が正確に払われる等の長所と・・   国民が安い宿に止まれなくなる短所・・・  自分的には良いと思うのですけどねw  後郵貯に関して補足です。   銀行も、郵便局も国が補填するのは同じです。ただ銀行はペイオフで1千万しか保障してくれません  でも郵便局も上限は1千万なので同じですよ   それに質問者様は郵政を特別視しておいでですが、郵便局の完全な独占業務ってないんですよ  せいぜい年賀状くらいです。保険、貯蓄、それに郵便もヤマトや佐川のメール便という形で市場において  競争を続けています。   必要以上に郵政を守る事は他業種の参入を阻止することになりませんか?  電電公社→NTTでも、同時に各種企業が参入し、雇用は発生したと思います。もし今でも電電公社1社で  携帯電話1社となり、海外市場に進出はつらかったと思います。   今のようにAU、ソフトバンクの市場競争があったからこそ、海外市場にも参加でき、雇用を生み出して  いるのだと思います。   JRもそうですね国鉄時代なら新幹線の台湾等への海外輸出もなかったんじゃないかと思うのです。  それこそ日本のものづくりが生かされると思うのですが・・・。

v008
質問者

お礼

物凄く納得いかなかった事をほとんど後回答いただいているのですごく嬉しいです。知識が浅い素人考えにここまでご回答頂いて感謝いたします 1 成長率は最悪です。 プラザ合意以来円高になってプラスは資源輸入のみ。 2 腐敗=民間にもある(むしろ利益追求は評価の対象) 天下り=民間での雇用 (これが国家公務員として補償が必要になる) 保険料の未払い=民営化の成果ではない。完全な民間であったらそこまで判明したかどうか不明  3  本丸のマイナスが新規参入により埋まってない。 4  NTTもJRも独自の技術を持っています。郵政に競争力はありません。 5  まだ 気が遠くなるほど優秀な頭脳で そうでなくても(失礼) 狂ったように働く 公務員に吸い上げられた方が 日本の雇用が守られて且つ日本で消費しますので 国内の商売も守られていた事になると思われます。 6 小泉改革の成功イメージは実は政的の廃除以上の物は官僚任せだったんだな?と疑っています。だから 地方分権の成功イメージがもし抱いていないリーダーや 誰にも示せない段階では 改革法案は全て通らなくて良いと考えています。  

v008
質問者

補足

誤字訂正 政的→政敵

その他の回答 (2)

  • dai-ym
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回答No.3

昔からの制度と言うのなら、元々日本は地方分権でした。 江戸時代は、庶民には中央政府である江戸幕府よりも各藩のほうが身近でした。 いまだと地方は中央の言いなりにならないといけません。 しかし、地方分権が進めばそれぞれの地方の特色を出すことも出来るようになります。 しかしその反面今のように中央におんぶに抱っこというわけには行かないので今よりも厳しくなる地方も増えると思います。 郵政民営化に関してはそんなすぐに結果はで無いです。 10年20年後にならないとわからないと思いますよ。

v008
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 幕藩体制が今よりも優れているという事でしょうか? 忠臣蔵を見る限り 中央の言いなり 有力者の嫌がらせ 補助金も無く只 お役に預かりやれば無罪放免 やらねば厳罰という残酷な時代だったのではないかと思っています。  (劇や芝居しか知識が無いのですが、、、。) 郵政民営化の結果が20年後。成功するかもしれないし失敗かもしれないという事。 て言うことは今から出来る事次第で失敗と決まったわけではないということですね。 まだ何も出来ていない事だけは何となくわかりました。

  • rikukoro2
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回答No.1

うーん、すっごく簡単に言うとね、大きな中央集権っていうのは、 その分巨大な官僚組織を抱えることになるのです。 で、官僚組織というのは、時間が経つと必ず腐敗するんです。 そうなると大きければ大きいほど始末に困ることになる。 大きなモノ一個でやる方が、一見無駄がないように思えますが、 実は、小さなシステムを並立させた方が、最終的には競争に勝利するのです。 たとえば、近代以降で一番大きな中央集権組織って、 何かというとソビエト連邦なわけですよ。あれが効率的だと言うヒトは ちょっともう、いないんじゃないえでしょうか。  いま、官僚の腐敗がTVでよくいわれてるでしょ。腐敗が進めば問題になるので、権力を分散しちゃえって話なの。  現状は、自主財源だけじゃ、給料払って施設を維持するだけでおしまい。だから、あとは中央におねだりしたもの勝ち。  このしくみが、今日の大きなムダを生んでいる。 日本ぐらいの大国になると、国レベルでの当事者意識を持つのは困難。 モラルハザードを起こさないためにも、一定の独立採算が必要。  ただし、分権された後、吏僚主導利益誘導政治をやるのも、その地域の勝手。それで破綻したら、他は他山の石とすればよし。 >郵政民営化もやったら良い事がたくさんあるっていわれたが  そのうち分かると思いますよ、   昔、JRが国鉄と呼ばれ、NTTが電電公社って呼ばれた時代、職員が国の金だってゆうので、てんで無駄づかいをしてたのよ  じゃ民間にしちゃえってしたら、あれからすんごい利益を生むようになったの。  無論、郵政は国鉄とか、電電公社とか赤字ではないんだけど、赤字たねながしの『かんぽの宿』とか無駄なものをいっぱい作ったりしてたのね  『何もいい事が無いの』というのは勉強不足ですね。

v008
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 利権政治=集票の為の利益誘導合戦を辞める為の仕組みという説明は知っているのですが 何年もたって リストラが進み 倹約が政府の大目標になった結果 物価が下がり 地価が下がり 所得が下がり 貧乏人が増えた。 つまり 企業が導入した成果主義という名のリストラと同じ目的でやっているような 国が責任取りたくないから権限ごと地方に責任押し付ける「痛み分け」にしか聞こえない。 郵政民営化のおかげで1万ごときであの料理がついたホテルに泊まれていた。景気が悪い今ほど あの安さはありがたいはずなのに廃止かよ。 年間赤字を出していると言うが 簡保事業トータルで赤字になっていないでしょ。民営化という名の分割で ゆとりがあるところまで国民サービスを削ってたら苦しくなるばかりジャン。 箱を売るのに10億の赤字を一気に出して 毎年の5000万の赤字を無くして 1万で泊まれた宿が2万円になるのが何のメリットか? と 思うのです。 国が財投で国債の引き受け先として利用しているだけ。国がついている安心感から 破綻しないので皆下ろさない。破綻すると国民が税金で負担しなければいけない。          ↓ 国の財政投融資で融資が焦げ付く不利益と 外資の資本に多額の配当を抜かれる不利益。 分社化して 破綻の危機もある。株主が損害を被るだけ。 と言う考えがもしあるのなら 株主がサービスの圧縮を図り 結果破綻しない上に 一番の利益が株主と役員に行く。 今までなら多くの雇用を生み出して 国民に高福祉の(利益誘導政治かもしれないが)サービスを行ってきた。  戦時中あれほど国民に無理難題を押し付けたのだから 景気後退ならそれなりに公務員の給与報酬を引き下げる事はやむえないとしながらも絶対つぶさないという事を守れば 中産階級が守られて小売業の生産性が上がるのに。そうでなければ 金融バブル型の経済に頼るしかなくなるのでは? ntt株は 上場時上がりましたが目も当てられないほど下がりました。 上場してその利益で国債が償還できると言うのなら大歓迎です。 しかしそれが何処かの企業に行くだけならふざけるなと言う思いです。 全く知らないながらもそういう印象が漠然と有るのです。勉強したくても これからどうなるのか?そういうことが判らないんです。 

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