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シャッタ・スピードについての疑問
- シャッタ・スピードとは、露光時間(秒)を表す言葉ですが、なぜ「速度」という言葉が使われるのでしょうか?
- 時間と速度は異なる次元の値ですが、シャッタ・スピードはシャッタの機械的動作速度とは関係なく、フィルムに光があたる時間を表しています。
- シャッタ・スピードに関する詳しい説明が記載されている書物やウェブサイトをお教えください。
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写真の専門教育を受け、機械について学んでいながら、この点については気がつきませんでした。全くご指摘の通りです。シャッターが開いている「時間」でありながら、なぜ「速度」というのか。少し考えてみたいと思います。 まずおさえておきたいのは、「露光」と「露出」の違いです。「露光」は、感光材料が光に曝されること一般を指します。これに対し「露出」は、シャッターにより感光材料が光に曝されることです。暗室中にある印画紙に、引伸機による光を当てることは「露光」です。シャッターによって閉じられたカメラ内のフィルムなど感光材料に、シャッターが開いて一瞬、光が当てられるのは「露出」です。後者は「露光」の一部ですがシャッターの介在を意味します。 さて、写真の黎明期にはシャッターはありませんでした。感光材料の感度が著しく低く、瞬間的な露出の必要がなかったからです。しかし技術の発展とともに感光材料が高感度になっていくと、短い時間、正確に露出を与えることが重要になってきました。シャッターの誕生です。ソルントンシャッターやレンズシャッターが開発されました。 ここで製品を効果的に宣伝するため、シャッター、レンズ、感光材料の3つともに「High Speed」という言葉が便利に使われました。シャッターにおいてはより短い時間、露出を与えうること。レンズにおいては開放絞りが大きく、より暗い場所やより短い露出に対応できること。そして感光材料においては高感度であることです。幅広い撮影状況に適する製品を作り出すため、各メーカーはしのぎを削りました。特にシャッターメーカーのコンパーとプロンターの競争は激しく、コンパーは特殊なスプリングで高速シャッターが切れる製品(コンパーラピッド)を用意し、ライバル会社との差異をアピールしました。 こうした歴史的経緯から、シャッターの露出時間を「Shutter Speed(シャッター速度)」と呼び習わすようになったのではないかと推測します。レンズの絞りはF値、感光材料の感度はASAやDINで表します。シャッターの性能はシャッター幕の幕速や、シャッター羽根の素早い開閉で表されます。「より短い露出時間」というより、「より速いシャッター速度」と言った方が宣伝効果になったのでしょう。そこから慣例的に現在のようになったのではないでしょうか
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#3です。 参考になったなら幸いです。資料ですが、Brian Coeの著作は比較的とっつきやすいと思います。Camerasあたりを推薦させていただきます。 http://www.amazon.co.jp/Cameras-Brian-Coe/dp/0856854484/ref=sr_1_5?ie=UTF8&s=english-books&qid=1246080218&sr=1-5 他にも資料を探しているのですが、なかなかちゃんとした「写真機史」は国内には見あたらないようです。お役に立てず済みません。 さて、「35mm換算」についてはおっしゃる通りです。分かっている人はちゃんと理解しているんですが、半可通な方は時々、とんでもない理解をされていて、困ってしまいますね(笑)。デジタルズームに至っては相当、誤解が人口に膾炙しているようで、嘆かわしいことです。 今回のご質問は、仲間とも話したのですが、実にもっともでありながら気がつかない点で、こうした注意を喚起していただき、ありがたい限りです。今後も何かお役に立てればと存じます。質問をお待ちしています
お礼
ありがとうございました。 これにて閉めさせていただきます。
- jyozando
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確かに物理学的な運動速度の定義とは違う概念になりますが、 写真業界で長年慣習的に使われ続けていますので、あまり深くお考えにならない方がいいと思います。 その業界内だけで通じる変な言い回しというのは、どの業界にもありますからね。 単純にシャッター速度=露光時間と、頭の中の辞書に登録しといてください。 古くは高速鏡玉(ハイスピード・レンズ)なんて言い方もありました。 およそレンズと速度は関係無さそうですが、 開放F値の明るいレンズをそう呼んでたんです。 同じ露出なら明るいレンズの方が早いシャッターが切れるからなのでしょう。 「早いシャッターが切れる」というのも考えてみれば変な言い回しですね。 正確に言えば「露光時間を短く出来る」となります。 まあ、写真の世界ではシャッター速度は被写体の運動速度と係わりが深いことは確かです。 高速で運動する被写体を止めて写すためには、 シャッター速度を早くする(露光時間を短くする)必要があります。 逆に等速移動する被写体などでは、わざとぶれるシャッター速度を選び、 ぶれを相殺するようにカメラを動かして、 被写体は止まり背景がぶれるように写すことも出来ます。 「流し撮り」という手法です。 http://www24.big.or.jp/~antares/photo_gallery/camera/camera17.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 >写真業界で長年慣習的に使われ続けていますので、あまり深くお考えにならない方がいいと思います。 >その業界内だけで通じる変な言い回しというのは、どの業界にもありますからね。 >単純にシャッター速度=露光時間と、頭の中の辞書に登録しといてください。 このように言われてしまうと「わかりました」と言う以外にないですね。 そのいきさつを知りたかったものですから。
- carbon24
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「スピード/速度」という言葉に対する先入観がありますね。 たしかに私たちの日常生活では速度と言えば距離/時間の「移動速度」が一般的です。ですから速度=移動速度という先入観ができあがってしまいます。 しかしよく見渡すと(機械の)動作速度や(接着剤の)硬化速度、(神経などの)反応速度などいろんな速度があるわけです。 シャッタースピードは単に時間で表現されますが、厳密には「xx秒/1動作」。「/1動作」の部分は常に同じなので省略されているのでしょう。 クルマのスピードの話でも「80キロくらいで走ってたら・・・」といえば80km/hのことですよね。 ところで一般的な(移動)速度の算出方法は一時間あたりの移動距離ですが、逆に一定の距離を移動するのに何間かかるかという算出方法もあります。前者の方が日常的に便利なので後者はほとんど使われてないだけです。 シャッター速度で言えば「一回動作するのに何秒かかるか」の方が逆の「1秒で何回動作できる」より分かりやすいのでxx秒(/1回の動作) で表現しますが、連続撮影時の連写速度はxxコマ(/毎秒)と逆の方が便利(分かりやすい)です。 スピード(速度)には移動速度以外にも、いろんな種類がある。 単位の一方が省略されることがある。 ということです
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れましたことお詫びします。 >「スピード/速度」という言葉に対する先入観がありますね すみません。私は、「スピード」=「速度」=「速さ」とすべて同義と理解しています。 先入観ではありません。 「mm/秒ぐらいの単位になるべき」と書いたのは単にひとつの例として書いたまでです。 「・・・(神経などの)反応速度などいろんな速度があるわけです。」はまったくそのとおりです。 >厳密には「xx秒/1動作」 私もこのようにも考えましたが、シャッタが1動作した結果、光が通過した時間なのです。それでこの考えはおかしいと思い自分の中で否定し今回質問しました。
- kuma-gorou
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mikanpiさんの言われるとおり、フォーカルプレーンシャッターの膜速だけに着目すれば、2.5m/s前後~6m/s前後と機種により異なれど、膜速自体の走行速度は露出時間に関わらす一定です。 ですから、露出時間は先幕と後幕の作動開始遅延時間差と言う事になります。 ですが、写真の長い歴史の中で、シャッタースピード=露出時間との概念が形成された訳で、これを理屈で説明しろといわれても、説明できるものでは有りません。 これを無理に説明しようとすれば、返って屁理屈を捏ねる事になってしまいます。 ですから、シャッタースピード=露出時間だとご理解頂くしか有りません。 余談ですが、厳密に言えば、先膜後幕ともに一定速度で走行するのではなく、走り始めは遅く走行中に加速されます。 また、レンズシャッターの場合、シャッター開口率と言うものが有って、同一シャッタースピードでも開放と小絞りでは、実効露出時間が変わります。(高速シャッターになる程顕著になります)
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れましたことお詫びします。 >写真の長い歴史の中で、シャッタースピード=露出時間との概念が形成された訳で、これを理屈で説明しろといわれても、説明できるものでは有りません。 理屈ではなくどうしてそうなったのかのいきさつ、歴史物語的なことを知りたかったのです。 技術屋であれば時間をスピードと呼ぶのはおかしいと感じるはずです。しかし、現実それが使われているのであれば、それとなったいきさつがあるはずと考えました。 >先膜後幕ともに一定速度で走行するのではなく、走り始めは遅く走行中に加速されます。 わかります。質量を持つものを加速する場合は、加速時間が必要です。ただし、FPシャッタの場合、感光面をよぎるときにはトップスピードに達しているものと信じています。 レンズシャッタの件は勉強になりました。理解できます。
- Gletscher
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回答にはならないかも知れないですが、私も以前、プロのカメラマンについて写真を習っていたし、自分でも光学の本を買って勉強していました。 そこにも特には書いてないのですが、質問を読んで私が感じたことを書きます。 まず、「露光時間」を「正」として考えていませんか? 現在のようなフィルム式カメラはアメリカのイーストマン社が発明したんでしたよね? そして、その名を「コダック」と言いましたね。 アメリカから日本に入ってきたのですから、英語が先にあったのです。 「Shutter Speed」を「露光時間」と訳したのではないでしょうか? では、なぜ「Shutter Speed」というのかは、その言葉を作った人に聞かないと分からないでしょうね。 しかし、最初のころのカメラにはシャッターが無く、レンズの蓋を手で取ったりつけたりしてたんですよね? だから、シャッターを開ける時間は手の動きの速さと開けている時間で決まったんですね。そこから「Speed」と言われたのじゃないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れましたことお詫びします。 >「露光時間」を「正」として考えていませんか? そのとおり「露光時間」(単位「秒」)と考えています。 とにかく、光が当たっている時間のことなのですから時間と言う以外にないと思っています。 >「Shutter Speed」というのかは、その言葉を作った人に聞かないと 少しコダックとかライカのカメラ資料やカタログで何といっているか、原文で調べてみようと思います。 >シャッターを開ける時間は手の動きの速さと開けている時間で決まったんですね。そこから「Speed」と言われたのじゃないでしょうか。 言葉尻を捕らえるつもりはありませんが、大きなレンズのふたに微小スリットさえ工作できれば、フィルムの前を、そのふたを1時間かけて移動させても1秒の露光時間を実現することは可能です。したがって動きの速さは関係ないと思います。 レンズシャッタでは無理とは思いますが。
- hiyotati
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シャッターがある速さで動いた時に、動作が完結するまでの時間 がドンドン省略された。 なんてのはどうでしょう? 日本語はドンドン短くなるものですし、省略大好きですから、 これくらいのことが起きていてもおかしくないような…。 もちろん、外国語もそういうこともあるでしょうから。 サイトも書物も全く知らないので質問の回答は全然違うのですが、 書かせていただきました。 お邪魔でしたらごめんなさい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れましたことお詫びします。 >・・・ドンドン省略された。 面白い考えですが、何か公的な資料類があるとうれしいのですが。
- hayasi456
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「スピード=速度」だと秒速、時速と発想してしまいますが、 「スピード=速さ」なら納得できるかも? http://100.yahoo.co.jp/detail/%E9%80%9F%E3%81%95/ 人間の走る速さは 一定の距離をどのくらいの時間で移動できるかを測定するでしょ。 100mを9秒とか 車など他の多くのスピードレースも決められた距離を移動する時間を測定しますよね。 シャッターの通過時間、露光時間をシャッタースピード 納得できそうですか? 他にもマクロレンズはマイクロレンズが正しいのでは? と言った疑問もわきます。 http://cweb.canon.jp/ef/lineup/macro/index.html http://shop.nikon-image.com/campaign/micro/index.html http://tool.nifty.com/oyakudachi/webapp/dictionary/search?&word=%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD&scope=&option=0&book0=&book1=&book2=2&book3=&page0=&page1=&page2=&page3=&size=&item2=19060100&index3= http://tool.nifty.com/oyakudachi/webapp/dictionary/search?&word=%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD&scope=&option=0&book0=&book1=&book2=2&book3=&page0=&page1=&page2=&page3=&size=&item2=19386800&index3= http://tool.nifty.com/oyakudachi/webapp/dictionary/search?book2=2&word=%E5%B7%A8%E8%A6%96%E7%9A%84&option=0&item= どうもマクロは単純に長い、大きい、巨大、と言う意味が語源で そこから来ていると私は納得しました。 http://www.freeml.com/search/wiki/%A5%DE%A5%AF%A5%ED ライカもマクロと http://www.leica-camera.co.jp/photography/m_system/lenses/4096.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れましたことお詫びします。 私は、「スピード」=「速度」=「速さ」とすべて同義と理解しています。 >人間の走る速さは一定の距離をどのくらいの時間で移動できるかを測定するでしょ。 >100mを9秒とか これは最大注目点が2点間の所要時間であるからだと思います。 したがって、前提(2点間距離:100m)を先に提示しなければ意味を成さないものです。 ではシャッタの場合の前提条件は何でしょうか。 私にはよくわかりませんが、何かが走る・動く距離やその他の何かではなく、フィルムに光が当たっている時間なのです。 とすれば私には時間としか呼ぶほかないのです。 >他にもマクロレンズはマイクロレンズ 確かにこれも問題ですね。まったく逆の意味を持つ言葉ですものね。 ご紹介のNIKONのページを見ると、 ”『マクロの世界』を撮りたい物に合わせて・・・。「マイクロレンズ」でもう一つの世界を体感してみませんか。” ??? どうもよくわかりません。
カメラの歴史には詳しくないのですが、言うまでも無く、シャッタースピードはシャッター幕の移動速度ではありませんので、mm/秒のような単位ではありません。 露光開始から終了までの速度と言う意味でスピードと言う言葉が伝統的に使われているだと思います。 会話で使われる「シャッタースピード」が露光時間を意味するのは確かですが、実際には速度は露光時間の逆数のはずです。 シャッター速度が早いほど数値が大きくなるほうが感覚にしっくりきますが、実際には表記が時間で表されるため、早いほど数値が小さく表記されてしまいますね。 似たような例としては、低燃費の車とは燃料消費率の低い車を意味しますが、自動車で一般的に使われている燃料消費率の単位はkm/Lです。しかし、低燃費になるほど、数字が大きくなります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れましたことお詫びします。 >mm/秒のような単位ではありません そうです。ただ「スピード」という以上、単位としては「mm/秒」のような単位(何とか毎秒)になるべきだろうと申し上げました。 >スピードと言う言葉が伝統的に使われているだと思います。 私も伝統的、慣例的に日常的に使われるようになってしまったのではないかと考えています。 ただ、その経緯が知りたいので今回お尋ねしました。 >実際には速度は露光時間の逆数のはずです。 そのとおりです。逆数ならば「スピード」と呼ぶことを何とか理解できます(単位系の面においてのみ)。 それに関連して、Wikipediaに記述があります。 ーーーWikipedia(”シャッター (カメラ)”)内の記述ーーーーーーーーーーー 露光秒時は、通常分母のみを表示する。たとえば125分の1秒なら「125」、2分の1秒なら「2」というように表示される。しかし、1秒を超える長時間露出と紛らわしくなってしまうため、そのようなシャッター速度がある場合は、たとえば2秒を「2"」「2s」と表示したり、数字の色を変えたりして区別していることが多い。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー つまり、露出時間なら1/125秒をあらわすとき、シャッタスピード記号”125”と呼ぶ。 これが長く使用されている間に混乱してきたのではないか(「シャッタスピード」と「露出時間」の混乱)と素人なりに想像もしたこともあります。 ただこの記述の信憑性が確認できませんでした。
- okg00
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http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=speed&stype=0&dtype=1 speedを速度と訳すので、そのような誤解が起きるのでは。「shutter speed」で「露光時間」という訳になるようです。シャッターの速度なら、「speed of Shutter」とかになるのでは。 語源は存じません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れましたことお詫びします。 >「shutter speed」で「露光時間」という訳になるようです すみません。どうもこの訳はあとづけ(歴史的)のような気がしています。 ・・・という訳になる根拠を知りたいと思って質問しています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れましたことお詫びします。 私の質問の意図を正しくご理解いただきありがとうございます。 さらに詳しくご説明いただきありがとうございます。非常によく理解できます。 私はカメラを始めたのはつい1年前ですが、何十年も技術屋で飯を食ってきたので「時間」を「スピード」を呼ぶいい加減さが理解できず、またカメラ設計者も技術屋ですのでいい加減なワーディングをするはずはない、何か理由があるはずだ、といろいろと調べたのですが探しきれませんでした。 したがって、これは理屈ではなく慣例(長い歴史の慣例的な使用中の言葉の混乱)ではないかと考えていました。 世の中にはそういうことが多いですから。 でも alonso-kさんのご回答でそういうことなんだろうなあ、とかなり理解できた気がします。 このことを説明している資料や物語でもご紹介していただければさらにうれしいのですが。 同じような混乱で最近気にしていることがあります。 それはAPS-Cでの使用レンズ焦点距離の「35mm換算」という言葉です。 これではレンズの最大の固有特性である焦点距離が、使用カメラの撮像素子サイズによりあたかも変わるように捕らえられてしまいます。 現実、私の周りのカメラマンは焦点距離自体が変わるんだ、というように考えている人が非常に多いのです。 単に、写る範囲が狭くなっている(世の中では「画角」というらしいですが)だけなのに、つまりトリミングされているだけなのに。 情けない話ですね。 これだとパソコンで画像をトリミングして拡大した場合も、初期の焦点距離をトリミング倍率で換算して表記しなければならなくなります。同じ操作なのですから。 写っている像が拡大されているだけで、パースペクティブが変わっているのではないのに。 一眼レフメーカでは、キヤノンやニコンはさすがに「画角」と言っていますが、オリンパスなどははっきりと2倍の焦点距離になる(をカバーする)と言っていますから、嘆かわしいことです。 設計技術者も信頼できない時代になったのかしらと思ってしまいます。 ほかにもいくつか初歩的疑問がありますので、また別の項としたいと思います。 よろしくお願いいたします。