製作者はプロデューサーのことです。
プロデューサーとは映画製作の上での最高責任者です。
もっとも責任重大なことはもちろんお金です。映画といっても利益を上げなければなりません。
【プロデューサーの仕事】
1、キャスティング、ロケ場所、パートナー会社決定などの
プレプロダクション(製作前準備)
2、撮影中の進行度、トラブル管理
3、配給、興行の管理(ポストプロダクション)
1と3は完全にお金の話です。
監督は、撮影(アート)の最高責任者です。
つまり、監督は自分の作りたいものを作りたい。
しかし、プロデューサーは予算内でやってもらいたい。
この二人が話し合って(妥協しあって)どんな映画を作るのか、CGを使うのか、
キャスティングは誰にするのかなどを決めるわけです。
普通に考えると、この二人がお互いを分かり合っているほど、スムーズに映画
ができることは当たり前ですね。同様に監督にとって俳優がどんな演技をするのか
を知っているほどスムーズです。ですからファミリーが必然的に生まれます。
台詞はなんとでもなるんですよ。監督、プロデューサーの一声で。
(全く脚本どおりというのも少ないと思いますよ。)
製作総指揮ですが、これはほとんど意味がないということです。
例えば、続編なら前作の監督などが名前を出したり、有名監督が自分に依頼が
あった映画を(忙しいから)自分の知っている若手監督を推薦して委ねた時
とか、いろいろな場合があります。が、映画に箔をつけるために(観客を呼ぶため)に(多かれ少なかれ)関わった有名監督の名前を借りるということが
ほとんどではないでしょうか。「製作総指揮者」=[thanks to]と理解すると分かりやすいと思います。
以上、映画界就職希望でした。
お礼
回答ありがとうございます。 たしか、メンインブラックをスピルバーグの名前につられて 見に行ったことがあったんですが、くだらなかったです。 スピルバーグは制作総指揮でした。