繰り返しを利用した圧縮

質問

現在の圧縮された音楽のファイルサイズは、収録時間で決まるのだと思いますが、
イントロやメロディの繰り返しを利用してさらに圧縮するようなことは、
行われないのでしょうか？

特に、ユーロビートなんかは、
１．イントロ→２．１番のAメロ→３．Bメロ→４．サビ→１．イントロ→
５．２番のAメロ→３．Bメロ→４．サビ→１．イントロ→・・・・
となっており、イントロの繰り返しとかは、同じものをまた記憶しておく
必要はないように思います。サビが終わったあと、「さっきのこの区間の
イントロをもう一度繰り返します」という情報だけを記憶しておけば
いいわけで・・・。

こういったことは、行われているのでしょうか？
その予定はあるのでしょうか？

回答No.3

mizinco · ベストアンサー

特殊なソフトを使用する方法でよければ、既に同じような事がなされています。

WindowsにACIDという少し変わった波形編集ソフトがあります。

これは元々、テンポが一致していないオーディオファイル同士を自動計算で結びつけて１つの曲にする、という作曲補助のためのソフトなのですが、そのオーディオファイルにはＭＰ３などの圧縮形式も使えますので同様の事が可能です。

まず元となる曲（ＭＰ３）をACID付属の波形エディタで繰り返せるポイントで分割し、msndanceさんがお書きになったユーロビートのような構成でACIDへ分割したものを貼り付け、ACID専用の「ACID-ZIP」というファイルへ保存すれば、繰り返せる部分に容量を使わなくてもよい状態になります。（ACID-ZIPはバージョン４以降にて使用可能なフォーマットです）

ＡＲＣさんがお答えになった「コピペの情報だけを持たせておいて省サイズ化を図る」というのがまさにこのソフトですね。

参考URL：

http://www.hookup.co.jp/software/acid4.0/acid4.0.html

回答No.2

ARC

＞打ち込み系の曲ならば、エディタでコピペして作曲することもあるんじゃないでしょうか？

そりゃあ、パートごとの繰り返しでしたら何とかなります。（先の回答でのMIDI系のフォーマットなど）
ですが、一度全部のパートをまとめた形の波形になってしまえば「繰り返し情報」は何の意味も持たなくなりますよね。
あるパートがいくら繰り返していたって別のパートが少しでも違っていれば波形としては全然別のものになりますから。

エディタの段階では、コピペの情報だけを持たせておいて省サイズ化を図る、というようなものもあるんじゃないかと思いますよ。

回答No.1

ARC

>こういったことは、行われているのでしょうか？
一部のmidi系のフォーマットでそのようなものは見たことがありますが…
実際にはそういったフォーマットを作成しても、あまり普及しないと思いますよ。
だって、繰り返しを使うためには、「まったく同じ」パートを続けなくてはならないんですから。
「ニュアンスが似ている」ではダメだと思います。
(パートA マイナス ボリュームｎ％といった形でフェードアウト程度なら、何とか表現できるかもしれませんが…）

繰り返しのある曲だって、繰り返すたびにニュアンスは異なっているはずです。
音の波形においては「わずかにニュアンスが違う」データってのは「全然違う」データとさほど変わらないんですよね。

補足

でも、本当に全く同じパートを繰り返すことって、結構多いと思いますが。
打ち込み系の曲ならば、エディタでコピペして作曲することもあるんじゃ
ないでしょうか？