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熱帯地方はなぜ感染症が多かったり衛生状態が悪いのですか?
熱帯地方、亜熱帯地方は衛生状態が悪かったり、熱帯地方特有の感染症が多かったりしますが、何故でしょうか?
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多くの病原体、そして病原体を媒介する生物にとって、亜熱帯や 熱帯のほうが生存しやすいからです。一般に気温が高く、水分の多い 環境のほうが、多くの生物にとって都合がいいのです。 しかも熱帯では、人間の観点から見て衛生状態の優れた都市を作る ことが難しいことから、病原体と媒介生物を減らすのが困難なのです。 観光という観点でも、熱帯や亜熱帯では自然そのものが観光の対象に なるため、観光客が自ら病原体の多い環境に行ってしまいます。 なお、衛生状態の悪化には、温度と水分の両方が必要です。暑い けど水分の少ない砂漠では、感染症が特に多くはなりません。同様に 日本のような湿潤だけど暑くはない環境では、衛生状態の維持は さほど難しいことではありません。そもそも日本も一年中湿潤な わけではありませんしね。 ちなみに感染症と気温には、相関性が見られることが証明されて います。ただ、感染症のなかには気温や水分が高いと、逆に発生が 減るものもあります。たとえばインフルエンザは湿度が高くなると 発生率が減ります。ウイルスが水分に弱いからです。ただ感染症全 体で見るとやはり、温度と水分を好む病原体と媒介生物が多いのです。
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- lemon530
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どのような理由でこのような質問を旅行カテゴリーでされるのでしょうか? 南北問題という言葉をご存知でしょうか?南北問題とは、先進国は地球の北側に多く発展途上国(絶対に後進国と呼んではいけません)は赤道から南半球にかけて多いことから南北問題と呼ばれています。簡単に言えば経済状態が悪い国々が「南」には多いということです。 経済状態が悪い中では衛生状態が悪く感染予防に対する医療もままなりません。また、暑い国々では細菌を媒介する昆虫などの活動も活発ですし細菌そのものの増殖もさかんです。冷蔵庫に入れておけば長持ちする食物も気温が高ければ腐りやすくなる理屈と同じです。 最初にも書きましたとおり、質問者さんの質問の理由が分かりませんが、南の国々では経済的な理由で沢山の子供たちが適切な医療を受けることなく死んでしまうような現状があります。同じ人類としてとても悲しいことです。 多くの国際線の飛行機にはユニセフの募金袋がついています。そうでなくてもユニセフに寄付することは大切な行為だと思います。もしも、そのような南北格差に関心があられるのなら、ユニセフへの寄付をしてみてください。 偽善ではありません。私は国際線での帰国便では外貨の小銭をユニセフの小袋に入れています。
- 参考URL:
- http://www.unicef.or.jp/
- syoship_q
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発展途上で、衛生管理状況が整っていないからではないかと思います。