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歴史科目の必要性について。
英語や国語は実用的ですよね。 理系科目も論理力養成のため、また技術者の道具として必要なものです。 しかし歴史なんて学ぶ必要はまったくないと思います。 はっきし言って歴史なんて古臭い事を学ぶよりも、 政治、経済、法律の教育に力を入れたほうがよほど個人、社会の ためになるのではないでしょうか。 まぁ教養として少しくらい教えるくらいはいいと思いますが、 受験科目としては、歴史はふさわしくないと思います。皆が必死に なる受験の科目は、本当に必要な事のみに限るべきだと思うからです。 そこで質問です。 日本史、世界史を受験科目にするのは、廃止すべきだと思いますか?
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんのおっしゃりたいこと、分かるような気がします。 私は法学部出身なのですが、中高一貫の学校へ行ったため高校入試の無い気楽さから、中2の時に落ちこぼれ、高校3年時にはまったくのダメ高校生になっていました。 高校レベルどころか、中学生の2次関数も現在完了形すらもわからないままだったのでとても行ける大学は無いと海外留学へ逃避し、4年間アメリカで学んだ後、日本へ帰国しました。 帰国後一念発起し、日本での大学進学を決意し幸い第一志望である大学へ入学できました。 しかしいざ法律の勉強を始めてみると自分があまりに歴史を知らないことに唖然としました。 大学は一応「私学の雄」と言われる一流校だったので、中高でしっかりと歴史を学んできた周りの学生に比べ、中高落ちこぼれで全然歴史を学んでない私(しかも入試は政経選択)との差はそれは大きいものでした。 そういう意味で、他の回答者の方々が言われるとおり歴史の重要さは身にしみて感じています。 ______________________ しかし質問者さんのおっしゃることにも、別の観点からとても重要な点が述べられていると感じるのです。 先日このサイトで「親に選挙へ行けと怒られたのですが、衆議院議員と参議院議員、県会議員など全て同じと思っていました。それぞれどう違うのですか?」みたいな内容の質問が出されていました。(見た感じネタでもないみたいでした) 実際世間には警視庁と警察庁、検察庁の違いも知らない、集団的自衛権どころか自衛隊と海上保安庁の区別もつかないとか。 いやそれどころか中には公定歩合って言葉も契約法のイロハも知らず会社を経営してる人間も居れば、総理大臣と自民党総裁の違いも分からず飲み屋で一国の行く末を語ったり、果ては芸能界などでの知名度から国会議員として多額の歳費を貰ってる者さえいるのです。 つまり歴史や科学等の「教養」はさておき、現代人としての「最低限知っておくべき知識」さえあまりに現状はお粗末すぎる側面があるのです。 例えば多くの巨大詐欺被害の報道を見たり、(主義・立場の違いとは別に)あまりに稚拙な政治的主張を見たりすると、質問者さんのおっしゃる「国民にはもっと政治法律経済などの常識を義務教育レベルで教える必要がある」って主張には一理あると言わざるを得ない面があるのは事実だと思います。
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>日本史、世界史を受験科目にするのは、廃止すべきだと思いますか? 思いません。 >政治、経済、法律の教育に力を入れたほうがよほど個人、社会の ためになるのではないでしょうか。 現代の世界情勢を語ろうと思えば、必然的に歴史を勉強する羽目になります。 そして我々の先代の方達がどのように国を作ってきたかを知らないと、 未来を担うこともできないのではないかと思います。 古きを訪ねて新しきを知る、という言葉もありますしね。
およそ社会科学は西洋近代史を学ばずして、まともに理解できるものではないと思いますが。 法律にしても、基礎法学を軽視して解釈学ばかりやったって砂上の楼閣です。 古代ローマ史や市民革命すら知らない人間が、政事や法律・経済を学ぶのですか? 歴史が古臭いというのは理解できないことです。
- dqpq05
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>日本史、世界史を受験科目にするのは、廃止すべきだと思いますか? 思いません。 >政治、経済、法律の教育に力を入れたほうがよほど個人、社会の ためになるのではないでしょうか。 政治、経済、法律の教育(勉強)に力を入れると、必然的に「なぜ現在のような形になったのか?」ということを理解する必要に迫られるわけです。 「現在に至る経緯を知ること」イコール「過去を紐解くこと」イコール「歴史」です。 歴史と現在の世界情勢は直結しているわけです。 歴史の知識は実用的どころか必須のものです。
お礼
意見ありがとうございます。 そうですね、「なぜ」となりますから、教養としては意味ありますよね。 ですが、そもそも中高で政治、経済、法律の勉強に力が入ってません。 本来は政経法という本題の次に来るべき、教養としての歴史が、 なぜか先に来てしまっています。 それは本末転倒なのではないでしょうか。
- suiton
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必要です。 過去を知らない人間に未来は語れません。
お礼
意見ありがとうございます。 しかし、それなら現代史ぐらいを学べば十分ではないでしょうか。 チャーチルさんは言いました。 「過去を遠くまで振り返ることができれば、 未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう」 つまり現代史を知っていれば、ある程度先の未来まで 分かる事になります。一般人にはそれで十分だと私は思います。 室町時代の事を知ればだいぶ先まで漠然とイメージできる事になりますが、 5百年後の未来を語ってなんか意味あるんですかね。
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お礼
それって、法律や政治の専門家の話ですよね。 そうじゃなく、受験科目なのですから、一般市民の話です。 現代では、織田信長がなにをやったか知ってる人でも、 総務省が何をやってるか知らない人がいます。 集団的自衛権について知らない人がいます。 サブプライムローンって何?っていう人がいます。 これらの現状についてどう思いますか? 集団的自衛権より織田信長のほうが大切なんでしょうか。