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「7人の侍」のヒントは?
友達と、ルーツを辿る遊びをしていて、 ・特攻野郎Aチームは必殺シリーズにインスパイアされた ・必殺の音楽は、西部劇のテーマに酷似 ・西部劇の傑作「荒野の7人」は、「7人の侍」に着想を得た。 ・「7人の侍」のヒントとなったのは・・・? という疑問に突き当たりました。 「7人の侍」のルーツは何処にあるのでしょう。黒沢監督も意識していない文学、映画全体の流れの中でのルーツなどがあれば是非教えていただきたいです。また監督自身の言葉があれば、それもお願いします。
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全体の着想はわかりませんが、勘兵衛が握り飯を投げて賊を捕らえるエピソードは実在の剣豪「上泉伊勢守信綱」のものです。 あと『7人の侍』ではなく『七人の侍』ですよね。
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私は.なんそう里見はっけん伝に似ているが. と感じた時がありました。ただ.全部読んでいるわけではありませんので.部分的には明治の「遊び」に見られる闇の小説を感じる部分があります。
お礼
同感です。実際その話題は出ましたが、少し時代が離れ過ぎているかな、という事で受け入れられませんでした。今までさんざん、必殺やら特攻野郎やら飛躍していながら、そこだけ真面目に考えたのかはわかりませんが。
- akios
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私も大好きな映画です。何度も見直していますが、馬に乗った野武士に、コメを作っている農民が竹ヤリで挑む姿は、まるで第二次世界大戦のようだと思います。 正確ではありませんが、戦後しばらくの間GHQの統制により、戦意高揚につながるような映画が禁止された時期があり、この映画はその統制の解禁直後のものだったと聞いたことがあります。 私は、戦争に負けて辛い思いをした日本人のストレスを爆発させたような映画だと解釈しています。 リアルタイムで観ていればもっと激しく感情移入できたのではないでしょうか? さらに、若い侍と農民の娘が結局結ばれなかったり、野武士を撃退したにもかかわらず勝ったのは農民だと結論付けている箇所など、身分や階級を明確に区別して表現しているところにも、古い身分制度や階級制度に対する戦後の新しい考え方が表れているような気がします。 その象徴が、もっとも感情移入しやすく表現された菊千代なのではないかと。 勝手な解釈ですみません。面白ければそれでいいんですけどね。
お礼
生き残った野武士たちと、大戦から帰還した日本兵に共通点があると、僕は思います。勝手な解釈ではありますが。 そんなメッセージ性もあるのでしょうが、娯楽映画として見ても、あの興奮は、並みの映画じゃ感じられませんね。すごい映画です。
お礼
ご指摘の通りです、変換が面倒で、アラビア数字のままになってしまいました。 なるほど、実在の剣豪ですか。