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郵政選挙で成立した小泉政権について
参議院で郵政法案が否決されたことをきっかけに 「国民に郵政の賛否を問いたい」との目的で解散した前回の選挙。 郵政以外を争点にしないといい、徹底的にほかの議論から逃げて演説をしていました。自民党は郵政民営化の是非を問う国民投票だ、とも言っていました。 郵政民営化法案はすでに通過した現在、もはや小泉政権はその役目を終えたといえるのではないでしょうか。 任期がまだあるからといって前回の選挙で国民に「目的」とした事以外に手をつけること、というより、主目的よりその他の目的に多大な時間を割くというのは、卑怯に感じます。 郵政を問うことが目的で「郵政民営化を問う国民投票」であったのならば、成立した現在、もうそろそろ解散をして郵政以外の政策について国民に問うべきだと思うのですが、どうでしょうか。
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小泉首相が「郵政改革の賛否を問うための選挙だ」と言ったその言葉の通り 郵政改革に賛成だから自民党及び自民党立候補者に投票したという有権者は数多くいたと思います。 しかし投票というものはもともと、それぞれの党・候補者の公約などを総合的に判断して行われるべきもののはずです。 それなのに、小泉首相が「郵政改革の賛否を問うための選挙だ」と強調していたために、 前回の選挙、マスコミもひっくるめて小泉首相に踊らされたような形になってしまったような気がします。 そのような状況を作ってしまったわけですから、郵政民営化法案が通った今、もう一度選挙を行ったほうが良いとも思いますが、 踊らされた有権者も正確な判断が出来ていなかったわけで、言葉が悪いですが、自業自得のような気がします。 しかし、"踊らされた有権者"の多くは前々回以前の選挙は投票してなかった人が多いみたいですし、 そういう人々が選挙に関心を持つようになるきっかけを作った点では小泉首相のやったことは評価できる気がします。 これで自民党がそれらの有権者の反感を買うような政策をとれば、次回の選挙は逆に面白い事になりそうで、楽しみです。 前回は民主党は、アピールの仕方などの時点で完全に失敗してた感がありましたしね。
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- kaz1916
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あなたの言うとおりですね。 郵政一本で小泉を支持していた人たちは、結果的に全てを支持していると捉えられてもしょうがありません。 これからは当分の間文句を言わず、高い税金を払いレベルの下がった住民サービスで我慢しましょう。 自業自得ですから。
お礼
ありがとうございました
郵政改革の論点だけでも得票率はほぼ互角であったのに、小選挙区制のロジックのようなものによって大勝しただけです。民意は郵政のみに限定されるので他に手をつけるのはそれに背く事になり、あまりの行過ぎは次回の揺り戻しの原因となるでしょう。 これから増税や安全保障面で国民の権利がじわじわとむしりとられていくのに、目先の好材料目当てで投票した人があまりにも多いというのが実感です。
お礼
ありがとうございます。 >郵政改革の論点だけでも得票率はほぼ互角であったのに、小選挙区制のロジックのようなものによって大勝しただけです。 実質、郵政民営化や小泉政権を国民が強く支持したというわけではないというわけですね。 しかし、郵政以外を争点にしないという姿勢に「NO」という人が多かったということはありませんよね。そこの部分に非常に疑問を感じるのですよね。有権者の判断がこんなんでこの国の国政は大丈夫なのかと。極端な話、「郵政以外どうするか考えてません」とかいう集団に国の舵取りを任せてしまったのですから。 >他に手をつけるのはそれに背く事になり、あまりの行過ぎは次回の揺り戻しの原因となるでしょう。 そうだといいんですけどね。 >目先の好材料目当てで投票した人があまりにも多いというのが実感です。 そうですね。
- patofu
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郵政以外の政策について問うためだけに選挙ってありえません。 郵政だけに絞ったのは自民党の戦略であり、民主・社民などは憲法やら年金やら謳っていたではないですか? それも含めて自民党が勝ったんですよ。
お礼
ありがとうございます。 勝てば官軍ということなのですね。勝てばどんな選挙戦略でも許されるということなのでしょうか。 他党は年金等総合的な政策を訴える従来の普通の戦略だったのに対し、自民党は他の政策、とりわけ年金や消費税に関することは一切避けて選挙演説を行いました。 こんな演説しかしない政党が大量議席獲得をし、選挙前に何も言わなかった他の重要政策に自由に手をつけるようでは国が滅びるのではないかと危惧します。
- unapuka
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簡単に言いますが、そんなにポンポン解散したら莫大な金を浪費するし、なによりも海外からしてみると「しょっちゅう解散してるしまともな政治ができてないな」って思われて不利になるんじゃないの?選挙期間中って政治がストップするわけだし。
お礼
ありがとうございます。 そりゃそうなんですけど、ということは、それにもかかわらず、「郵政以外は争点にしない」とした行為はどう評価されるべきなんでしょうか? 理想的な争点設定だったのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 >踊らされた有権者も正確な判断が出来ていなかったわけで、言葉が悪いですが、自業自得のような気がします。 そう。そういうことなんです。そんな選挙戦術にはまってしまった有権者が悪いのかもしれません。しかし、国民をだますような、国民を扇動するような選挙戦術に非常に疑問に感じました。「勝てばいいんだよ」という人が多いのですが、こんなことをしていていいのかと。国が滅びそうと感じました。 郵政と憲法だったら憲法のほうがよっぽど重要なことだと思うのですが、憲法のことなど一切選挙で訴えていなかった。それが「2/3超えたから余裕で憲法改正できるね」ってことで改正の方向に向かうというのは、正常ではないと思うのです。私個人は10年前から憲法改正を訴えていますが、プロセスを無視した改正の動きには怒りを覚え、また民主主義制度の危機を感じます。