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「♪」の記号を考えついた人
知的好奇心なんですが・・・音符を使って音を表すことを考え出した人って誰だか知っていますか? また、どうしてこういう(→♪)記号になったのでしょうか?
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音符の書き方(記譜法)の歴史はかなり長い話なので簡単にお答えします。 音符(例:♪=八分音符)がなぜ必要になったかというと、中世ヨーロッパの教会で聖歌隊が聖歌を歌う際に、全員が同じ音階と同じ音の長さで、そろって歌う必要がありました。 そのために考えられたのが音符でした。 研究では8世紀にはその原型が見られるそうですが、ある程度形になったのは11世紀頃と言われています。 現在でも当時書かれた楽譜で残っている最古の音楽が「グレゴリオ聖歌」と呼ばれるもので、いろんなCDが出ています。このころの音符は現在のものとは違って、4本の線に音階を示す「点」と長さを示す「棒」が書かれています。それを「ネウマ譜」といいます。 5本の線に書かれるようになったのは15世紀頃で、音楽の作り(音階・長さ・リズム)が複雑になるに従って、現在のような音符に発展したというわけです。 というわけで、発明したのは誰かとは言えないのですが、いま見かける音符の背景には1000年以上にわたる歴史があるのです。 ネウマ譜の写真があるサイトがあったので、参考に見てください。
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- pitagorajr
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これは勝手な自己流の考えですが。白玉でなく黒玉であることは、音符の「はんこ」をつくるときたくさんほしい黒玉を作りやすいはんこにしたためと思います。書くのも丁寧でなければ黒玉は点でもよく白玉より書きやすい。次に八分音符二つは(文部科学省の正式用語)→「桁」(けたぼうのこと)でつなぐのは自然な考え(尺八の縦書き譜でも同様のことをしている。)それが半分になったので♪になったと思ってます。
お礼
回答ありがとうございます!
お礼
音符ってそんな昔からあったんですね~!とても分かりやすい回答、ありがとうございました。