※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに、、)
白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに
白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけりーーー若山牧水
参考情報1:白玉(しらたま)とは、白玉粉と呼ばれる米の粉で作った団子である。
参考情報2:はくぎょくろう【白玉楼】《中国、唐の詩人李賀(りが)の臨終の時、天帝の使いが来て、「白玉楼を完成したので召してその記を書かせよ」との命を告げたという故事から》文人・墨客が死後に行くといわれる天上の宮殿。
さて、掲題の和歌を詠じる際、「しらたま」と発音するのか、「はくぎょく」と発音するのか。
「しらたま」と発音したほうが語呂が良いのですが、和歌の意味が不明となります。
白玉楼を略して「はくぎょく」としたのであれば、意味が通るように思いますが、語呂がよろしくないと感じます。
また、文末の「べかりけり」は過去形と思いますが、なぜ、ここに過去形がくるのか。
実際は、にぎやかな酒を飲んでしまいましたが、本当は静かに飲むべきであった、との反省があるのでしょうか?
質問1:掲題の和歌を詠じる際、「しらたま」と発音するのか、「はくぎょく」と発音するのでしょうか?
質問2:過去形で終わらせることの意味に関して、ご存知の方より解説をいただきたく。
日本語や和歌に詳しい方より、解説を頂けれ幸いです。
お礼
ありがとうございました。 お蔭様で大好きな歌を深く理解できました。 なお、「白玉の」と「の」まで含めて検索すると下記のように「連語」という用例が見つかりました。奥が深いですね。 ==== 大辞林 第三版の解説 しらたまの【白玉の】 一 ( 連語 ) 美しいもの,白いものの隠喩的表現。白玉のような。真珠のような。 「 -人のその名をなかなかに言を下延へ/万葉集 1792」 二 ( 枕詞 ) 白玉は緒に通すところから「を」にかかる。 「逢ふ事の片糸なれば-をやまぬ春のながめをぞする/古今六帖 1」