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中央アジアのラクダはヒトコブ?フタコブ?
一般に、西アジア・北アフリカのラクダはヒトコブ、中央アジア・モンゴルのラクダはフタコブと言われています。 http://homepage1.nifty.com/dromedarius/j_index.html 英語でフタコブラクダのことをBactrian Camelと呼ぶようなので、バクトリア(アフガン北部を中心に栄えた国)周辺でかつては見られたと思います。でも、いろいろな人の旅行記や私個人の経験からも、中央アジア(ウズベク・アフガン)で見たラクダはヒトコブでした。どなたか中央アジアのどこか(モンゴルを除く)でフタコブラクダを見られるところを知りませんか?また、中央アジアでフタコブラクダが見られない原因、例えばフタコブラクダがヒトコブ化したり(優性遺伝とか)、生息地が東へ移動したという事情があるようなら教えてください。宜しくお願いします。
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- lupinletrois
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ラクダは野生種はほとんどいないようで、ヒトコブはオーストラリアに持ち込まれ 再野生化したもの、フタコブはゴビ砂漠の一部にしかいないようです。 家畜種については、フタコブは熱帯に適応した種でアラブ系・イスラム系に好まれ るようです。激しい寒暖対応のヒトコブはモンゴル・トルキスタン・中国にいるよ うです。カザフスタン・タジキスタン・アフガニスタンもヒトコブが優勢な気がし ます。ただ、アフガン東北部山岳地帯などのイスラム勢力の弱い地域でフタコブが 見られるかもしれません。 また、ラクダの起源は北アメリカ大陸のようで、バクトリアは家畜化が進んだ地域 ではないでしょうか。 http://www.momonga.tv/trial1/amu_park/zoo/ae/a97_06f/xaedat.htm http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/2432/tryp2.html
お礼
>ラクダの起源は北アメリカ大陸のようで、バクトリアは家畜化が進んだ地域 興味深い推察ですね。教えていただいたサイトによると、エジプト考古学の吉村教授も楽だが東からやってきたといっているとのことで、事実なのかもしれません。ですが仮にそうだとしても、現在北アメリカやバクトリア地方にフタコブラクダがいない(?)ことは謎のままですね。