あなたのお気持ち分かりますよ。
人間関係で、相当つらい経験をした人なら、大抵の人は、一時的、若しくは、長期間『人間不信』になってしまうと思います。
過度に「他人の顔色や反応」「人からどう思われているのか?」を気にしてしまったりしてしまうのも、過去のつらい経験から、無意識に、且つ、本能的に自己防衛してしまうからでしょうね。
経験上、多分、質問者さんは他人に対して、次のように感じてはいませんか?
・周りの人々全員が、自分にとって何らかの脅威を感じる対象となってしまっている。
・人と接する機会がある度に、精神的に、どうしても緊張感を覚えて身構えてしまい、とても疲れてしまう。
※周りを気にし過ぎるあまり、自分でも自分自身の精神状態を平静に保つことが難しい。
また、『家族関係がうまくいっていなかった。』ということも、あなたが、普通に他人との接したり、付き合ったりするのを難しくしていると思いますよ。
親から愛情をたくさん受けて育った子供とそうでない子供では、人格形成や人付き合いの面で、大きく異なってしまっても不思議はないからです。
例えば、分かり易いイメージとして、「かわいがられたペット」と「かわいがられなかったペット」では、人懐っこさや性格も違って当然ですよね。
『いじめ』というものも、実際のところ、誰の身に降りかかってもおかしくないものだと、私は思います。
結局、いじめる側からすれば、いじめる対象が「自分より優れていても気に入らない。(自分の劣等感を払拭するための自己防衛)」「自分より劣っていると思えば見下したり、馬鹿にする。(自分の優越感を満たすための手段)」と思えるようになったし、いじめる人を冷静に見ていてそう思ったからです。
だから、「あなたが、特別に他人から傷付けられて当然の人だ。」なんて思わないことです。
≫『人からどう思われているかどうか。』『人からどう言われているか。』について
人は自分の基準で、勝手に他の人を評価したり、見下したり、批判したりするもので、他人があなたを見てどう感じたり、どう思ったりするか等は、結局、他人次第なんですよ。
どんな人でも、すべての他人から好かれたりすることは不可能なんです。
今のまま、過度に他人を気にし過ぎる習慣が身に付いてしまうと、次第にあなた自身というものが無くなってしまい、常に他人に振り回される人生を送ってしまうことになりますよ。
※『他人の感情』についてまで、あなたが責任を持つ必要もなく、あなたに責任がある訳では無いということに早く気付いて欲しいです。
≫『誰にも心を開けない。』について
あなたは、今、周囲全体を敵に囲まれているような心理状態だと思いますので、現状では「人に心を開く。」ことは困難でしょうね。
「いつ、他人から傷付けられるか分からない。」と感じている状況では、安心して、心を開くことは出来ないでしょうし、出来ないのが当然と言えば当然だからです。
≫今後について
個人差はあるでしょうが、『こころの持ち方』次第で、周囲の人のことで苦しむことは、時間と共に無くなっていくと思います。
敏感に他人の顔色や心情を汲み取れるということは、良い意味で『あなた特有の優れた能力』ですから、これからの人生で必ずや役に立つ日が来ますよ。
お礼
他人なら疑うのが当たり前だから、受け流せるけど、家族や親しい人達まで同じように感じて苦しいです。気になったら聞いてみるのも良いですね。