- ベストアンサー
マーラーの交響曲第9番第一楽章について
マーラーの交響曲第9番第一楽章の、提示部の第一主題と第二主題がどこなのか解らないのでどなたか解りやすく教えて下さい。 この作品(第一楽章)はソナタ形式の諸作品の中でも特に素晴らしいと聞きましたが、正直ぼやーーっとしててメロディらしいメロディがつかめません。 あと、展開部についても解説して頂ければなおうれしいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
コメントがつかないようなので、私が同じ質問をして 識者のかたから回答をもらいました。 以下、引用 回答が付かないようなのでご参考まで。私は専門家ではありませんし、マーラーは意図的に形式から逸脱する書き方をすることが多いので、正解ではないかもしれません。 時間は、私が参照したテンシュテット指揮ロンドン・フィルのCDの概略時間です。 ・第1主題:7小節目から(0'25") ・第2主題:27小節目から(2'10") 提示部に繰り返しがないので、下記で擬似的に2回目の主題提示を行っている。 ・第1主題:47小節目から(3'40") ・第2主題:80小節目から(6'00") 展開部は、108小節目(7'25")から。 再現部は、347小節目(22'40")から、第1主題の再現。第2主題の再現は372小節目(24'25")から。 406小節目(27'00")からがコーダ(終結部)でしょうか。 引用おわり
その他の回答 (1)
- GC508S
- ベストアンサー率32% (172/535)
私もマーラーは大好きなのですが、マーラーの時代に なると、ただのソナタ形式ではなく、「拡張されたソナタ 形式」になっており「古典派」のような単純な 「ソナタ形式」とは違い、主題が多重に出ていますね。 「ソナタ形式」というのは、後で学者が勝手に定義づけた 様式で、ハイドンでさえ、そんなものは知らなかったのです。 こんにちではモーツァルトの音楽は厳密には 「ソナタ形式ではない」というのが定説なのは、ご存知かと 思います。 マーラーはメロディーは基本的にないです。 あるとすれば、第五番のアダージェットくらいかと思います。 メロディーがなくても心を揺さぶるのがマーラーの音楽 だと思っています。 もう40年くらい聞いていますが、そう思います。 音楽史で言うとロマン派の時代のガブリエル・フォーレの レクイエムでは既に完全終止しませんよね。 フォーレの完全終止しないのを聞いて、先輩のサン・サーンス は頭を抱えていたと聞いています。 もっと、音楽を楽しみましょう!!
お礼
モーツァルトの作品がソナタ形式でないというのは聞き捨てなりません。 非常に気になりますね。
お礼
すばらしい!!! ありがとうございましたm(_ _)m