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ギターのCコードについて
ギターのCコードですが、レギュラーチューニングで一番太い弦を開放してはいけないことになっています。(ConEは別として)Eの音はCコードの構成音ですが、実際弾いてみると、確かに低音弦Eの開放弦は邪魔でしかありません。一方Aのローコードでは低音弦Eは弾いてもいいことになっていて、実際このコードでは違和感はありません。これはなぜなんでしょうか。
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貴方はすばらしい点に気付きました。 それをローインターバルリミットと呼びます。 『二つまたはそれ以上の低い音の音程差を不快に感じないためには限界がある』と言うことです。 まず質問の場合Cコードの際の最低音の6弦のEと5弦のCの差は6度、一方Aのローコードの場合は最低音のEと5弦のAの差は4度。 どの低さまでその音程差は使えるかは音程差や楽器の音色によっても違います。 6度のように複雑な音程差はあまり低音に創ってはいけないのです。 4度や5度は単純な音程差ですから結構下まで使えます。 詳しく知りたければ参考URLの上から2番目の譜面を見て下さい。 P4が4度 m6というのがこの場合の6度です。 ギターは譜面より実音はオクターブ下ですからp4はまさにAのローコードの6弦と5弦でokですが、m6は下の音がC#位までとなっていますから6弦Eと5弦のCの6度はバツです。 ギターConEの場合は五弦はミュートしたり7フレットを弾いたりしますが、実はあまり(ローインターバルリミットを)気にしないでそのまま弾いたりすることも良くあります。 ギターはピアノなどより高く感じますので低音のぶつかりをことさら強調する弾きかたでなければそれほど気にもなりません。
お礼
なるほどローインターバルリミットですか。たいへんわかりやすい説明ありがとうございました。よく分かりました。