- ベストアンサー
大林宣彦監督作品のファンの方へ質問です
- 21歳の私は大林宣彦監督作品が好きで、特に尾道三部作がお気に入りです。尾美としのり、小林聡美主演の「転校生」や原田知世主演の「時をかける少女」など、素晴らしい作品ばかりです。
- 尾道に行ったこともあり、その美しい風景に感激しました。いつか尾道に住みたいと思っています。皆さんの一番好きな作品は何ですか?私は「さびしんぼう」が一番です。
- また、大林宣彦監督の作品に影響を受けて実際に尾道に住んだ方はいらっしゃいますか?大林監督の作品とは異なり、若い人たちの間では山田洋次監督の「男はつらいよ」(寅さん)が人気ですが、若い人で大林監督のファンという方は少ないようです。しかし、私のように若い人でも大林監督の作品を愛する方はいるのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は40代の男です。 21歳とお若いあなたが大林監督の映画を好きだなんて好感が持てます。 「さびしんぼう」の冒頭のナレーションにもあるように、尾道の風景って懐かしさがあり郷愁感に包まれますね。 尾道へは一度行きましたが、クルマで通りすぎた程度なので物見遊山してません。 でもここがあの作品の舞台かという感慨はありましたね。 私も尾道三部作では「さびしんぼう」が好きです。 尾美としのりさんの演技がいいですね。 涙をこぼしながらピアノを弾いていて、傍らに母親がやってくる。 涙の意味を勘違いして、 「あなたそんなにピアノの練習嫌い―――」 と言った後の、 「母さん…母さんのさびしんぼうってさ…どんな人だったの…」 と嗚咽を噛み殺しながら言うシーンは感動でした。 他にも細かい演出がいいなぁと思うのは、プレゼントをもってゆりこに会うシーンで、魚屋で買い物を終えたゆりこに、 「ゆりこさん」 と声をかけた後の魚屋のオヤジがひろきに注目するのですが、すぐに視線を下に向けます。オヤジさんの心配りまで伝わってきます。 良くできた作品です。
その他の回答 (3)
- EDGH
- ベストアンサー率47% (22/46)
こんばんは。 コメントを書くのは初めてですが、質問者様が尾道に住みたいという質問は拝見してました。 いよいよ行かれる事になったんですね。 私は、ファンと言うほどの者ではありませんが、映画が好きで大林監督の作品も殆どテレビ作品も含め見ております。 尾道三部作は、 新・尾道三部作 ふたり(1991年) あした(1995年) あの、夏の日(1999年) と呼ばれている物の方が好みです。 私好みの作品は、ANo.2の方が殆ど書いておられますので、敢えてそれ以外をあげますと、 青春デンデケデケデケ・野ゆき山ゆき海べゆき なども好みです。 もうかなり前(十数年前)に、広島に赴任していた事があります。 その時に休日を利用して、尾道にも何度かドライブで行きました。 ?名前を思い出せないのですが、浄土寺から海側の方にいった所に美味しい揚げ物屋さんがありました。 また、二号線沿いの福山市近くに萬来軒というおいしいラーメン屋がありました。 まだあるかどうか知りませんが、お時間があれば行って見てください。 新しい出発で得る物が沢山あると良いですね。 頑張って下さい。
お礼
まだハッキリと住むと決めたわけではないです。 親にまだ言ってないので、でも今の仕事は3月でやめます。 「あした」は大林映画の俳優総出演という感じがしてよいです。 個人的にはベンガルさんと岸辺一徳さんが対決するシーンが 好きです。最後に仲直りしてベンガルさんが一徳さんに「家に来い カミさんが料理作って待っているから」と言うセリフもよいです。 「青春デンデケデケデケ」は観音寺ロケ作品ですね 私は林泰文さんのちっくんもよいですが 大森嘉之さん演じる寺の息子が面白いです。 ちっくんにエロ本貸して 「今度はもっと上級なの貸してやる」と言うセリフが おかしかったです。 でも演奏シーンは素晴らしかったです。 「野ゆき山ゆき海べゆき」はもともと 「さびしんぼう」の富田靖子さん主演で作られる予定だったのが 事務所の関係で富田さんが出られなくなり 鷲尾いさ子さんの主演デビュー作となりました。 でカラー版とモノクロ版が同時公開され話題になり DVDもその両方のバージョンが収録されています。 尾道に何度も訪れているなんてうらやましいです。 私はまだ1回しか言ったことがないのに ちなみに渥美清さんの「男はつらいよ」(寅さん) 舞台である柴又(東京)は3回訪れています。
補足
実はラーメンは食べませんでした。 というのも大林映画ラーメンが出てこないからですね あとtk1113さんすいません「あした」と「ふたり」良く見ないで勘違いして お礼を書いてしまいました。すいません どちらも赤川次郎さん原作でタイトルもひらがな3文字なので 「あした」の感想はこちらの5896609さんのお礼に 書かせていただいたので読んでくれたらよいです。
こんにちは。 大林宣彦監督の映画はいろいろ見ています。 「HOUSE」というファンキーなホラー映画も好きだし、ノスタルジーな尾道三部作も好き。 今、40歳という年齢に近づき、一番好きだなっておもうのは「異人たちとの夏」です。 主人公や、死んだ親たちの年齢に近づいて、昔子供のときに見たときは分からなかった彼らの気持ちがすごく共感できるようになってきました。 ちなみに、兵庫県にすんでいて、広島はそれほど遠くないのですが、まだ行った事がないです。 大林宣彦監督は「ジュブナイル映画(青春ファンタジー系)」の名人だと思うのですが、最近そのジャンルの映画が少なくなりましたよね。 さびしいことです。
お礼
回答ありがとうございます。 「異人たちとの夏」は風間杜夫さんの主人公が死んだはずの両親(片岡鶴太郎・秋吉久美子) と浅草で再開するの話ですね、3人ですき焼きを食べようとお店に行き食べようとしたら 両親がだんだん消えていくシーンはよかったです。あと最後に名取裕子さんの同じマンション に住む女性が主人公の部屋に来るけど、実は幽霊になってしまっていて主人公を襲おうと するシーンは衝撃的でした。 最近は確かに大林映画や「男はつらいよ」(寅さん)みたいな作品が少なく なってきていますね、それは残念です。 もっとそういう映画が増えて日本はこんなに素晴らしいと若い人にも 知ってほしいですね、
- tk1113
- ベストアンサー率53% (97/180)
若くなくてごめんなさい(笑) 大林監督の映画が大好きでほぼ見ています。 お勧めは「はるかノスタルジィ」と「あした」でしょうか。 その他にも「その日の前に」とか・・・。 またちょっと趣が違う作品で「あの夏の日」や「水の旅人」など。 大林監督の原点は光と影で映し出される美しき幻燈へのあこがれなので 様々な作品があります。 上に挙げた作品はどちらかというと生きることとか、感情とかを 見つめた作品ですが、「愉しい」を追求している作品も多くあります。 そういう意味では「HOUSE」もおすすめ。 私自身は尾道に行きたい!と想いながらまだ叶っていませんが 多くのファンが訪ねているようですよ。 坂の町のため、あの風景の維持が大変なようですが 移り住んでその建物で喫茶店を営んでいる方もいらっしゃるようです。 その方たちはみなさん20代から30代の若い方々でしたね。 このあいだTV番組でルポしていました。 今日は泣きたい・・・という日には 部屋を暗くして「姉妹坂」か「その日の前に」を見ています(笑)
お礼
若くなくても答えていただくだけでうれしいです。 「はるかノスタルジィ」は舞台は小樽ですね 原作者である山中恒さん(「転校生」「さびしんぼう」の原作者でもあります。) のふるさとが小樽なのですが、で勝野洋さんの主人公は「さびしんぼう」の ヒロキ(尾美としのり)の成長した姿でもあります と大林監督の本に書いてありました。 「あした」は名シーンが多いですね 私は実加(石田ひかり)が真子(柴山智加)に「お姉ちゃんじゃなくてあたしが死ねば 良かったのに」と言った後真子が「もう一度言ったら殴るよ」と言って、実加がまた言ってしまい 真子がひっぱたくシーンが何かよかったです。 「その日の前に」は今の所新作ですね、実は主演のウッチャンナンチャンの南原さん は大林監督のファンでそれが縁で相方の内村さんと仲良くなったと本人がDVDのインタビューで 言ってました。南原さんの主人公が死んだ奥さん(永作博美)の手紙を看護師さんからもらって 手紙に「忘れていいよ」と書いてあり、泣くシーンは泣けました。 「あの夏の日は」「マキマキマキマキマキマショウマキマキ巻いたら夢ん中」という 呪文がよいですし。 「水の旅人」は原田知世の先生が小さな侍(山崎努)を観た途端 少女の心に戻るのが良かったです。 「HOUSE」はある意味すごい映画でした。 ピアノを弾いていたら指を食べられたtり、井戸から顔が出てきたり 「金田一耕助の冒険」や「ねらわれた学園」などもそうですが 初期の作品も別の意味ですごいですね、 やっぱり若い人でも少なからず大林監督のファンはいるのですね、 その番組見たかったです。今の仕事が来年の3月までで それ以降はその仕事を続けたかった続けてもよいけど やめてもよいと言っていたので、今の仕事が終わったら 尾道で仕事を探して一人暮らしをしたいと考えています。 (今は大分県の田舎で実家暮らしです。)
補足
「姉妹坂」は日本ではDVDになっていないのでまだ見たことないです。 あと「麗猫伝説」や「漂流教室」、「 可愛い悪魔」などDVDになっていない 作品はまだ見ていません、残念です。 あと監督作品ではないですけど大林監督製作総指揮 さびしんぼう富田靖子初主演の「アイコ十六歳」(今関あきよし監督) はDVDになっているので今度見てみたいと思います。
お礼
ありがとうございます。 「さびしんぼう」良いですね。 ほとんど話さない小林稔侍さんのお父さんが お風呂で唯一ヒロキに話すシーンはよいですね 「お前人を好きになったことあるか、好きになれ その人の喜びも悲しみもみんなひっくるめて好きになれ」 というセリフはいいですね。 風呂からあがって ヒロキはクリスマスに渡せなかったプレゼントを渡しに 船に乗って百合子の住んでいる島へ行くのですね 本当に素晴らしい映画ですね でヒロキの家の舞台となった 西願寺にも行ったのですが ファンの人のためのノートと さびしんぼうのロゴと西願寺 のイラストが入ったスタンプ もあり押しました。 今にもさびしんぼうが出てきそうでした。