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アメリカン・ビューティー
見たんですが、どのへんがビューティーなんでしょう? あえてビューティーっぽかったのは、 娘の友人ぐらいだと思うんですが、主題っぽくないし、 ビニールが舞うのも美といえば美ですが アメリカンじゃないような気がします。 どっちかというと動と静の日本的(東洋的?)な美的感覚だと 思いますが、みなさんはどう感じますか?
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アメリカンビューティで検索すると識者の見解が見られるサイトがいくつかあります。大抵のサイトで言われていることですが、主人公を取り巻く環境は何もかもがアメリカを象徴している事。 (ドラッグ・ゲイ・不倫・離婚問題・サイコ・銃etc) この全ての事を良くも悪くも「これがアメリカだ!」と言う意思を込めて「アメリカン・ビューティ」と皮肉っているように感じます。
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- ginga3104
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私も見た後同じように思いまして、ネットで検索しながら自分なりに解釈したのは、 ビューティ=美=価値観 だと。 映画の解説は#1の方が挙げられたHPが一番詳しいと思います。その中でも、アメリカンのイメージが少ないのは、監督がイングランドの演劇界出身のサム・メンデスによる所が大きいからと有りました。(全編に漂うシニカルさ) この映画の主題は、アメリカの何処にでもあるような中流家庭は個人がそれぞれのビューティ(価値観)を持って暮らしている。だけど、価値観を共有する作業をしてこなかった家庭はちょっとしたきっかけであっさりと崩壊する。それがアメリカの価値観だ。おい、みんな、これで良いのか?(主人公の最後のセリフは、「君も今に判る」という意味だったと思います) だと、解釈しました。ただ、それをこの言葉として表したのでは面白くないし、それぞれが持つビューティ(価値観)は確かに美しいので、そこを「アメリカンビューティ」という深紅の薔薇をモチーフに全編を構成したのだと思います。 特に東洋的な美を意識した訳ではないと思います。核家庭、中流家庭、ビデオ、など日本人にも馴染みが深いツールがちりばめられているので、我々にも入りやすいのでしょうね。
お礼
>特に東洋的な美を意識した訳ではないと思います。 私もそう思います。 もしも、監督がそんなことを言い出したら なんでやね~ん、とツッコミをいれるところです。 回答ありがとうございました。
- kaorunaruna
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こんばんは。 「アメリカンビューティー」は、主人公の奥さんが庭で育てているバラの品種だそうです。 主人公が空想する場面などでよく出てきた赤い花びらがそれです。 バラの名前の「ビューティー」にそれぞれの登場人物の思う「美」をかけているのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。早いですね。 質問してから気づいたんですが、「美」ってのは皮肉のような気もします。 アメリカンというのは「アメリカの」でなく 「アメリカ人の」という意味ですか。 それなら納得ですが、 妻・夫と娘の女友達の描く美・・・これはわかりやすい 肉体美とか自分の成功した姿とか。アメリカンっぽい。 娘の美・・・? となりの軍人・・・? となりの息子・・・ビニールに象徴される何か? 謎は残ります。
お礼
うん、皮肉ってのはいい路線かもしれません。 深く考えるといいタイトルですね。 見終わった直後は意味がわからなかったんですけど。