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痴漢の推定有罪が言論弾圧に利用される日は来るか?

先日、痴漢で起訴された大学教授が逆転無罪となりました。 痴漢という犯罪は、現在の日本で唯一、 女性の一方的訴えで成立するという “推定有罪”の扱いがなされる犯罪です。 【1】 ところが、痴漢でっち上げ事件が起きてさえも、 国は全く痴漢冤罪の対策を取ろうとしません。 皆さんはこれについて不思議に思いませんか? 【2】 マスコミの報道と違って、一般市民によるネット上の発言は、 権力者が陰でこっそり統制することが極めて困難です。 そのため、新たな言論弾圧手段として、 痴漢の推定有罪が利用される可能性はあると思いますか? 将来の日本で、ネット上などで政府を批判する人間が、 権力者の工作により痴漢に仕立て上げられ逮捕されるなどの 言論弾圧は起こり得ると思いますか? 以上。

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noname#84871
noname#84871
回答No.1

前置きが質問を否定している斬新なスタイルに感心したのでそのまま素直に回答させていただきます。 >痴漢で起訴された大学教授が逆転無罪となりました。 はい。 最高裁が出したこの判決は司法(国)の姿勢を明確にし、今後の痴漢冤罪裁判において「言った者勝ち」を全ては許さない判例として多く採り上げられるでしょう。 【1】えっ?取っている例があったような・・・。    少なくとも私は取ったと思っているので不思議も何もありません。 【2】一般的な市民はネット上においても一般的な情報しか得ません。 また、一般市民によるネット上の発言は、点からの情報発信にしか過ぎず、それらの点も主義主張、思想、思考がバラバラであり統一性に欠けるモノになっています。 権力者が人員と資金を投入して一つのまとまった方向性を持った情報を点では無く、線、いや面というべき拠点から流して過半数を超えるネット利用者の思想を統一する事の方が容易でしょう。 極端な話、私か、ご質問者さんが権力者の拠点の一つである可能性も十分考えられます。 勿論両者がそうだという見方もアリです。(笑) さて、こんな曖昧な情報を鵜呑みにして信じる方がどれほど居てくださるでしょうか。 そう考える私はネット上の点からの発信を権力者が問題視していないという結論に至るので、そのような手の込んだ言論弾圧は無いとします。 もし、権力者が危険を感じるほどのネット上の発言者が出てきたとき年間3万人も自殺するこの日本で権力者がそのような手間をかけるでしょうか。 電車内で痴漢に仕立てて裁判するより、ホームで背中を一押しのほうが容易いでしょう。 コナン君の見すぎかな。(笑)

fuss_min
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 残念ながら私はコナン君を一度も見たことがありません。 今までの社会潮流にクギを指す今回の最高裁判決を、 私は一男性として大変評価しています。 しかし、今回“訴えた者勝ち”を 許さないとしたのは司法です。 司法は立法権や行政権とは少し離れています。 立法や行政に携わる権力者が どう考えているかはわかりません。 この判決が出たからと言って安心はできないのには、 他にもいくつかの理由があります。 日本では「容疑者=犯罪者」と考える構図が いまだに根強く残っているため、 無罪になっても逮捕歴があるだけで 社会的差別を免れないという現実もあります。 また、現代の日本では、年功序列の崩壊を伴わない 終身雇用の崩壊が起こったため、 一度人生のレールを外れてしまうと 再び出世の道に戻ることは至難の業であります。 これらの状況から、 一旦逮捕されるとその後無罪になっても、 人生設計に大きなダメージを受けることは 想像に難くありません。 だから、多額の報酬で痴漢でっち上げを請け負う 「復讐屋」などという裏社会の商売が成立するのでしょう。

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