• ベストアンサー

「2001年宇宙の旅」映画版について

ボーマンがスターゲートにはいって進んでいく不可思議な場所は何をあらわしているのでしょうか? また、映画の結末を解説してください。お願いします

  • 洋画
  • 回答数3
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

2つの文明の度合いに「差」がある場合、遅れている文明側から見ると、進んでいる側のそれは「不可思議」としか映らないだろう。と、キューブリックは言っておられました。太古、原始人にライターを見せても「それはタバコを吸う為の道具」と認識させられないように。そもそも、タバコの意味がわからない。 映画を見ている我々が「遅れている側」である限り、それは「不可思議」のままであろうと。しかし、「進化」に関わる何かを成し遂げられたという事実だけは明白のようですね。 あと、「進んでる」のを表現するのにボーマンを瞬時に老化させるあたり、「四次元」チックな表現を選択していますね。3次元プラス時間軸ってことで。

tunoji
質問者

お礼

回答ありがとうございます。非常にユニークな観点で感心しました。文化人類学かそれに類する学問の研究者の方ですか?例えが非常に分かりやすく斬新なので驚きました。回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#2435
noname#2435
回答No.2

神話的な映画ですから、明示的な答えはないのではないでしょうか。 ノベライズ寄りに解説しますと、超人的なものへの進化への過程です。 スターゲートのシークエンスはモノリスを入り口とする超空間を通って、モノリスを建造したと思われる者たちのいる場所への旅の描写です(クラークは「銀河系のグランドセントラル」と描写しています) 到着した部屋は彼らがボーマンを迎えるためにが用意したものです。 ラストは超越的な存在、スター・チャイルドへと彼が変容したことを示しています。サルからヒトへと進化したように、モノリスにより人類が辿るであろう、進化の未来の暗示です。

参考URL:
http://www.palantir.net/2001/
tunoji
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。映画のほうはやはり解釈が難しいですね。 何かの本であれはLSDを服用した時に見られる幻覚に近いという話を読んだことがあります。やはり映画は芸術、小説はSF小説ということで小説のほうが科学的解釈を与えてくれるのでしょうね。回答ありがとうございました。

  • golgibody
  • ベストアンサー率42% (58/135)
回答No.1

見たのがはるか前だったのですっかり忘れてしまいましたが、ぜひ、アーサー・C・クラークの同名の小説を読んでみられることをおすすめします(何でも、映画のあとに書き下ろした作品だそうです)。 そこに詳しく書いてあって、あぁ、なるほど、そういう意味だったのねと思った思い出があります。

tunoji
質問者

お礼

お礼が遅れて申し訳ありません。クラークの小説は旧訳と新訳の2冊を持っています。あれはクラークとキューブリックの間で作品を制作しながら同時進行的に書かれた小説だと聞いています。撮影が終わったばかりのシーンを見てから小説を書くという贅沢な執筆をしたとクラークがどこかで言っています。 小説と映画は似ていますがやはり別物です。小説では目的地は土星の衛星ヤペタス ですが映画は木星が目的地ですよね? ともあれ早速の回答ありがとうございました。繰り返し御礼申し上げます。

関連するQ&A

  • 「2001年宇宙の旅」で・・・

    映画「2001年宇宙の旅」で、後半、木星探査の途上ディスカバリー号は意思を持ったコンピュータの反逆に遭って乗組員を失い、かろうじて船長ボーマンだけが最後に木星(或いはその衛星?ちなみに原作では土星)に着いたか着かなかったのかそのあたりは定かではありませんが、(何せ、1968年当時世界中で流行ったサイケデリック?な強烈な色彩映像が延々と続く・・・)とにかく映画のラストでは一転してロココ調の部屋で年老いたボーマンがベッドで寝ていたり、新たな人類の誕生を思わせる胎児(俗にスターチャイルド?などと言ってますが、あえてそのような低俗な名前は付けないで欲しいものです)の神秘的なイメージ映像などが画面いっぱいに表れ、何か新しいものの出現を予感・予想、そして様々にオーバーラップし、さも観客に何かを問いかけるような意味合い・感じは、S・キューブリック一流のアートというか、イメージ映像だと思っています。(うまく言えないのですが・・・) このあたりについてどのように思われているかご感想を頂ければと思います。 原作と違い、ストーリーはかなり脚色されたり、映像的にも誇大化されたりしているのはご承知の通りです。 まあ、映画は映画として別物として考えて、楽しめればいいわけですが・・・

  • 2001年宇宙の旅、2010年について

    現実の宇宙についての質問でもあるのですが、ボーマンとプールは映画なら木星、小説なら土星に 向かいますが、船は光速進むので老化しないよう冷凍カプセルに入るのですか? その間、地球と二人の時間の差は大きく変わるのでしょうか? 小説の中に「帰還するまで待つと約束してくれた女性は多いが、まとも信じるお人好しはいなかった。」とあります。これはただ単に2年も3年も待てないという意味でしょうか?それとも帰還するころ地球では10年も20年もたっているということでしょうか? 2010年 を観たとき フロイド博士が船に乗ると言ったとき、奥さんが大きなショックを受けていましたが、子供には2年間出かけると言っていたので よくわからなくなってしまいました 宇宙に詳しいかたぜひ教えてください。

  • 「2001年宇宙の旅」のクオリティ

    映像(セット)がとても美しく、40年前の映画とは思えないなと、以前から思っていました。 この映画の9年後にはスター・ウォーズの第一作が公開された訳ですが、同じ宇宙ものですがこんなにもクオリティの差が出ている(9年後の方が劣っている)のはなぜなのでしょうか? ※劣っているというのはセットのことです。内容ではありません。

  • 映画スタートレックと映画スターゲイトの違いについて

    映画スタートレックは、第一の指令の内容を映画化したものであるという事ですが、映画スターゲイトは何を映画化したものであると思いますか。

  • 映画スタートレックと映画スターゲイトの違いについて

    映画スタートレックは、第一の指令の内容を映画化したものであるという事ですが、映画スターゲイトは何を映画化したものであると思いますか。

  • 『2001年宇宙の旅』は白人優越主義の映画か

    最近、『2001年宇宙の旅』を見ていて、この映画は白人優越主義が根底にある映画なんじゃないかと思いました。少なくとも出演しているのは白人ばかりで、(60年代の作品じゃ珍しくない、お前の被害妄想と言われても仕方ないですけど・・・) 月へ行く「オリオン号」の船内テレビで柔道の試合が写るシーンがあるが審判も含めて3人とも白人(少なくとも東洋人には見えない)のようだし、最期に「スター・チャイルド」に進化するのも白人ということです。私の考え過ぎでしょうか?

  • 『スターゲイト』などの面白い映画を教えてください!

    この前『スターゲイト』をテレビでやっていたので見入ってしまいました。(ダニエル学者を好きになりましたw) 普段は映画などは全く見ないのですが、少し映画に興味を持ちました。 洋画で面白い映画を沢山教えてください! おねがいします。

  • 汚い宇宙船が出てくる映画

    パンドラムを観て衝撃を受けました。宇宙船内部がものすごく汚い! スターウォーズでルーク?がゴミ溜めに落ちたシーンがありましたが、そんな比じゃなく汚いです。エイリアンでは汚いというよりもエイリアンが営巣したことによる不気味さ。 まあ、パンドラムのおかげで宇宙船は科学技術の粋であり、清潔であるべきという概念が打ち砕かれました。 そこで質問です。汚い宇宙船が出てくる映画を教えてください。もっと観たいです。

  • 旅がしたくなる映画はありますか?

    旅がしたくなる映画はありますか? というのもディカプリオのthe beachが好きで舞台はタイのピピ島だそうです。 その他にもinto the wildでキャンピングカー生活もいいなと思ったり、モーターサイクルメモリーズで南米に行きたいなとも思いました! その場所に旅を行きたくなるような映画をご存知の方は教えていただけたら幸いです(^^)

  • 宇宙を詳しく学べる映画

    宇宙や、星の誕生などを勉強できる映画や、プラネタリウムがあれば教えてほしいです。 CGで構わないんですが、地球や、他の星の大きさ、場所(距離)寿命、環境が分かるようなのを見たいです。 星の大きさを比べるような内容もあったら嬉しいです。