ゲーム脳とは一体?
少し前に売れた本で、「ゲーム脳の恐怖」というものがあります。
一言で言うと、「テレビゲームをやりすぎると脳波が痴呆の人と同じになって、壊れてしまいますよ」という内容です。
子供の頃がもろにファミコンブームの時代だったゲーム世代の私にとって、あまりにもひどい内容だったため、存在そのものをすぐに忘れてしまっていました。
しかし、この「ゲーム脳」説がマスコミを通じて言葉だけ独り歩きしてしまい、本当に存在するものだと思っていらっしゃる方が多くいることをつい最近知り、非常にショックを受けました。
「ゲーム脳の恐怖」は、基礎的な脳の知識でさえ誤っているうえ、偏見や恣意的な結論を多く含んでいる本です。何より「ゲームをした後」と「ジョギングした後」の脳波の遷移が全く一緒で別の結論を出しているという時点ですべてが崩壊しており、「ゲーム脳」という理論は信用に値しないものだと考えています。
※ 具体的にどこがおかしいのか知りたい方は、以下の参考URLをご覧頂ければと思います
http://www.critiqueofgames.net/book_review/07.html
http://www.tv-game.com/column/clbr05/
私の場合上記のように思っているこのゲーム脳について、皆様にお伺いしたいことがあります。
1. ゲーム脳という言葉を知っていますか? また、どこで知りましたか?
2. ゲーム脳という言葉は、世間でどれぐらいの人に信じられていると思いますか?
3. ゲーム脳は本当に存在するものだと思いますか?
4. この本の著者は、別の著書などで「パソコン」「携帯電話(メール)」「実際の駒を使った将棋」でもゲーム脳になると主張しています。これらを信じますか?
5. もしゲーム脳について何かあれば、なんでも書いていただければと思います。
※ 3, 4 は、もしよろしければその理由も教えて頂けるとうれしいです。