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熊野古道とスズメバチ

10月20日ごろに熊野古道を歩こうと思っている社会人です。 熊野は初めてですので現在いろいろなHPでコースを練っているのですが(めあては熊野本宮大社)、中には猿に囲まれたとかスズメバチの巣があったという記載をちらほら見かけます。 自然の中なのでそれはそうかな、と思いますが、女の一人歩きですのでなにか予防策(スズメバチには黒の服はダメだとか等々)があれば教えていただけますでしょうか。 今はスズメバチが最も活動する時期のようですし多少不安になっております。(苦笑) また、熊野古道でスズメバチに遭遇したことがある方はいらっしゃいますか。 アドバイスをいただけましたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

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回答No.2

(1)「色」について  スズメバチは「黒色」だけに限らず、濃い色には刺激を受けるようです。10月下旬に熊野古道に白色を中心のコーディネートというのは適切がどうかわかりませんが、できるだけ白い色にしておけば安全度は増すと思います。  その際、髪も黒い色をしていますから、白い帽子を身につけられると秋の日差しからの日焼け防止にもなってよろしいかと思います。 (2)「におい」について  お子さんの場合ですと、衣服への食べこぼし、ジュースの飲みこぼしのにおいがハチを寄せ付けます。  女性の場合に気をつけていただきたいのは、香水やお化粧品のにおいです。花に集まるように寄って来たり、成分によっては「敵が来たぞ」と仲間に教えるためにハチが出すフェロモンに似た香水があると聴きます。なるべくお化粧などは簡素になさるとよろしいかと思います。 (3)振動について  スズメバチといえば、よくテレビでは軒先にできた大きな巣を紹介していますが、木の根元や地面に巣を作る種類もいくつかあります。  小型でそれほど攻撃的ではない「クロスズメバチ」の他、世界最大級の「オオスズメバチ」も地面に巣を作ります。  地中に巣があると困るのは、まず、こちらが巣の存在に気づかず、いつの間にか知らないうちに巣に近寄ってしまうということです。  また、普通に歩いていても地中には振動が伝わり、巣の中にいるハチは「自分達に攻撃をしているのか!?」と勘違いして、振動のぬしを攻撃してくる場合があるのです。  もっとも、多くの人があるく散策道ですとその心配は少ないと思いますので、人通りの少ない横道に入る場合などに注意が必要かと思います。 (4)ハチに出会ったら  単に近くを飛び回っているだけならば、無理に手で追い払ったりすると逆効果です。無視していれば大丈夫です。  ハチが自分の周りを旋回し、「カチカチカチ」と口を鳴らすなどの威嚇をしてきた場合は、すぐにその場を離れると追って来ません。ちなみに、スズメバチはその目の構造上、自分の身体の増したは見えません。従って、近くで飛び回られた場合は、しゃがむ(姿勢を低くする)と、ハチはあなたを見失います。姿勢を低くして、足元に気をつけてその場を離れるとよろしいでしょう。  たくさんのハチに囲まれたり、攻撃されてきた場合は、同じく姿勢を低くして、速やかにその場から遠くに離れてください。100メートル以上も負ってくることはまれです。  決してしてはいけないことは、手で追い払うこと。1匹だけだからと、叩き落したりしないことです(仲間が死んだにおいにも、刺激を受けて集まってくることがあります) (5)刺されてしまった場合  刺された場合は、よく言われる「おしっこ」は無意味です。そもそも、出たばかりのおしっこはアンモニアが含まれておらず、また、スズメバチ毒はアンモニアに溶けません。むしろ雑菌感染してしまいます。  また、口で患部を吸い出すのも、吸い出した毒が口の中の傷や虫歯から再び入ったり、あるいは口の中の雑菌が患部から体内に入るなど危険がありますから、絶対に避けます。  正しい対処方法は、  (1)患部をつまんで搾り出すようにする。  (2)次に、冷水でよく患部を洗い流す。スズメバチ毒は水に溶けます。  (3)その後、急いで病院に行ってください。皮膚科か外科かと思います。そのとき、どのような大きさのハチに刺されたのか正確に言う事が、治療の手がかりになります。  「抗ヒスタミン成分」の入った虫刺され軟膏があれば、応急処置ができます。しかしアレルギー体質の方にはこれも逆にアレルゲンになるので、薬剤師さんに相談してご準備ください。  なお、毒を搾り出す道具は、巨大なスポイトのような道具の「ポイズンリムーバー」という道具がアウトドア用品店で売られていますが、まあご旅行にはそこまでは必要がないと思います。  長くなりましたが、スズメバチに限らず、事故もなく、お天気にも恵まれた楽しいご旅行になりますよう、お祈りいたしております。

pekopekon
質問者

お礼

とてもご丁寧で具体的な内容をどうもありがとうございました。ジーンズ(濃紺)が好きなので洋服の色で現在迷い中です(笑)。「危険を感じたら姿勢を低くしてその場をすばやく離れる」。忘れないようにします^^

その他の回答 (2)

  • 777box
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.3

ハイキングで注意しなければ成らない順番は、熊、猿、猪、毒蛇、毒蛾、蜂、の順番となります。 この事から考えると蜂は危険性は低いと考えられます。 何故なら蜂は刺すに至るまでに様々なセクションを経て最終的に刺す事になりますので、刺されないよう注意していれば絶対刺される事はありません。 猛獣類と蛇はこちらが気づかないうちに戦闘体制に入る事が多々ある為もっとも注意する必要があります。 あと以外ですが、毒蛾の洗礼には注意してください。何気に小枝など掻き分けるとその裏に茶毒蛾などが居て刺される事があります。茶毒蛾は卵、幼虫、蛹、成虫、すべにおいて刺す能力があり刺されると大変な事になります。

pekopekon
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます^^ 蜂の危険性は結構低い方なのですね。毒蛾の方が危険なんて。。。とても参考になりました。ありがとうございました。

回答No.1

{抜粋} スズメバチはいずれの種も黒色に対して激しく攻撃性を示します。白色や黄色、銀色などに対しては反応は弱く、 ほとんど攻撃しません。 ただし、たとえ白色であっても、いったん攻撃を受けた あとでは安全とは言えません。 ヒラヒラするもの、純毛製のもの、香水や ヘアスプレーなどの化粧品、 音や振動(虫避けの超音波発信機など)には、 敏感に対応しますから、蜂を刺激する原因となり、 攻撃行動のきっかけとなる場合があります。 http://www.iwaki-nc.fks.ed.jp/htm/bee/bee.htm より一部をコピペしました。 自然が多いところに限らず、どこにでもいると思っていたほうが良いですね。 でも、甘く見ないで、きっちり対策(対処)すれば 恐がる事はありません。

pekopekon
質問者

お礼

お礼が遅くなり申し訳ございません。また早々のお返事をありがとうございました。 最後の励ましのお言葉で落ち着きました^^

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