はじめまして。
夫の仕事の関係上で、北越vs王子の行方を見守っていました。
質問者さんが「クローズアップ現代で全容を理解」とありますが、NHKの番組制作で取り上げた内容が正しく全容を伝えていても、そこはやはり制作側の視点です。
両方の工場の現場を知る夫は「北越は、厳しい中でも新技術導入・設備更新によるコストダウンなどの経営努力をしてきて、社内の上下関係もけっこう感じがいい。古い設備ばかりの王子は、その新しい設備を欲しがったんだろうけど、俺が働くなら王子より北越」と言っています。
規模拡大して、総生産量で業界世界シェアを争わなくても、特化した技術で生き残るという戦略もあります。日本の技術を支える会社の全てが大企業じゃないですよね。町工場みたいなところがものすごい技術持ってたりするし。
北越の選択が間違いなら、いずれ王子製紙なり日本製紙なりに吸収されるでしょう。正しければ、ナンバーワン規模の企業にならなくても、生き残るはずです。この先の経営陣の手腕しだいだと思います。
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