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共通運賃制度とは?

航空サービス利用にかんする共通運賃制度(the Common Fare system)とは何ですか?あちこち調べてもわかりませんでした。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

1のかたの通り、航空業界における共通運賃制度の定義というものはまだないと思います。 しかし、交通機関全体における共通運賃制度の定義を航空業界に当てはめるとするならば、つぎのようなケースが代表例として挙げられるでしょう。 ルフトハンザ・ドイツ航空では、フランクフルトからケルンやデュッセルドルフへ定期便を運航しているほか、DB(ドイツ鉄道)の特急にルフトハンザの便名を付けて、一部の航空券を除いて利用者の希望に応じて選択できるようにしています。 (以前は専用の列車まで運行していました) 本来、列車に乗るときには別に切符を購入しなければならないのですが、そのためにはDBの窓口に並んだり前もって区間乗車券や鉄道パスを購入したりしなければならず、利用者にとってはいろいろと不便。 また、ルフトハンザにとっては、この区間のフライトが満席の場合には予約を断らなければならず、ビジネス・チャンスを失うことになります。 そこで、ルフトハンザとDBが提携して、ルフトハンザの航空券で列車も利用できるようになれば、ルフトハンザはビジネス・チャンスを失わずに済み、利用者増につながりますし、DBも航空券での利用者が増えればその分ルフトハンザから収入が得られます。 そして、利用者にとっては、ケルンやデュッセルドルフでわざわざ空港まで行かなくても中央駅から列車に乗ればよいわけですし、わざわざ鉄道切符を買わなくても済むという利点があります。 もちろん、悪天候や事故などのトラブルでどちらかが運休となった場合には、相互補完がなされますので、安心して利用できるわけですね。 同じくドイツでの例ですが、全日空の航空券(一部のみですが)でフランクフルトへ飛ぶと、フランクフルト空港駅からドイツ国内どの駅へ行くのにも使える片道切符を一律価格で併せて購入できます。 1種類の切符(航空券)で、複数の交通機関を利用できる。 複数の交通機関にまたがる場合、一括購入することで料金が割引になり、利便性が高まる。しかも、ある程度の範囲まで料金は同じ。 この2点は、まさに共通運賃制度の典型であると云えるでしょう。 ということは、ひと綴りで複数の航空会社を利用できて、フライトやルートの変更が可能ないわゆる普通運賃航空券も、共通運賃制度の航空券とみなしてよいのかもしれませんし、鉄道ばかりではなく一部の路線バスや観光船などにも有効な鉄道パス類も、共通運賃制度の好例。 もちろん、2のかたのコモンレート都市という枠組みも含まれると解釈してよいと思いますが、こちらに関しては以前よりかなり複雑になっていまして、その国内はすべて同一運賃と言い切れないケースのほうが増えているようですね。同じ航空会社でも運賃の種類によって追加料金なしで利用できる都市が大幅に異なりますし、追加料金も一律ではないですから、見積もる側にとってはけっこう大変です。

その他の回答 (2)

  • matilda
  • ベストアンサー率32% (3069/9404)
回答No.2

こんばんは。 共通運賃制度というのかどうか分かりませんが、単純にヨーロッパ方面の格安航空券の料金を調べると、『ヨーロッパコモン』という言葉は目にします。 同一運賃内で行ける都市ということで、コモンレート都市内であれば、直行便が就航している都市以外の都市へも同一運賃で行ける、ということです。 例えば、日本からドイツへの直行便はフランクフルトかミュンヘンだけですが、コモンレート都市である他の都市(デュッセルドルフなど)へも同一運賃で行けるということです。 つまり、ドイツの国内線を含めても同一運賃になるということです。 全然違う話でしたらスミマセン(^^;

参考URL:
http://www.nettravel-jp.com/air/euro_commoncity.htm
  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.1

 航空業界における「 Common Fare system 」は耳にしたことが ありませんが、どこでご覧になったり耳にされたのでしょうか?  Common Fare system 自体は、ヨーロッパの自治体を中心に 導入されつつあります。単純に言うと、一定の範囲内であらゆる 交通機関の料金制度を単一化し、利用者の便宜を図るものです。  同システムにはいくつかの段階がありますが、簡単なものは 料金徴収システムの統一化です。たとえばソウルや台北では、 1枚のICカード型乗車券でバスにも地下鉄にも乗れます。 香港はもっと徹底していて、軽便鉄道やスターフェリーにも オクトパスカード1枚で乗ることができます。  次の段階は、全交通機関を一体化したシステムとして考える ものです。つまり A → B の移動において、バスや地下鉄など どの交通機関を選んでも、同じ料金( 単一料金のこともある )で 済むというものですね。  これらのシステムを、航空サービスに導入するのはちょっと 想定できないんですが、もしかしたら近距離シャトル路線に 統一運賃制度を導入したりする考え方かもしれません。すでに 東京/大阪間でシャトル運賃が導入されていましね。

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