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経営層への費用対効果の説明
- 経営層への費用対効果の説明について考える
- 経営層への保守費の説明で困っている
- 経営層による保守費の考え方について
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恐らく、社内稟議の度に、説明をしなければならないということでしょうか。。。お疲れ様です。 まず、 固定費=サンクコストという意味合いで使っていらっしゃるのでしょうが、 実は固定費こそ「投資対効果」が求められるべきものです。即ち、「こんなに多額をかけたのだから、X年以内に利益で回収せよ!」という代物であります。 そして、保守費用は、固定費に付随するものですから、本来であれば、この固定費の「投資対効果」回収の計算に含められるものであります。 即ち「1年目にXX千万円、2年目にX千万円、3年目に・・・を投資し、2年目から毎年XX千万円の利益をあげた」というように。 ですので、保守費に関しては、社内稟議の際も、本来であれば、システムへの初期投資費用とセットで、その投資対効果をアピールすべきものでしょう。 もしこれが求められないとすれば、fallen_angelさんの会社は、”投資対効果”という意味を、ちょっと誤って(端折って)使ってらっしゃるように思いますよ。。。 とこれは理想論としてさておき、 それでは、保守費のみに費用対効果が求められている現状で、何をアピールすべきか? それは、「その保守費が妥当な金額だ!」ということをアピールすることに他なりません。 最も良いのは 「保守費をケチった場合(極端な話、保守契約を結ばない場合)、システムが止まる確率と、止まった場合の損害はいくらか」 という一例を、計算して示すことでしょう。 そして、この損害額(の期待値)よりも、保守費のほうが安い、ということを示せばよいのです。 つまり、 「現在の保守費は、システムへの一種の”保険”の掛け金として適切です」 ということを示せればよいのです。 もしくは、より簡易には 「保守契約を結ばない場合、どのぐらい故障する可能性があり、その都度ベンダーを呼んでかかるであろう実費の見積りがいくらか」の"期待値”を算定し、 保守契約を結んだ方が安価である、ということを示せればよいのだと思います。 ただ直感的には、前者、「システム停止が会社に与える機会損失(利益の逸失額)」との比較の方が妥当でしょう。 というわけで、この考えでは如何でしょうか? fallen_angelさんが、一システム担当の立場でなく、会社全体に目配りした、より経営に近い目線からお考えになることで、他にもアイディアが湧いてくることと思いますよ・・・ 以上、1つのアイディアとしてご参考いただければ幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 正に固定費なんですよね。 導入時に保守費を計上した稟議書にて購入するのですが、翌年には計上した予算はリセットされてしまい、毎年稟議書を書いています。 保険的な説明が通らないので、やはりシステム停止が会社に与える機会損失の方向で攻めています。 システムは止めないのが当たり前(だのクラッカー)ですから、実際に止まらないと経営層に危機感が伝わりません。 幸いとうか、、近年システムの老朽化(これも、なかなか稟議が通りませんが)によるシステム停止により、インパクトは強まっています。 また現在は、関連企業(=別会社)に移籍になっての保守・運用稼業なので、【保守しないシステムは、めんどう見ません。】という態度を採る方向でも上司と調整しています。 参考にさせて頂きます、ありがとうございました。