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キャノン EOS-1Ds MarkIIとEOS-1D MarkIINの違いは?

norakiniの回答

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  • norakini
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回答No.3

 1D系と1Ds系ではCMOSセンサー(画像を受光する素子)の大きさが違います。1Ds系のCMOSセンサーは35mmフィルムとほぼ同じ大きさですが、1D系は少し小さめです。35mmフィルムと同じ大きさにするとよいのですが、製造コストが極端に跳ね上がりカメラの価格がとても高くなってしまうので小さめのセンサーを使うのだと思います。  1D系はCMOSセンサーが少し小さめなので普通の35mmフィルムの外周を少し切り落とした範囲しか撮影ができません。その結果、レンズの焦点距離が1.3倍になります。つまり、せっかく20mmの超広角レンズを購入したとしても1D系では1.3倍されるので26mmとして使用することになってしまいます。広角系では少し不利と言えるでしょう。逆に400mmの望遠レンズは520mmとなるので望遠系の撮影では有利になるとも言えます。  1Ds系では20mmは20mm、400mmは400mmです。  1Ds系は画素数(扱うデータ量)が1D系と比べて必然的に多くなりますので連写速度や連続撮影枚数が減ります。どちらのカメラがよい悪いというのはありません。用途によっての使い分けです。  1D MARKIINは1D MARKIIの改良版で、連続撮影枚数の増加や背面LCDの大型化をはじめ、大小さまざまな点が改良されています。

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