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オーサリングソフトの使い方とは?
- オーサリングソフトを使ってYouTubeからダビングした動画ファイルや自分で撮影したもの、適法にダウンロードしたDVDファイルをDVDに焼く方法について詳しく教えてください。
- オーサリングソフトでの変換方法について詳しく教えてください。特に、動画MPEGファイルとオーディオMP2ファイルへの変換方法について教えてください。
- 他人がオーサリングソフトを使って焼き付け済みのDVDファイルを他のDVDにコピーしても、DVDプレーヤーで再生できない理由について教えてください。
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はじめまして。 1.文章がいまひとつ意味不明なんですけど・・・ DVDオーサリングソフトとは、単に映像MPEG2にして音声MP1-L2にしているわけでもありません。 DVD-VIDEOはVIDEO_TSフォルダ内にIFO、BUP、VOBファイルが収められている構造です。 このフォルダ、ファイルまで構築するのがオーサリングソフトです。 オーサリングソフトではAVIやWMVなど、PCで扱える他の形式の動画ファイルを直接読み込んで、MPEG2ファイルへの変換VIDEO_TSの構築まで一連の流れで作成してくれるものが大半です。 但しPCで扱えるすべての動画ファイルに対応しているわけでもありません。 この場合は動画変換ソフトを用いてDVD-VIDEO規格に準拠したMPEG2ファイルに変換してからオーサリングソフトに読み込みます。 DVD-VIDEO準拠というのは映像ビットレート+音声ビットレートが約10Mbps以下の設定となります。NTSCの場合は解像度は720×480。704×480。352×480。352×240です。 DVD-VIDEO準拠しているMPEG2ファイルの場合は、近年のものはスマートレンダリングでほぼ無変換でDVD-VIDEOを作成するオーサリングソフトが多いのですが、古いオーサリングソフトの場合はフルレンダリングになるものもあります。この場合作成時間が変換時間も含むので長くなります。 準拠していないファイルの場合はフルレンダリングとなります。 ネットからダウンロードしたデータの中にはヘッダーが破損して、PCで再生はできてもオーサリングソフトでは正常に編集、DVD-VIDEOが作成できないものもあります。また元自体が劣悪なブロックノイズだらけの画質の場合はオーサリングソフトがエラーと認識して受け付けない場合もあります。 DVD-VIDEO規格の音声に関してはリニアPCM、AC-3(ドルビーデジタル)、MP1-L2(MPEG音声)、などありますが、日本においてはレコーダーがリニアPCMとAC-3を採用した関係上、ヨーロッパ中心にAC-3の使用料発生を回避して採用されたMP1-L2音声が再生できないメーカー製の機器もあります。 DVDのタイトルホルダー(開発メーカー)の東芝は特に厳格でMP1-L2の音声は再生できません。 PCでの再生ならば、コーデックさえあれば如何なる形式の映像・音声形式ファイルでも再生可能なのでムリにDVD-VIDEOにする必要はありません。 むしろ最低一回はエンコードされるので画質は劣化します。 2.ライティング機能がついているものが大半ですが、ライティング機能がある場合は他のライティングソフトとの競合して動作不良を発生する場合もありますし、そのPCの光学ドライブに対応していてない場合もあります。 光学ドライブもそれこそ数えきれないほどメーカーと機種があるので、全てにおいての動作検証はソフトメーカーにしてもハードメーカーにしても不能です。 当方使用のCOREL DVD MovieWriter7BASICではPLDS製の光学ドライブのせいなのか、ROXIOとの競合のせいなのか、MovieWriterからの直接書き出しでは書き込み速度が最大速に固定されてグレイアウト状態なので、一旦ISOでかきだしてからディスクコピーで4倍速で書き出しています。 3.ライティングソフトでVIDEO_TSを書きこむ場合、オーサリングソフトで作成されたIFO、BUP、VOBの配列順をそのライティングソフトの基準の配列順に変更してしまう場合があります。 この場合はPCでは再生できても一般の機器では再生できないDVD-VIDEOになってしまう場合もあります。 また光学ドライブは特定メーカーの記録型光学ディスクでレーザー出力を調整しているために、それ以外のメーカー製ディスクでは最適な書き込みがなされず、自己録再以外は不可のディスクになってしまうこともあります。 これらの「相性」と称される状態を回避するには16倍速のDVD-Rでも4~6倍速で書きこむと好結果となる場合もあります。 レコーダーでは互換性向上のために、16倍速の光学ドライブを搭載していても故意に4~6倍速に書き込み速度を制限している場合があります。 また非常に基本的なことなのですが、記録型光学ディスクで記録したものは自己録再しか保証していません。 記録側の光学ドライブ、ディスクの状態、再生側の光学ドライブ、ディスクの状態が必ずしも同一となるとは限らないし、記録側にしても再生側にしても常にレーザーの出力状況が同一と言うわけでもありません。 光学ドライブは消耗品です。 なので、他機での再生互換は保証できません。 これは光学ドライブを搭載している機器の説明書、記録型光学ディスクのパッケージには必ず記載されている事項です。 「対応している形式でも必ずしも全てのディスクを再生できるとは限りません」と。 IFOで書きだすからダメなだけで、ISOでHDDに書き出してライティングソフトのディスクコピーでコピーすれば、ライティングソフトによってファイル配列順を変更されることもありません。 ISOで作成しておけばPC側でも仮想ドライブソフトがあれば、マウントすればディスクを挿入したのと同等に使用できるので、使い勝手はIFOよりマシなんですけど・・・
お礼
tama80jiさん お礼御連絡遅れて申し訳ありません。 親切な御回答ありがとうございます。tama80jiさんの回答をベースに色々と勉強させて頂きました。 概ね6割程度は理解できましたが、いまだISOイメージ、DVD-VIDEO規格の音声MP1-L2(MPEG音声)、仮想ドライブソフトやマウント、VTS_TSファイルなどは理解できていません。 今後もOKwaveを通じて質問させて頂きますが、tama80jiさんがこれに懲りずに再び親切にお教え頂ければうれしい限りです。 ありがとうございました。