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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:配管中のガス流の圧力損失によるエネルギー損失)

配管中のガス流の圧力損失によるエネルギー損失の計算方法

このQ&Aのポイント
  • 配管中のガス流の圧力損失によるエネルギー損失の計算方法について知りたいです。
  • バルブによって受ける圧力損失を考慮し、空気が経験する仕事率の損失を求めたいです。
  • 配管の径が不明なため、ガス流速は算出できませんが、概算で求めることは可能でしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

このようなときには、一般的な解法に従うべきだと思います。 先ず、高圧側の空気inに魔法をかけて、赤色に色付けします。 次に、この空気が低圧側に流れますので、低圧側に流れた空気out に魔法をかけて青色に色付けします。 この赤と青は色が変わっただけで同じものです。 これが外部になす仕事をWとします。 W=∫PdV です。・・・・・・・・・(1) 空気を理想気体、つまり Pout*Vout=constant=Pin*Vin が成立するとします。 これは、赤の状態、青の状態、についてだけ成立しますが、 赤から青に変化するときには、どのような関係が成立するか不明です。 色の変化の途中では、可逆断熱変化をすると仮定します。 空気のバルブを通過する時間は短いので、理論的に加熱または冷却には時間が必要ですが、 さっと通過してしまうので熱交換がないと仮定するのです。 そうすると、色の変化時には PV^k=constant=Pin*Vin^k が成立します。 ここで、kは比熱比という物性値で、空気の場合にはk=1.4です。 そうすると、V=(Pin)^(1/k)*Vin*P^(-1/k) これを微分します。       dV={(Pin)^(1/k)*Vin}*(-1/k)*P^{-(1/k)-1}dP これを(1)式に代入してVを消してかPだけの式として積分します。 W=∫PdV={(Pin)^(1/k)*Vin}*(-1/k)∫P*P^{-(1/k)-1}dP ={(Pin)^(1/k)*Vin}*(-1/k)∫P^{-(1/k)}dP ={(Pin)^(1/k)*Vin}*(-1/k)*{k/(k-1)}* [ { Pout^{ k-1/k}-Pin^^{ k-1/k} ] k,Pin,Pout、Vin は既知ですので W を計算して下さい。 なお、これは理論式ですので、圧力はゲージ圧ではなく絶対圧を使ってください。 式の変形は間違っていないとおもいますが、文字が小さいので定かではありません。 何も見ずに、この式を導き出したので合っているかどうかは保証の限りではありません。

energyloss
質問者

お礼

ほんとうにありがとうございます。 とても助かりました。 色を使って説明して頂いたのもイメージし易さの助けになりました。 また、絶対圧を使うべしという点の配慮も有難いです。 断熱膨張を仮定することでポアソンの式が使えるんですね。

その他の回答 (1)

  • okormazd
  • ベストアンサー率50% (1224/2412)
回答No.2

A. 断熱変化とすると、理論的には次のようになると思う。 P:圧力 V:体積 T:温度 γ:比熱比 ΔP:圧力損失 W:仕事 添え字 in:入口 out:出口 とする。 1. Pout=Pin-ΔP 質問の式とは違うけど、ふつうはこれ。 2. ポアソンの式 PV^γ=const から、 PinVin^γ=PV^γ=PoutVout^γ P=PinVin^γ/V^γ   ・・・(1) Vout=(Pin/Pout)^(1/γ)Vin=(Pin/(Pin-ΔP))^(1/γ)Vin   ・・・(2) また、 TV^(γ-1)=const から、 TinVin^(γ-1)=ToutVout^(γ-1) Tout=(Vin/Vout) ^(γ-1)Tin (2)をいれると、 Tout=((Pin-ΔP)/Pin)^(1-1/γ)Tin これで、出口温度はわかる。以後、使わなくてもいいけどね。 2. 仕事、(1)をいれて、 W=∫(_Vin^Vout)PdV=PinVin^γ∫(_Vin^Vout)V^(-γ)dV =PinVin^γ/(1-γ)(Vout^(1-γ)-Vin^(1-γ)) (2)をいれて、 W=Vin^(1-γ)((Pin/(Pin-ΔP))^(1/γ-1)-1) これが、質問の答え。(計算ミスがあるかもしれないよ) B. 実用的な計算は、こんなことはしません。 しかし、 流速と管径、管挿入物の種類・形状が必須です。 これがないとまるで計算できません。 「概算でOK」も計算できない。

energyloss
質問者

お礼

ありがとうございます。 do_ra_ne_koさんのご回答では、Pでの積分に変換していらっしゃったのに対し、okormazdさんの解法ではVでの積分にまとめなおして頂いたのですね。 おそらく両者は同じ答えになるはずだと思いますが、実際に数値を入れて確認してみます。 ほんとうに助かりました!

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