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誤り制御方式の誤り検出再送要求方式(ARQ: Automatic Repeat reQuest)について。
ARQ方式のSR(Selective-Repeat)ARQ方式についてお聞きしたいのですが。 無線通信などで受信側がフレームを受信できなかったときに、後から来たフレームは受信側のバッファというところにおかれます。 ここでバッファの容量についてお聞きします。まず、バッファの容量を越えフレームが溢れてしまった場合どうなるのか? バッファの容量が大きすぎるとどういったことがおきるのか? 無線通信の場合バッファの最適であろう容量はどうやったら求められるのか? ということについてお尋ねします。 技術者の方是非お願いします。
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こんにちは。今は離れていますが技術者です。 まず、ARQ(自動再送要求)は基本的な再送制御方式の1つであり、実際のしくみや手順、オーバーヘッドは実装によって違います。 > バッファの容量を越えフレームが溢れてしまった場合どうなるのか? バッファオーバーフローというエラーが受信側から送信側に報告されます。 送信側ではこれを受けて一定時間後に再送する等の処理を行います。(こういうところがインプリマター) > バッファの容量が大きすぎるとどういったことがおきるのか? 単純に受信側のコストが上がります。 大容量のメモリを装備すると価格が上がるということです。メモリ管理機能も必要になります。 > 無線通信の場合バッファの最適であろう容量はどうやったら求められるのか? 一般的にはトラヒックを仮定してシミュレーションで最適値を求めます。 受信側が再送を要求する契機としては他にもフレーム破損、フレーム廃棄などがありますので、いくつかの条件を振らせてシミュレーションします。 再送制御、バッファ管理、などをキーワードに電子情報通信学会などの論文を検索するとシミュレーションの実際がわかると思います。
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- Kikis
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No.1です。お返事遅くなりすみません。 SR-ARQを実装しているプロトコルの1つにPIAFSがあります。 PHS用の手順ですが、まずは動作例として見てみてはどうでしょう。 参考URLに仕様があり、「再送制御方式」の項が参考になると思います。 3.5世代と言われるHSDPAではハイブリッドARQという改良形を使っていますが、実際に端末に搭載されるメモリ量など詳しいことは未定だと思います。 また、 http://www.net.ss.titech.ac.jp/~otsuki/pdf/00-03-sse.pdf も参考になるかもしれません。 書籍のお勧めができずすみません。 トラフィック理論について書いてある本は読みにくいですが、一読されることをお勧めします。
お礼
こちらも返事が遅くなってすいませんでした。 大変参考になりました。ありがとうございます。 Kikisさんのおかげで勉強がはかどりそうです。
お礼
ほんとうにありがとうございます。助かりました。 すぐに出んし情報通信学会から論文を取り寄せてみようと思います。 あと一つお聞きしたいのですが、ARQについてもっと詳しく勉強したいと思っています。が、参考になる本や論文が少なすぎていいものがみつかりません。 できれば参考になる本やホームページなどあれば教えてもらえないでしょうか? ちなみにSRーARQ方式に関するバッファ量こついて詳しく学びたいと思っています。 お願いします。