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審査に落ちた実績は残るの？ カードローン会社は契約申込を受けると必ず、指定信用情報機関に利用者の信用情報を照会します。 なお、指定信用情報機関というのは、加入している貸金業者から登録された利用者の信用情報を一元管理し、加入業者から照会を受けた際に必要な信用情報を提供する機関のことです。 そして審査に通過すると、カードローン会社は利用者と交わしたカードローンの成約情報を指定信用情報機関に登録します。 成約情報には利用者の住所や電話番号、勤務先、勤務先電話番号の他、契約日、貸付金額、利用限度額などが記載されています。 ところで、カードローンの審査に落ちた場合ですが、審査に落ちた事実というのはどこにも記録されません。 それゆえ、誰にも知られずに済むかと言うと、そうはなりません。 つまり、審査に落ちたということは逆から見れば成約情報が無いということであり、照会情報(申込情報)だけしか残っていないということです。 従って、利用者の信用情報を照会すれば審査に落ちた事実が判明し、おのずと他のカードローン会社に知られることになります。 そして、「他社が審査で落とすのは利用者において何らかのネガティブ情報があるため」と思われることになり、どの業者の審査にも悪影響を及ぼします。 さらに、最近の審査はコンピュータによる機械化が進んでいるため、コンピュータが申込に対する成約情報のない状態、いわゆる審査落ちの履歴を読み取ると、その時点で自動的に審査からはじくことも少なくありません。 審査に落ちた場合、特に2、3社ほど通らなかった場合は申込記録が保管されている6ヶ月の間、申込を控えることが推奨されます。