こんにちは。
以前不動産会社で働いていた者です。
入居審査に関しましては、大東建託のことは詳しくはわかりませんが、一般的にどの不動産会社も同じだと思います。
大東建託が管理会社になっていたとしても、実際は別に大家さんがいます。
基本的に、入居審査としては勤続年数や会社の規模、年収と保証人で審査いたします。
免許の取り消しなどはあまり関係なかったと思います。
管理会社のほうで審査がOKでも、大家さんがダメと言えばどうすることもできないんです。説得はしますが、結構個人的な理由で「この人には貸したくない」と言う大家さんもいます。
以前、「大手企業の法人契約(個人契約ではなく会社が毎月家賃を振り込んでくれる)でなければ貸さない」という大家さんがいました。
優良個人(大手企業の重役で年収もいいけど、法人契約ではないなど)もダメと言われ、そこへN○Kの法人契約で借りたいと言う話があり、大家さんのところへ行ったところ「私はN○K受信料を払っていないから、今後も払いたくないし、N○Kの人は入れたくない」と言われました。
そのような理不尽な大家さんも意外と多いです。
なので、同じ大東建託でも他の物件だったら審査が通ることもあります。
人が良くて審査の甘い大家さんと、かなり審査が厳しい大家さんがいるのが現状です。
実際、借主が家賃を滞納してそのまま逃げてしまうことが多く、取り戻せないことがほとんどなのです。
そこで最近では以前より入居審査が厳しくなっています。
家賃の支払いは必ずクレジットカードで引き落としのみとし、指定のクレジットカードの申し込みをさせられ、カード審査が下りれば審査はOKというシステムを導入している不動産会社も多いです。
もし入居者が滞納しても、カード会社が家賃を立て替えて払ってくれるので大家さんは安心という仕組みです。
その代わり本人がカード会社から督促を受け、ずっと支払わない場合はブラックリストに名前が載るということになります。
簡単に言うと、不動産会社が督促業務をクレジット会社に任せるということになります。
不動産会社は、滞納されて夜逃げされればなかなか居場所を突き止めることはできませんが、カード会社ならどこまででも追っていくということです。
私が今まで見てきた中で、入居審査が通らない人は結構たくさんいました。
人気のある物件の大家さんは特に、断ってもまたすぐに借りたい人が現れるので、ちょっとしたことで断ったりします。
実際、質問者様の彼氏さんがどのような状況かわからないのでなんとも言えないですが、特に問題ないのに断れることはよくあります。
お礼
大変詳しい回答ありがとうございます。 何もなくても断られることもあるんですね。 少しほっとしました。 入居審査というものは、不動産やさんの裏の組織?とかで調べられるのでしょうか?