maruma10のプロフィール

@maruma10 maruma10
ありがとう数0
質問数0
回答数1
ベストアンサー数
0
ベストアンサー率
0%
お礼率
0%

  • 登録日2007/06/19
  • 就職氷河期って本当にあったのですか?

    自分もこの世代にあたるのですが、最近、「就職氷河期世代」、あるいは、「ロスト・ジェネレーション」(米国で使われた表現の焼き直し?)という言葉をよく見かけます。これについて、疑問を感じています。 まず、筋の前提のお話をさせてください。一般論からいって、景気が後退局面に入り、しかもその流れが恒常的に続くのであれば、企業の収益が下がり、新規採用者の数を絞る。従って、絶対数からいえば、就職を希望している学生が、必ずしも希望の企業に就職することができるわけではない、ということは理解できます。但し、これも一般的にいえば、景気後退の局面が訪れれば、こうした現象はごく頻繁に起こることではないでしょうか?だとすれば、なぜここまでこの世代に対し盛んに悲観的な形容が伴うのでしょうか?これが僕の素朴な疑問なのです。 以上のような問題関心から、一つの仮説というか妄想を見立ててみました。実は、就職氷河期世代などというものは、誇大に広告され、喧伝された結果流通した偽装され加工された虚構の事実なのではないのか? これは厳密に論証したわけではありませんし、作業的な仮説にすらなっているとは思えません。ただ、最近本屋で売っているような俗説を見てみると、この世代を過大に評価ないしは、誇大に売り込んでいるような気がしてならないのです。実はそれ以前やそれ以降の世代となんらかわるところのない世代であったにもかかわらず、時代的な要請に従って、なにか特質をもった世代である、と。時代的な環境の変化がこの世代をかくかくならしめたという説明や、この世代の特質が時代環境と対応する形で、~という特徴を獲得した、など色々言うことはできますが、結果として、他の世代とは異なる何らかの位置づけをこの世代に与えてやろう、という試みが現在流行している、というのが僕の俗説理解です。こう理解した場合、近年の「ゆとり世代叩き」や「団塊世代叩き」の現象も理解できるのではないか、となんとな~く思っています。 ここでの眼目は、なぜゆえにこの世代が「強いものが好きで、弱視が嫌い、あるいは弱者に与した集団が嫌い。しかも自分の立場は圧倒的に弱い、という意識を抱えている、それを支えるものは強いものだ」というなんともおかしな「流通された俗説」が、実はメディアによって作られた印象にすぎなかったのではないか、と考えるようになってしまいました。 こうした、いわばどーしようもない僕の「直観」は、次の私の観察にだけ基づいています。すなわち、僕の周辺で、就職活動一般で失敗した人はいない、(失業を伴うようなという意味です)、しかも、景気後退が激し局面であったにもかかわらず、失業者となっている人を具体的に知らない。ここでは、一般に就職活動とは、程度の差こそあれ、希望した業種や企業に必ずしも入ることができない、ということを前提にしています。) つまり、フリーターであろうが、正社員であろうが、みんな職には就いている、しかも景気が悪化している時期にである、これは、取り立てて騒ぐほどの現象であるのだろうか?だとすれば、なぜ騒いでいるのだろうか?ここがいまいち現状の理解ではしっくりこないのです。 このくだらない僕の直観をみなさん、どう思われますか?