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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:原発爆発事故 1年経過しましたが・・)

原発爆発事故から1年経過、福島原発と女川原発の爆発原因と運転停止についての疑問

MCPKMの回答

  • MCPKM
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回答No.10

 福島第一原発、福島第二原発、玄海原発、浜岡原発、美浜原発、大飯原発など、全国19箇所の原発で、アメリカのゼネラルエレクトリック社製のマークIIという原子炉か、その複製品を使っています。この原子炉は、格納容器や圧力容器が小さく、電源喪失し、核物質と水が反応して水素が発生すると、圧力容器に逃がしてもすぐ満杯になるため、亀裂などがあると、1~2時間以内に格納容器や建屋内に充満、その結果、早期に水素爆発が起こるしろものです。その上、コンパクトに作ったため、冷却システムも不十分で、電源喪失、即水素爆発の危険性が高いと、設計当初からゼネラルエレクトリック社の技術者が主張していました。しかし、それでも安価な原子炉として売れるという会社の方針に反発し、自主退社する人が数人でたという、いわく因縁付きの原子炉です。日本が最初に導入した時の原子炉です。福島第一原発では、1号機がそうです。しかし2号機以降は、国内の日立製作所が、その設計図を元に製作した国産の原子炉です。  要するに、日本の原発の原子炉は、このマークIIか、その複製品と言って良いでしょう。また、原子力保安員・原子力委員会・原子力安全委員会・東電は、ひた隠しに隠していますが、ほとんどの原発の発電機は、建屋より海側に作られていますので、きわめて津波に弱い構造であると言えます。  また、福島第一原発にしろ、浜岡原発にしろ、電源を1本の送電線からの送電でまかなって冷却していましたので、その送電線の破損で送電が停止すると、すぐ電源喪失になります。また、発電機も全て海側に設置されていますので、津波が来ると すぐ役立たずになるというしろものです。(敦賀原発も大飯原発も同様です。敦賀や大飯で事故が起こると、関西の水ガメである琵琶湖が、放射能で汚染されるのですが。)  元々、原子力安全委員会が、原子力政策に警告を与える役どころだったのですが、通産省の役人が原子力保安員なる部署を勝手につくり、その部署に原子力安全委員会の代わりをさせました。原子力保安員は、元々原子力発電推進のために、無審査で原発建設を認可するために創設された委員会なので、抑止力は全く持ち合わせておりません。  そこで、原子力安全委員会のメンバーである大学教授は辞職し、警告したのですが、当時の政権与党の自民党も、福島県知事も、原子力保安員・通産省の役人も、それを無視して原発を建設し続けました。  東京電力にしても、東北電力・関西電力にしても、多数の天下り役人が取締役をしておりますので、最近まで通産省は 電力会社に天下った役人の指示を受けて動いていたことは、指摘し続けられています。こういった電力会社を取り巻く環境のため、心ある研究者の公平な意見は無視され、推進派の議員・官僚と電力会社が、これまた過去の歴史を無視して、6mを越える津波は日本に来ない、電源喪失もしないという誤った判断が、まかり通ってきました。 これが、彼らのいわゆる「想定外」の正体です。     冷温停止とは、核燃料が容器に収まっており、中性子の遮断板が正常に機能し、冷水が絶えず循環している状態を指して言う言葉です。その核燃料が、高温のため溶け出し、原子炉の底どころか、格納容器のコンクリートにまで達している状態が現在です。原子炉にも格納容器・圧力容器にも、穴や亀裂が生じていますので、水を循環させることで、ようやく放射性物質の漏れ出しは抑えている(抑え切れていない原子炉もありますが)状態です。また、使用済み燃料棒に至っては、その原子炉・格納容器・圧力容器すらない、簡易のプールに入れられていましたので、建屋が崩壊している現在、原子炉の中身がむき出し状態のまま、水をかけ流して放置されている状態と言えます。当然、核物質は屋外に出続けているでしょう。  このようなプールが、1つの建屋に3~4箇所ありますので、最低で18個の原子炉がむき出しで存在していると言えるでしょう。     稼動中の原発では、原子炉・格納容器・圧力容器とも健在で、冷却システムも正常稼動している(本当は不明だが)事と、電源が喪失していない事が、福島第一原発と異なる点です。ただし、使用済み燃料棒の仮置きプールの存在は、福島第一件発と何ら変わりません。(どこも受け入れ先が無いので、仮置きプールが増える一方になっていますが。)    一時期、東電は穴の開いた原子炉は、回収できないので、新たに6号機建設を経済産業省に申請しましたが、全く事故に対する責任観念が無いとして、却下されています。1~5号機は、廃炉が決定されています(修理不能ですから)。  ただし、まともな冷温停止は、大半の見込みでは10年かかると言われてます。また廃炉は、核燃料が崩壊し尽し、安全になるまでプルトニウムなどを放置するなら2億年、搬出するとして30年はかかります。  

bettybanana
質問者

お礼

日本の原発は、爆発した福島の原発と差ほど変わらない同型の原発という分けですよね。 耐震性は、建築業界によりそこそこ進んでますけど、それでも絶対的なものでは無い事も、震災を繰り返す今理解している方多くいると思いますが、伝え方変ですけど倒壊時のリスクとて有限です。最近の地震の傾向は縦揺れや長い時間揺れ続けたりする事です。 原子炉本体であるカプセルや冷却設備に関しては、実物実験による安全性も十分に確かめられていないようですよね。爆発事故に至るような損傷などが緊急時に確かめられない上に、爆発後にも、危険に晒されている現状が刻々と変わる様子さえ、ある程度の想定はあっても予測不能な現実と戦わなければ責任は果たせない筈ですし・・ 廃棄燃料の地下埋蔵にしても、そうですし廃炉までの期間にしてもそうですし、原発の事故時のリスクは他のエネルギー政策とは比較も出来ない例ほど、桁外れに計り知れないものだと思います。 ロケットにでも搭載して、太陽にでもぶつけるくらいしか考えつきません。総理は、原子炉のテロ対策に重点を置いて警戒すると発言していましたが、安倍前総理の時と同じくらいオオボケだと思います。 福島事故の何処を見ているのでしょうか、まだこの政策、続けるおつもりのようですよね~。危険の認識の薄い国民も多い中、政府はほんとの危険度が分かっていながら、それらを伝えず、利権の為に前に進めようとしてます。妙な取引です。事故後1年経過してますが、余談を許さない現状が続いていることすら関係ないような雰囲気ですから、電力会社とともに相応の責任を果たすべきだと考えてます。 まっミサイル実験もしたいのは本音なのでしょうが、直接の風向きは逆方向ですが、隣国が懸念しているのは、爆発事故がアジア大陸の海岸エリアへ及ぼす影響だと思います。日本のような小さな国に60基近くあって、まだ20基以上増やす予定だったと聞いてます。狂っているって思います。 ご回答有難う御座いました。 いろいろと真実がみえ始めます。

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