日常的な感覚ですと、宇宙は1つであり、その宇宙の中に銀河系があって、太陽系があって、地球があって、植物がいて、動物がいて、人間がいて・・・私たちの日常生活があると、当たり前にして当然にして思っていることですよね。
日常生活では、そこまで考えることすらありませんが。
ですが、日常生活を本当に幸せなものにしたかったり、豊かなものにしたかったりと追求を始めたときには、日常生活から少しずつ離れていかなければなりませんでした。
例えば、食べ物は土から来るものであり、土を無視することは出来ません。そうして、土を見ていると、食べ物をもたらしてくれる場所とそうでない場所があったり・・・と。土だけを見ていては、これもまた食べ物に出くわすことが出来ません。
食べ物に出会うために、
食べ物だけを見ていてはダメで、
土を見れば良いかというと、
土だけを見ていてはダメで、
その様にして、
やがては、地球の地の動きと地球の天の動きの関連にまで関心が広がってくるようになると、少しは食べ物にありつける様になってくるだとか・・・人間の歴史を歩んできますと、食べ物にありつけるためには、食べ物だけを見ていてはいけないということを教えてくれていることに気付きます。
地球の活動をよく観たい時も、
太陽系の活動までを見たいところですし、
太陽系の活動をよく観たい時も、
銀河系の活動までを見たいところでしょう。
その様にして、BigBang宇宙以降の活動を観たい時も、
BigBang宇宙以前の活動までを見たいところです。
それが、インフレーションの海。
ざっくりとしたイメージですが、
そう捉えてみては如何でしょう?
太陽系から、太陽系の惑星が沢山生まれて、
その内の1つが地球であったように、
宇宙から、銀河系が沢山生まれて、
その内の1つが天の川銀河であったように、
生まれてきた宇宙を理解しようとして、
その宇宙の中だけを見ていたのでは、
宇宙を真に理解するには至らないです。
お魚を知りたければ、
お魚を生み出す様にさせている海を知ること。
海から、多様なお魚が生まれている。
海を知ることがお魚を知ることに繋がります。
如何でしょうか?