肩の負担度合いについては先発中継ぎ抑えそれぞれ似たようなものでしょう。
実際1週間の間で準備と試合に投げてる球数の合計なんかは、
先発と中継ぎ抑えでは大して変わらないんじゃないかな?
先発は先発で投板の無い日は肩のスタミナをつける為に投げ込みやトレーニングをする。
その上にトレーニングをしながら投板日にあわせて疲労をとっていく。
簡単にいえば、球数は例えですが、
先発は試合や練習で肩に120球以上の球数を投げる負荷をかける。
中継ぎ抑えは試合や練習で肩に30球前後の球数を投げる負荷をかける。
そう考えれば肩の負担度合についてはどっちもどっちだと思うよ。
先発も肩に球数を投げるスタミナが無ければスグ怪我をする訳だし・・・
違うところといえば先発は疲労が残っていれば球数を投げれない。
中継ぎ抑えは球数を投げなくて良いが多少の疲労とは付き合っていかなければいけない。
ただ中継ぎ抑えはある程度投板間隔が詰まった方が
肩の仕上がりも早く良い球が行きやすい。
その方が投板準備にかかる球数も減るし体力の消耗も抑えられる。
投板間隔が開きすぎて調子が・・・なんてのも多々ある事だし。
まあそのあたりがビミョーなバランスなんだろうけど。
阪神は昔に先発はなんとか5回まで投げてくれなんておかしな時代もあったけど、
本来なら先発はMAX近くまで疲労してゲームを作るのが仕事で、
中継ぎ抑えは余力を残っていても次の投手にバトンを渡してゲームを作るが仕事。
投板した試合に限りでの降板後の疲労度は先発の方が大きいのではないかな?
精神的な苦痛も失敗したり目標まで投げれなかったりしたら
1週間苦痛を持ち続けながらトレーニングをする先発と、
その時はキツくてもまた明日とすぐ切り替える立場の中継ぎ抑えではどっちもどっちだと思うし。
まあ周りから見ると体力を疲労して投げてる中継ぎ抑えの方が苦労しているように見えるけど
先発も投板が無いからといっても決して楽ではないと思うよ。
補足
本気度の件 先発投手は全イニングを全力投球をしているわけではないとの認識です。調子が良い時は球威を出さない調整をすると聞きますし、例えばダルビッシュは昨シーズンではスリークウォーターをさらにサイドよりのフォームにしたとき楽に投げたとコメントしてました。長いイニングとローテを守る先発はペースを考える必要があるのだと思います。