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ユーザーエージェントについて
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)というユーザーエージェントがあったとして、「SV1; .NET CLR 1.1.4322」の部分はサービスパック2やら.NET Frameworkを表しいますが、なぜ必要なのでしょうか。 また、どういうものがこの部分に表示されるのでしょうか。
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Web サイト閲覧に使われる HTTP というプロトコルは、Web サイトとユーザーが常に接続しっぱなしの状態を保持することができず、ページをロードするたびに接続と切断を繰り返します。 ユーザーはページA からページB にハイパーリンクで移動したとしても、サーバから見ればそれが同一人物なのかわからないわけです。 これだと Web ブラウザを使ったアプリケーションでは問題が出てしまいます。 通常は Cookie を利用したりしますけど、Web サイトによってはユーザーエージェントと IP アドレスなどを組み合わせて「同一人物」を判断するようにしています。 ユーザーエージェントに載る情報はだいたい「個人情報ではないが、PC を特定するのに有用な情報」程度です。 しかし携帯電話のブラウザには、ユーザーエージェントに電話番号や機種 ID を載せてしまうものもありました。(今もあるかも) また、".NET CLR 1.1.4322" なんて情報が載ってくれると Web アプリの開発者としてはデバッグなどがしやすくてありがたいです。