私は、IHS表色系のI(intensity)を使えば良かろう、
と、RGBの平均をとるだけ(I = (R+G+B)/3)です。
しかし、ご質問を読んで、確かに、一般のペイントソフトは
IHSでやってなさそうだなあと思って試してみました。
画像1:(R,G,B) = (250, 50, 50)
画像2:(R,G,B) = ( 50, 250, 50)
画像3:(R,G,B) = ( 50, 50, 250)
使ったソフトはWindows PhotoDrawと、Linuxのgimpです。
結果 Y H Win Linux
画像1:112.5 116.7 111 110
画像2:168.5 116.7 169 168
画像3: 72.5 116.7 73 72
へー、ほんとにYを使ってるんですね。確かに
同じレベルの赤と青が同じ輝度なわけないです
もんね。ものの本に依るとYIQはNTSCに使われ
てるそうで、白黒テレビ用の明度はYらしいですね。
どっちを使うか、または他のを使うか、は用途に
よるんじゃないでしょうか。
彩度が大きい画像をグレースケールにする場合、
さらにそれを人が見る場合、明らかにYの方が
よさそうですね。
一方、手書き文書をデジカメで撮影して、文字認識を
する、みたいな場合、彩度も低いですし、R,G,B値が
R=G=Bの直線上にきれいに乗ってくれているのを
わざわざ傾ける理由も無いし、解析的にややこしい
だけですから、Iの方が良さそうですね。
お礼
わざわざ実験までしていただいて、ありがとうございます。 予想どおり、グレー画の輝度はYIQのYだったんですね。 一つ勉強になりました。 ところで、IHS初めて見ましたが、 他の軸はどうなってるんでしょう? どんな時に用いるものなのでしょうか? 手間にならないようでしたらお願いします。