stop_meのプロフィール
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- 登録日2012/10/29
- 恋愛を諦める方法
長文になりますがお付き合いください。 今年で21になる男です。 これまで何人もの女性を好きになりましたが、告白するどころかおよそ親しくなることすらできず、ことごとく取り逃がしてきました。 こんなことに頭を悩ませるのなら、もういっそ恋愛を諦めてしまいたい。 そう思い、質問させて頂きました。 身の上を少し話させて頂きます。 大学はそれなりの知名度の、文系です。 小中高と全て共学です。 中学・高校では運動部に所属しました。 今現在はサークル・バイト・ゼミすべて滞りなく参加しています。 よくイケメンと呼ばれます。なぜイケメンなのに彼女作らないのか?とよく聞かれます。 変に自慢じみた書き方になってしまい申し訳ありません。 しかし敢えてこういう書き方をしたのは、これらの要素が彼女を作る上でプラスとなりうる要素だと考えたからです。 理系よりは文系の方が、女性が多い。 男子校より共学の方が、女性が多い。 部活をしないよりしている方が、イメージが良い。 サークル・バイト・ゼミをしないよりしてる方が、女性と関わる機会が多い。 顔が悪いよりいい方が、女性受けが良い。 このように各要素を個別具体的に精査すれば、「彼女の出来やすさ」は少なくとも世間一般標準を満たすレベルには達しているように思えます。 であるにもかかわらず、現実には彼女は出来ないし、出来る兆しもない。 再び敢えて露骨な表現をすれば、たとえば顔があまりにも悪くて会う人すべてに蔑まれるとか、身の回りに女性が全くいないとかのように、客観的にどう考えても彼女ができるとは思えないという性質の人間では僕は恐らくないのです。 言い換えれば、「なぜか彼女が出来ない」。明確にこれという欠点が定義できないのです。 欠点とは改善点であります。そこが明確化できないということはとりもなおさず、現状を打破し得る手段が無いということになります。 正確に言えば、欠点として思い当るものもあります。 女友達は少ない。口数が少ない。自分に自信がもてない。 しかしこれらは人格そのものに結びついた、覆せない要素です。いわばハンディキャップです。どうしようもありません。 こうした考察の結果として考えられる僕が取るべき指針とはすなわち、恋愛をあきらめるということなのです。 仮初にも1人の男として、この結論を受け入れることに相当の拒絶か伴うことはご理解頂けるものかと思います。 恋愛は魅力的なものです。というより、人生においてこれほど魅力的な経験が他にあるのでしょうか? 好きな女性が唯一無二の存在になって、日々を共に過ごす… その幸福感たるや、満足感たるや、僕にはおよそ比類するものが思い当りません。 無論、悩みや苦労もあるでしょう。彼女いない歴=年齢であるために、それらを想像することは難しいです。 そういう意味では彼女がいたことのある世間一般の男性よりは、却って恋愛への期待が高すぎるのかも知れません。 それでも、思えば恋愛というのは親しい友人との間ではとてもありふれた話題です。 今の彼女か昔の彼女の事を聞かれて、何も言えることのない男性など探す方が難しいものです。 誰もが当然に経験しているとされているからこそ、恋愛の話は誰もが手軽に盛り上がれる話題なのでしょう。 それほどまでに当然必要とされる経験をすることを、敢えて自分から諦める。なぜならもてないから。 これほど自尊心を傷つける選択が果たしてありましょうか。 そうせざるを得ないほど、僕にとって恋愛は大きな存在のようです。 僕は不器用な人間でして、悩みが一つあるとそれで頭がいっぱいになってしまうのです。 ふとした拍子に悩みが去来し、脳内を支配してしまいます。 なんでもない恋愛の話題で、劣等感を喚起されることも珍しくありません。 そもそも「彼女ができない」なんて、皆様にしてみれば下らないことこの上ない理由でこんな長文が書けるわけです。 そんなみみっちいダメな人間が、この先延々と恋愛に悩み続けたらどうなることか。 その損失たるや計り知れないものがありましょう。 僕のような人間がまっすぐ生きていくには、そうしなければならない。 好きな人と過ごすという可能性を捨て、恋愛以外で人生を楽しむ方法を見つけなければならない。 そうでなければ、いつか鬱憤が爆発して犯罪を犯すか、無気力に死んだように生きてゆくか、およそろくな結果にはならないでしょう。 そう決心し、皆様の教えを仰ぐことにしました。 どうか僕に、恋愛を諦めさせて下さい。
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