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  • 登録日2012/08/02
  • 物語の構造そのものを飲み込んだ作品

    物語、創作の世界というのは一つの作られた世界であり それを表現する構造、構成、ルールがあると思います。 この構造やルールそのものの枠を打ち壊して ネタに組み込んだ作品があったら教えてください。 たとえば、酒見賢一「語り手の事情」 これは、三人称で語られる物語における「語り手」 本来人格がなく、誰も見ていないはずの事件をどこからともなく目撃し読者に説明したり 誰も知りえない心理を客観的に述べてみたり その語り手に人格が与えられ一登場人物として一人称の語り手になります 創作主は館の主人として登場し この主人と会話したり交渉したりもします。 漫画だと「めだかボックス」が近いでしょうか。 主人公だから、とかそういった設定が重要になったり 物語の中で公然と語られてしまう。 部分的に作者が出てくるとか 前のページのキャラの脚が次のページに突き出てるとか 物語の外からペラっと喋ってしまう、とかは除外でお願いします。 スケットダンスのロマンとか 「この作者はこういうの好きだな」みたいなセリフとか 部分的なものではなく 構造全体とか、物語のテーマそのものに関わってるものでお願いします。