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  • 登録日2009/03/06
  • 学歴コンプレックスは「心の病」?

    私は某地方国立大→某地方公立大院でいわゆる生命科学関連の勉強をし、その後、民間企業に5年間勤務した後、現在は関東にある某旧帝国大学の経済学部に学士編入学した者です。 高校生の頃は医師になり、発展途上国で働きたいと思っていましたが、学力不足や自分の医師としての適性の無さなどを考えて、生命科学へと進路を変更しました。ところが、これがなかなか面白く、将来もこの分野で研究をやっていきたいと思うようにもなりました(そこの先生が研究者指向だったので「洗脳」されたのかもしれません)。しかし、自分のいる学部学科は、生物物理化学・構造生物学といった分野の研究・教育に欠けると思い、こうした分野に進みたいと思い、全国の国公立大学(私立はお金がかかるので割愛)の各研究室のホームページを見て、自分の思うような研究分野に最も近い所を選んで受験しました。 当時の私には自信があったのか、全国的にはさほどネームバリューのある所ではありませんでしたが、自分の選択が正しいという確信は持っていました。実際、研究の世界では大学名ではなく、よりレベルの高いジャーナルに優れた論文を多く出してナンボですから。 とは言え、休日も返上で毎日朝から夜遅くまで実験に明け暮れ、来る日も来る日も英語の論文を読み書きしなければならない、という人生が窮屈に感じられ(特に実験系の研究室って、土曜日に研究室に来なかったっり、夜早めに帰ったりすると、「さぼっている」と見られる風潮ってありませんか?)修士過程を修了すると、バイオ関連の専門商社に就職しました。自分がこれまでに学んできた知識も生かせ、良い職場だと思ったのですが、やはり、心の片隅にくすぶっていた「発展途上国のために働きたい」という思いが再び頭をもたげ、退職し、現在の大学にやって来たというわけです。 しかし、一般入試で入っていないため、目標を持って今までとは全く違う専攻を志したとは言え、ネット上の「学歴ロンダリング」という批判が気になって仕方がありません。確かに、一般入試で入った人の中には「住んでいる世界が違う」と思う優秀な人もいますが、別に嫌みを言っているわけではないのですが、大学名のイメージから思っていたほど、「住んでいる世界の違う天才たち」の集まり、ってわけでもないように思います。「人から認められるかどうかは自分の頑張り次第」という意見はよく目にしますし、私も正論だと思うので、自分なりにこの1年は一生懸命にやってきたつもりです。しかし、ネット上で「有名私立」と「駅弁大学」とを「>>>>>>越えられない壁>>>>>>」などのように書いて序列化しているのを見ると、「自分は所詮『駅弁大学』の出身さ。」などと自己嫌悪に陥ってしまいます。もちろん、ネット上の意見はランダムサンプリングではなく、バイアスがかかっており、「そんなもの見なければよい」という意見があろうことも十分承知しております。 このコンプレックスを解決する最も確実な方法は、もう一度受験勉強をやり直し、今いる大学の一般入試を受けて合格することです。しかし、これは誰がどう考えても無意味なことです。 私は某公立大の大学院にいた時に「自分は学歴コンプレックスがあって」と相談したところ「大検目指して頑張っている人もいるのに大学院まで行っててコンプレックスとは贅沢な悩みだ」という意見から「人は何か成し遂げられなかったものがあるとそれにコンプレックスを感じるものだ。もし、学歴で成功していても、他の分野でコンプレックスを感じるかもしれない。それを他分野の才能を伸ばすことで『昇華』という形で解消することは何ら問題ではないし、むしろ建設的で望ましい」という答えまでありました。 ロジックでは全く無意味なコンプレックスだと分かっているのですが、ことあるごとに「高校生の頃、文系に進んで、浪人してでも今の大学に一般入試で入っておけばよかった」などと、「反省」ではなく「後悔」を繰り返ししてしまっている自分がいるのです。もしかしたら自分が進学校である高校(地方の公立校ですから、都会の有名私立に比べればとても「進学校」とは言えないかもしれませんが、自分の同級生たちは多く有名大学に進学しました)に行っており、その時の周囲の状況の思い出が自分にそのような強迫観念めいたものを抱かせるのかもしれません。自分で分析してみると、自分はどうも他人の目を気にして、自我を守ろうとする傾向が強いのではないかと思うこともあります。やはりこれはある種の心の病なのでしょうか?だとすればカウンセリングなどを受けるべきなのでしょうか? 長文失礼致しました。宜しくお願い致します。