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江戸時代に小さな村がたくさんあったのは何故

mark-wadaの回答

  • mark-wada
  • ベストアンサー率43% (273/633)
回答No.6

ちょっと違った観点から回答します。 江戸時代までの「村」が、今でいう大字程度だったのは、今までの回答の通りです。 明治になって近代的な各種行政事務の必要が出て来ます。 例えば戸籍を管理して徴兵の資料にするなどで、ある程度、大規模で効率的な行政単位が求められます。その中でなにより必要なのは、 公立(村立)の小学校を作ることでした。 子どもの人数からいっても、また学校設立の負担からいっても、大字単位では小学校を作るには狭すぎます。 そこで明治の市町村合併によって、近代的な行政としての「村」が生まれます。 さらに昭和戦後になると学制が変わり、中学校も義務教育で村立となります。発足した国民健康保険も市町村単位です。行政単位はさらに大規模なものが必要とされます。 これが平成になると、今度は「介護保険」制度が始まり、これも原則として市町村単位です。 あまりに小さくて経済力のない村では、介護保険を運営できませんから、やはり市町村合併が進められます。 もちろん、学校も保険も、いくつかの市町村が連合して「組合立」でやってもかまいませんが、「それなら合併すれば良いではないか」ということに当然なります。 こうして明治以後は、市町村合併が必要とされ進められてきました。

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