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自然な日本語に添削していただけないでしょうか。(水面に接触する瞬間)

 日本語を勉強中の中国人です。ものが水面に接触する瞬間を作文に書きましたが、日本語として自然な表現になっているかどうか気になります。添削していただけないでしょうか。【 】で括った三箇所は出来れば、ほかの表現も知りたいです。 1.とんぼのしっぽが穏やかな水面をそっと【掠め】たら、同心円のように外へ一つ一つ広がるさざ波が【立っている】。 2.一羽の白い鴎が遠くから飛んできた。「うい」と鳴きながら、水面を掠めて【優雅な】滑走をした。また、同じような純白の鴎が同じところで水面すれすれにv字型の浪漫飛行をした。 3.小石が水面で前へ三回踊って、「ぷとん」と音を立てた。鏡のような水面に映っている木々の影が砕けた。 (もし、この遊びの名前もご存知であれば、教えていただければありがたく思います。)  また、質問文に不自然な表現がありましたら、ご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • ベストアンサー
  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.3

◆作文・ご質問文の添削 1、「~たら」の後には通常【結果】が続きます。 【掠めたら】を受ける言葉としては、「立っている」ではなく『立った』などとする必要があります。 「立っている」とするのであれば、「掠めたら」ではなく、 『掠め』『掠めて』『掠めたので』などとする必要があります。 2、他はご質問文も含め全く問題ありません。 ◆ご参考までに、私なりに一部変えた表現も一応述べてみます。 1.とんぼがしっぽを曲げて水面を軽く突いた。 滑らかだった表面に同心円を描くような幾何学模様がゆるやかに立ち広がる。 2.遠くの方から一羽の白い鴎が飛んできた。「うい」と鳴き声を上げながら、水面を掠めるように【優雅な】滑走を見せた。 しばらくすると、同じような純白の鴎がもう一羽やってきて、同じところで水面すれすれにv字型の浪漫飛行を披露してくれた。 (【鮮やかな】という表現も可能でしょうが、【優雅な】には敵わないでしょう。) 3.水面で三回踊るように跳ねていった小石は、「ぷとん」という音と共に水中に消えた。 鏡のようだった水面に映っていた木々の影が、心象風景のように砕け、たゆたう。  

awayuki_ch
質問者

お礼

 hakobuluさん、いつもお世話になります。ご回答ありがとうございます。「幾何学模様」はなかなか科学的ですね。三番目の小石の文が非常に気に入りました。大変参考になりました。「たら」は確か以前も指摘していただいたことがあると思い出しました。反省しております。今度気をつけるようにします。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

>水面を軽く突いた 「突く」は私の感じたことに近いと思います。ただ、ちょっと重いような気がします。欲張りですが、「かすめる」よりやや力を入れて、「突く」よりやや軽いのもあるでしょうか。 中国語には「蜻蛉点水」という言葉があります。中日辞書の「蜻蛉点水」の日本語の解釈によると、「とんぼがしっぽで水面をかすめる」になります。その説明を読んで、何か「かすめる」はいまひとつしっくりこないような気がします。 私が感じた「かすめる」は 1.力はあまり感じられていない。 2.水面との接触部分は点のようなイメージではなく、面のようなイメージ。 3.水面と接触する直前、加速度があって行進する。運動の軌跡は緩やかなV。弧線のような感じでもいい。 のようになります。 私が2に挙げた鴎の例は「かすめる」にぴったりだと思います。次のような日本語の動詞を求めておりますが、やはりないのでしょうか。 1.「かすめる」よりちょっと力がある。 2.水面との接触部分は点のイメージ。 3.水面と接触する直前、加速度があまり感じられていない。むしろ、水面上ちょっと静止になった感じ。運動の軌跡は急なV、直線に近い。

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その他の回答 (15)

回答No.16

awayuki_ch さん、こんにちは。 生物の授業に入ってきた感じですね。 awayuki_ch さんから届いた「点水」の動画はアニメですから、生物学的に(?)見て正確に再現しているとは言えません。 日本にもトンボの産卵シーンを撮影したものがありますが、やはり画像だけでは、トンボの何処から卵が産み落とされるのかまでは確認できません。 しかし、数あるサイトの中に産卵について解説してあるものがありました。 先ずそれをご紹介します ★成熟したオスは川の一定場所を縄張りに定め、流れの数十cm上を往復飛翔し、メスを見つけたら斜め下方向からこっそりと近づく。羽ばたきながら静止し(ホバリング)、間合いを確かめ、猛スピードで突進し、空中で捕え連結する。移精の後、樹木の枝などで交尾態となって交尾する。その時間は2~3時間におよぶこともある。メスは、浅くて細い流れの上でホバリングした後、突っ立った姿勢のままでストンと腹の先から突き出ている生殖弁を砂泥底に突き立てて産卵する。すぐに飛び立ち、この産卵行為を繰り返す。 また、静止画像ですが産道を解説しているものも見つけました。http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/tonbo_.html この中の#T006-3 をご参照下さい。 解説には、【お尻の先が上下に別れ下側に産卵管が見えますから♀です。私は♀は茶色っぽい金色をしていると思っていましたが。写真の♀は、全体が濃い緑の金色です。腹部がかなり太い気がしますがカワトンボ♀の特徴のようです。】と記載されています。 多分、トンボはあの尻尾の先端を、「水面」「川底」「草」などにくっつけながら産卵をするのですね。 したがって、水面に産み落とすときは、やはり「つんつん」と「突っつくように」または、「突き立てるように」という表現でいいと思います。 No.9の方への補足も読ませていただきました。 実は、この「浪漫飛行」という言葉そのものに。私は違和感を感じていました。 あまり日本では使われない言い方なのです。(歌にはありますが・・) そして、この言葉から受ける常識的なイメージは、やはり【2羽の仲良しカモメが羽を並べて、あるときは高く、あるときは低く、海面すれすれをかすめたかと思うと、勢いよく上空まで一気に上っていく、それも、今並んでいたかと思うと、今度は追いかけっこをしているかのように追いつ追われつ、まるでじゃれあっているかのように】という感じです。 一羽でもよく、二羽でも良いのであれば、かなり表現の仕方は変ってくると思います。 ★もう一羽、おなじように白いカモメが近寄ってきた。何かお話でもしているのだろうか、片方が「くー」と啼くともう一羽の方も「くー、くー」と啼いて答えているようだ。一羽のカモメがスーッと放物線を描いて上昇した。もう一羽のほうも追いかけるように付いていく。上空でしばらくの間、二羽のカモメは並びながら上に行ったり下に行ったりして仲良さそうに飛んでいた。すると今度は、後からついていったカモメが急に下がり始めた。もう一羽も付いていく。二羽はゆっくりと弧を描きながら海面をかすめると、また上空を目指して放物線を描いた。 このように二羽のカモメは、あるときはせわしなく、またあるときは悠然と飛びながら、空の旅を続けて行く。 カモメはしばしばV字飛行をします。下がったり上がったり。 でも、絵になる飛び方は、旋回しながら海面と上空の間に描く「放物線」か「アーチ」か「弧」ですね。 カモメの啼き声の「うい」ですが、「う」と「い」という二つの母音の入った声には違和感がありますので、あえて「くー」にしてみました。

参考URL:
http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/tonbo_.html
awayuki_ch
質問者

お礼

 shigure136さん、こんばんは。度々ありがとうございます。参考ページは大変助かりました。まるで丸一つのトンボ王国を届けていただきました。「つんつん」と「突っつくように」または、「突き立てるように」でいいのですね。これから、周りの自然にもっと目を向け、この目で「蜻蛉点水」を観察したいです。楽しい生物の授業を本当にありがとうございました。  「浪漫飛行」は確かに歌から覚えた単語です。なかなか思いついた表現がなくて、使ってしまいました。書いていただいた例文を繰り返して読みます。「スーッと放物線を描いて」が気に入りました。気持ちよかったです。カモメの啼き声の「くー」もとても参考になりました。  何度も本当にありがとうございました。

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  • gekkamuka
  • ベストアンサー率44% (138/309)
回答No.15

#4、#12です。 (#12では間違えて#5としてしまいました。お詫びと共に訂正いたします。) >>「爽気蘭沼を澄まし、秋風は桂林を動かす」(宋の太宗)の世界。 >上の詩の読み方と出典を教えていただけないでしょうか。  これは普段から参考にしている山本健吉「基本季語500選」(講談社学術文庫)の「爽か」の項目で紹介されていたものです。  ちなみにこの五言古詩「秋日」では、http://www.ccv.ne.jp/home/tohou/haibun9.htm 「爽気蘭沼に澄む 和風桂林に動く」とありますが、「和風」という字もおかしいのですし、読み下し方も前者の方が馴染みやすいと感じた次第です。  蘭の花の芳しく咲き誇るこの沼沢に、今や清爽の気は満ちて一層快(こころよ)く、心身の隅々まで澄みわたってくるばかり。この爽秋を運んで渡る風のお蔭で、一帯の桂林もまた騒ぎ出し、その妙なる芳香を伝えてくるのだ。 >余韻の件はまだすっきりしていないのですが、  「変わって行くのだった」は「変わって行く」(連体形)に、格助詞「の」(連体形を受けて形式名詞として「もの」の意味が付く)と断定の助動詞「だ」の連用形に補助動詞「ある」の過去形とすることで、詠嘆調を交えた断定や話し手の説明の調子が加わる感じです。  「私は猫だ」と「我輩は猫である」の違い、あるいは「外は雨だ」と「外は雨だった」の差といえましょうか。改まり度を上げた文章語調にすることで余韻が加わる、そんな程度です。煎じ詰めれば、「だ」調と「である」調の差です。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございます。五言律詩『秋日』は勉強になりました。気持ちよかったです。余韻のご説明にも感謝いたします。詠嘆調を交えた断定や話し手の説明の調子が加わる感じなのですね。いまの私にはたぶん無理だと思いますが、このような表現方法を心がけます。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

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  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.14

#11です。ご返事ありがとうございました。 1、 >「チョンチョン」はどういう意味でしょうか。「少しずつ」の意味でしょうか。 :大体、そういう意味と考えていただいて良いと思います。 たっぷりと墨を吸い込んだ筆の先で、小さな○印の中を●のように黒く塗りつぶすための動作、を想像してもらうと良いかもしれません。 押し付けすぎると○の外に墨が出てしまってきれいな●になりませんし、押し付け方が弱いと○の中が完全に黒くなりません。 そのへんを加減して、 『軽く叩くように突いてすぐに離す』ことを繰り返す、というニュアンスです。 2、 >私も目で「蜻蛉点水」を観察したいのですが、なかなかこういうような機会に巡り合いません。どんな季節でこの現象を観察できるのでしょうか。 :トンボの種類によって卵で冬を越すタイプとそうでないものがあるようです。 私の記憶では夏の終わり頃に良く見ていたような気がするのですが、定かではありません。 春先に産卵する種類もあるようです。 3、 >もしかして、産卵する部位はしっぼの先端ではないかもしれません。 :興味を覚えて少し調べてみました。 ■産卵器官はトンボによって異なり、2種類あるようです。 【産卵管】 a.物に「止まって」産みつける。 ・生きている植物(植物組織内産卵) ・泥(泥中産卵・打泥産卵) ・落葉・枯れ枝・コケなど(接着産卵) b.産卵管の先端は、ほぼ尻尾の先端箇所と一致しているようです。 【生殖弁】 a.「飛びながら」産みつける。 ・水の中に産み付ける(打水産卵)http://www.maff.go.jp/nouson/mizu_midori/yougo/dasui.html ・地面に空中から撒く(打空産卵) b.トンボの腹部は10節から成っているようですが、生殖弁は腹部第9節にあります。 http://www.kobe-c.ed.jp/shizen/tombo/morph/index.html 「蜻蛉点水」のトンボは「打水産卵」のタイプでしょうから、 「>画像から見ればしっぽのちょっと前の部分のように見えます」というawayuki_chさんの観察眼は、とても鋭いということになるでしょう。 また、生物関係の方が「打水」という言葉を用いているわけですが、これは#5さんが最初に触れられた「叩く」という表現に通じるのかもしれません。 4、 >「ツィー」はどういう意味でしょうか。 :『滑らかに飛ぶ様子』という感じでしょうか。 似たような表現で「スイー」というのもありますが、これに比べると、 「浮遊感よりは直線的に前進するニュアンスがやや強い」 といったイメージでしょうね。 5、 #9さんへの補足も拝見しました。 私としては二羽が飛ぶのは交互でも一緒でもどちらでも良いと思っていましたが、「浪漫」は「恋」のイメージでお使いになったわけではないのですね。 勘違いしていました。 「浪漫」という言葉からは、『自由』と多少の『浮き立つ心』という印象を受けますね。 意図された光景は、「恋」が絡む絡まないは別にして、「浪漫飛行」と呼ぶに相応しい表現かもしれません。 このような意図であれば、当初お考えになった「弧線」という表現が最も適しているように感じます。 ○の上の弧線と思う人はまずいないはずです。 『遠くの方から一羽の白い鴎が飛んできた。 「うい」と鳴きながら降下し、水面を掠めるように優雅な滑走を披露してくれた。 しばらくすると、純白の鴎がもう一羽やってきて、先の一羽の軌跡をなぞるかのように、水面すれすれに軽やかな弧線を描きつつ上昇した。 「浪漫飛行・・・」。 しばし私は見とれていた。』 などという表現もできそうです。 「滑走」は「目に見えない空中の弧線」を「滑るように走る」ということですから、#9さんも#13で説明されているように全く不自然ではありません。 一言で言えば「滑空」なわけですが、それを敢えて一言で言わない所が効果的ではないかと思います。 無論、簡潔に言いたい場合は「滑空」で良いでしょう。  

awayuki_ch
質問者

お礼

 度々ありがとうございます。「チョンチョン」のご説明は非常にわかりやすいと思いました。よく理解できました。トンボについていろいろ探していただきありがとうございます。参考ページは非常に助かりました。これまで知らないトンボの姿を見ることができ、自然の造物能力に驚嘆させられるばかりです。恵まれる自然をもっと大事にしたい気持ちになりました。水の中に産み付けるトンボの絵も非常にわかりやすいです。大変参考になりました。「ツィー」の意味はよくわかりましたが、なぜかこの音は私の耳にすごくきつくように聞こえます。たぶん日本人の耳との構造は違います。「スイー」なら気持ちよかったですが、これは慣れるしかないですね。鴎の文について貴重なご意見を聞かせていただき大変嬉しいです。意味不明の私の文は大変失礼いたしました。書いていただいた例文を繰り返して読みます。  何度も本当にありがとうございました。

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  • fuyumerei
  • ベストアンサー率22% (28/123)
回答No.13

・一羽目が滑空してきて、水面をかすめ、上昇した。その軌跡は半円を描くようだった。その半円はとても優雅だった。 すると、すぐに二羽目もやってきて、一羽目と同じこと(真似)をした。 こんな感じですかね。原文見たときの私の印象と淡雪さんが考えてられた情景は大筋同じでした。 まあ他の回答者の思い浮かべる情景が違うのは、淡雪さんの原文が悪いということなのかな。彼らもネイティブだろうし。 で、肝心な軌跡を表すのは「半円」とか「弧を描く」っていうのがいいかなと思いました。V字型だと優雅に合わないし、U字型だとなんかつまんなくなります。 あとはこの状況を小手先の表現??でどう脚色するかですが、私は文学的な表現はできないので他の方にいい表現をって他人任せですが。 >先ほどの大劇場の屋根の部分を「滑走」したと思いました。 No.9で書いた私が書いた「水面をかすめてから滑走する」っていう解釈は間違いで、かもめが飛ぶ全体の軌跡を「滑走する」って表現したかったわけですね。 んで、No.9の滑走路みたいな一つ目の・の意味ではなく、滑らかに走る(No.9二つ目の・)の意味で使いたかったんですね。 No.9二つ目の・で言いたかったことは、水面に接するとき「点」だと滑らかさが途切れちゃうから「滑走」は×だ、ってことなんですが、2は「かすめる(線)」でいいんですね。勘違いしちゃってました。すみません。 それなら滑走でいいと思います。 ちなみに、V字って尖ってるから「点」のイメージですよね。その意味でもV字は滑走にふさわしくないです。 >No.2さん以外の皆さんはぜんぶ恋の「浪漫」と理解なさったようです。 きっとそうではないと思います。 他人のことだから聞いてみないとわかんないけれど、二羽並ぶとか、隙をおかず一羽目の後二羽目が続く様子が「浪漫」に思えたんだろうと想像します。 豊かで応用利くような表現だけに、わかりにくいものではありますね。 ◎一羽の白いカモメが遠くから飛んでくる。「うい」と鳴きながら、水面をかすめ、優雅に半円を滑走した。するとすぐ、もう一羽、純白のかもめはやってきて真似をした。悠々たる姿、浪漫飛行。 おまけとして、優雅と半円と滑走と浪漫飛行と悠を盛り込んで、書いてみました。。。 ・「悠々たる」はしつこくなるので、ないほうがいい感じもしますが、一応書いときました。 ・優雅と滑らかもカブる感じがしますので「描いた」のほうがいいかもしれません。 ・「真似をする」という表現で、一羽目も二羽目も優雅な半円を描いたことを明示しました。二度同じ軌跡を描いたことを印象付けました。 ・この描写で、二羽並んで同時に飛んでるという風にとる人はいないでしょう。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございます。書き方が悪くて本当に恥ずかしいです。風夢麗さんのようなはっきりと意味が伝わる文章を書きたいです。滑走の件はよくわかりました。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

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  • gekkamuka
  • ベストアンサー率44% (138/309)
回答No.12

#5です。 >赤とんぼを喩えられたのでしょうか。 赤とんぼや味噌とんぼ、あかねとんぼや赤卒(あかえんば)はいわば俗称で、秋茜(あきあかね)・夏茜(なつあかね)・深山茜(みやまあかね)などともよばれています。 ここでは季語としては春に当る「麗らか」を、季違いとされるかもしれませんが「空が晴れて、日影の明るくおだやかなさま」(「広辞苑」)という雰囲気が欲しくて使ったので、トンボ自体秋の季語ですがあえて「秋茜」として「秋」を加えてみたものです。 #6さんが触れていらっしゃるように、私がかつて見かけたトンボの産卵は水面近くにホバリングするや、尾を下げて、それが水面に触ったか否かと見た時にはもう飛び去ってしまっています。 そんな無音にして静粛な中での一瞬を表わすのに、風が全くなく、しかもしっかり傍で観察できる天水受けや蹲(つくばい)・手水鉢などでの心象にしてみたものです。赤みを受けた静かな水面に一瞬、銀色の水の動きが点として現われ直ぐに年輪状に広がっていくイメージです。 細波(漣/さざなみ)は風が水面を動かす平行波もしくは鱗(うろこ)状の感じを抱かせやすいので、完全に無風にして無音の条件を設けて、微妙な産卵の一瞬をクロ-ズアップしてみたかったわけです。 >>小輪 >読み方を教えていただけないでしょうか。 「しょうりん」としたつもりです。 >>尾 読み方は「お」でしょうか。なぜ「しっぽ」と書かれなかったのでしょうか。 「お」です。正確には古来から「蜻蛉(あきつ)の臀呫(となめ)」と呼んでトンボの雌雄が互いの尾をくわえ合い輪になって飛んでいる姿をあらわすので、臀部(おしり)とか生殖器と呼ぶべきなのでしょうが、一般には「尾(お)」といっています。「しっぽ」は「尻尾」と書き、動物や魚のそれを指し、手足のような運動機能がイメージされます。 >「ツツーと」はどんな感じでしょうか。 スケートリングや鏡のような滑らかですべすべした所を、音もなく滑っていくような擬音語というか、むしろ擬態語のつもりです。 >「銀と赤」の「銀」はしぶきの色でしょうか。 そう表現したいと願ったものです。 >余韻を出す書き方「て行く」としなかった理由は何でしょうか。 むしろで余韻を狙って「行くのだった」としたつもりですが。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございます。非常に奥深いお話を聞かせていただきました。理解できるようになりました。余韻の件はまだすっきりしていないのですが、一例として心がけます。私が見たトンボはほとんど雨が降る前群れて飛んでいるトンボ(トンボ合戦?)です。実際「蜻蛉点水」を見たことがないので、大変失礼いたしました。トンボの雌雄が互いの尾をくわえ合い輪になって飛んでいる姿は何と奇異な現象でしょう。想像できません。心がけるようにします。   心よりお礼を申し上げます。

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  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.11

#7です。ご返事ありがとうございました。 子供の頃の記憶を辿りながら回答していたのですが、 私の「蜻蛉点水」のイメージは、一箇所でホバリングしながら、水の中に挿し込んだしっぽの先を内側に軽く数回曲げては、チョンチョンと軽く表面の水を掬うような動作をしているようにも見えました。 ご紹介いただいたURLを拝見すると、思っていたイメージとはやや異なるようです。 また、#3の補足を良く理解できていなかったようで申し訳ありません。 前回の回答内容は要点を外していたと思います。 失礼しました。 このURLとにらめっこをしながら、 『>「かすめる」よりやや力を入れて、「突く」よりやや軽いのもの』についてもう一度、色々考えてみました。 『ツィーと飛んできたとんぼが、穏やかな水面に点でも打つようにしっぽの先を軽く振り下ろした。 かすかな波紋が生じ、同心円を描くように外側へ向けて静かに広がっている。』 といったところです。 このURLは素晴らしいですね。 お気に入りに登録させていただきました。 「独釣寒江雪」「風雪谷」という雪景色を暖かい場所から見ていたら雪景色も美しく感じられそうです。

awayuki_ch
質問者

お礼

 hakobuluさん、早速のご回答ありがとうございます。「蜻蛉点水」のイメージは勉強になりました。この目で見たことがないので、大変失礼いたしました。前回のURLはなかなかいいですね。「蜻蛉点水」のおかげで。それに目を向けたら、インスピレーションをいっぱいもらったように思います。自然をもっと観察したい気持ちにもなりました。五番目の花が池に落ちるのもなかなか気に入りました。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

>私の「蜻蛉点水」のイメージは、一箇所でホバリングしながら、水の中に挿し込んだしっぽの先を内側に軽く数回曲げては、チョンチョンと軽く表面の水を掬うような動作をしているようにも見えました。 「チョンチョン」はどういう意味でしょうか。「少しずつ」の意味でしょうか。 私が思った「蜻蛉点水」とはぜんぜん違いますね。恥ずかしいですが、私は「蜻蛉点水」を実際目で見たことがありません。ほとんで本、絵、アニメから受けたイメージです。私が思った「蜻蛉点水」は先ほど貼った画像の通りです。hakobuluさんは「蜻蛉点水」を実際観察したことがありますね。hakobuluさんが書かれた情景は大変参考になりました。私も目で「蜻蛉点水」を観察したいのですが、なかなかこういうような機会に巡り合いません。どんな季節でこの現象を観察できるのでしょうか。 いま気づいたのですが、先ほどの画像は一箇所だけ私が思ったことと違うように感じました。画像で見たとんぼはしっぽの先端で点水していないような気がします。私はしっぽの先端で点水すると思っていますが、画像から見ればしっぽのちょっと前の部分のように見えます。蜻蛉はどの部分で「点水」をするのか、生物の分野で調べたくなります。「蜻蛉点水」は産卵のためだと最近始めて知りました。もしかして、産卵する部位はしっぼの先端ではないかもしれません。 >『ツィーと飛んできたとんぼが、穏やかな水面に点でも打つようにしっぽの先を軽く振り下ろした。 かすかな波紋が生じ、同心円を描くように外側へ向けて静かに広がっている。』 難しい絵日記を書かせてすみません。この文は大変参考になりました。でも、擬態語はひとつ理解できません。「ツィー」はどういう意味でしょうか。 また、よろしければ、No.9さんへの補足もご覧になってください。2について私の感じたことを書きました。何かご意見をいただければ嬉しいです。

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回答No.10

awayuki_ch さん、こんばんは。 お礼をありがとうございます。 また、補足も読みました。 軽くどこかを叩いたりするときの擬音はいくつかあります。 1.棒の先で叩くとき⇒「とんとん」「こんこん」 2.肘で叩くとき⇒「どんどん」 3.拳で叩くとき⇒「どんどん」 4.中指を曲げてその先端で叩くとき⇒「とんとん」 4.指先で叩くとき⇒「とんとん」 5.鉛筆のお尻のほうで叩くとき⇒「とんとん」「こんこん」 6.鉛筆の芯の先で叩くとき⇒「????」 *これは「叩く」とは言えなくなっています。 この状態は鉛筆の芯で突っつくという表現になると思います。 ⇒その「突っつく様子」を ・「ツンツン」とする。 ・「ツンツン」と突っつく。 などと表現します。 ◎このように先端の細いもので「叩く」「突っつく」ときの様子を表すのが「ツンツン」です。 したがって、辞書に出ている「つんつん」の意味とは全く異なります。(擬音?擬態?ですから) 辞書に出ている「つんつん」は、 ⇒あの娘は美人だけどいつもつんつんしている。 これは、【すまして愛想の無い様を表してます】 ⇒何を怒っているのか判らないけど、つんつんしていて感じが悪い。 これは、【怒りを含んでいる様を著しています】 ⇒爪楊枝の先っぽでつんつんと突っつかれ痛かった。 これは、感覚を鋭く刺激された様を表しています】 このように、「つんつん」は awayuki_ch さんがお引きになった辞書には出ていなかったようですが、上記の三番目の「感覚を鋭く刺激する様」というのがあるのです。 ここから、鋭いもの、尖ったもの、細いもので何かを刺激したり、叩いたり、押したりする様子を「つんつん」で表現することがあります。 ⇒彼女は人差し指の先っぽで、彼のおでこを「つんつん」と押した。 などと表現することもあります。 トンボの細い尻尾が水面に触れる様は、まさにこの「つんつんと突っつく」「つんつんと叩く」と表現するのに相応しいと考えました。 「蜻蛉点水」はこのためにある言葉で、トンボの動作を表現するにはとてもいい言葉ですね。 日本には、このような言葉は無いような気がします。 「叩く」は「点」に近いような気がしますが、ちょっと重いかもしれません。「点」はもっと軽やかでしなやかな感じが私はします。 ⇒私もそう思います。しかし、「点」は果たして「叩く」に近い言葉なのでしょうか。点はあくまでも「ポツン」とした小さな印を意味しているのではないでしょうか。蜻蛉が尻尾で突っつく、【水面の一点】のことを指しているのではないでしょうか。 また、【「ツンツン」によって、「叩く」の効果はどんなふうに変わったのでしょうか。】というご質問は、「ツンツン」の意味がお分かりになった今は、撤回ということになりそうですな。

awayuki_ch
質問者

お礼

 shigureさん、こんばんは。度々ありがとうございます。「つんつん」のニュアンスはよくわかりました。お勧めの「つんつんと突っつく」と「つんつんと叩く」の中では、私は後者のほうが気に入りました。理由は前者だとちょっと痛いあるいはくすぐったいような気がし、弾力も感じられないように思います。後者は「叩く」によって、太鼓の打ち方だと連想されやすく、水に触れた瞬間、その感触を十分楽しむことができ、未練がなくすぐ離れることを表現するのに効果的だと感じました。「ポツン」とした小さな印を残すという目的は「つっつく」と「叩く」はどちらでも達することができると思います。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

「つんつんと叩く」のご説明を拝見しました。よくわかりました。「しなやか」はもう少し足りないような気がしますが、日本語にはない表現なのでこれ以上求めると、重箱をつつくように感じました。 >「叩く」は「点」に近いような気がしますが、ちょっと重いかもしれません。「点」はもっと軽やかでしなやかな感じが私はします。 ⇒私もそう思います。しかし、「点」は果たして「叩く」に近い言葉なのでしょうか。点はあくまでも「ポツン」とした小さな印を意味しているのではないでしょうか。蜻蛉が尻尾で突っつく、【水面の一点】のことを指しているのではないでしょうか。 点は「ポツン」とした小さな印を意味しているのに賛成します。「叩く」は擬人のように感じました。恥ずかしいですが、「蜻蛉点水」は実際見たことがありません。私が感じた「蜻蛉点水」に近い状態の動態的な写真も見つけました。ご覧ください。 http://mms.sohu.com/ani/2338/1/000009.html このページの一番下の最後からの三番目の蓮の花がある画像です。画像は小さすぎて申し訳ありません。私が思っている「蜻蛉点水」の感覚は十分伝わる画像だと思います。もし「つんつんと叩く」とイメージ外れだったら、教えてください。いま気づいたのですが、この画像は一箇所だけ私が思うことと違うように感じました。画像で見たとんぼはしっぽの先端で点水していないような気がします。私はしっぽの先端で点水すると思っていますが、画像から見ればしっぽのちょっと前の部分のように見えます。shigure136さんの今回おっしゃる『「点」は果たして「叩く」に近い言葉なのだろうか』をきっかけに、蜻蛉はどの部分で「点水」をするのか、生物の分野で調べたくなります。「蜻蛉点水」は産卵のためだと最近始めて知りました。もしかして、産卵するところはしっぼの先端ではないかもしれません。それはさておき、「つんつんと叩く」に辿り着くことができてとても嬉しいです。 また、よろしければ、No.9さんへの補足もご覧になってください。2について私の感じたことを書きました。何かご意見を聞かせていただければ嬉しいです。

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  • fuyumerei
  • ベストアンサー率22% (28/123)
回答No.9

2なんですけど、情景わかんないです。 味わいを出すような小手先の表現云々以前に、前提とする状況が描けてないと思います。 そこんとこが原文からはわかんないから、皆さんの回答もバラバラです。 回答番号123グループと58グループではまったく違う描写だし、それぞれのグループ内でもずいぶんと浮かぶ情景が違う。123グループは簡単に言うと一羽目の真似を二羽目がしたっていう感じですよね。58は二羽目が来た後、二羽並んで飛んじゃってますよね。また、4さんのなんか、一羽目が\で、二羽目が/で、合わせてVみたいなそんな感じでしょう。 3パターンもの情景を思い浮かばせちゃう表現はそもそもマズイと思います。 私は原文を123グループ風に読めました、というか、こういう風にしか原文からは解釈できないだろって思いますが。 それはまあいいとして、下に示すような詳細な様子はどうもよくわからない。 「滑走」という言葉で何を表したいかわからない。 ・水面を走る感じを表したいなら、「滑走」は変です。もっと水面に接する時間が長くないと使えないでしょう。 ・なめらかに滑るように飛ぶ様子を表したいなら、「滑走して水面をかすめる」ならまあわかるけれども、原文のように「水面をかすめてから滑走する」っていうのはなんか変な感じです。こっちの意味で使うなら素直に「滑空」でいいと思います。 あと、 一羽目が優雅で、なんで二羽目はv字なの?  二羽目も優雅に飛んだのか? 一羽目もv字飛行したのか? あるいは、二羽とも優雅でv字なの? 優雅ってゆったりしてて、v字飛行はカキンって尖った感じですよね。 浪漫飛行って何? 上に書いたような回答者間で異なる解釈が出てくるのはコイツのせいだと思います。  ついでに、質問文の「作文に書きました」って表現はおかしいですね。「作文にしました」とか「作文しました」とかにするか、ありえないけれど「紙に書きました」ってしないと。

awayuki_ch
質問者

お礼

 風夢麗さん、いつも肝心なところで指摘していただいてありがとうございます。皆さんの2を読んでいるうちに、私が書いた2はうよく伝わっていないなと気づきました。No.2さんが書かれた2は私の表したかったことに近いように感じて、深い感銘を覚えました。私が思いつけない優れた表現方法だと思いました。自分と違う視点での文を読むのも新鮮さが感じるので、これまで何も言いませんでした。  悠然を表すほかの方法を知りたいので、【優雅】に【 】をつけて伺いました。どうも別の方法はないようです。2について何かご意見がありましたら、ご遠慮なく言ってください。また、質問文の添削にも感謝いたします。これから気をつけるようにします。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

http://mms.sohu.com/ani/2338/1/000009.html このページの一番下の画像の中では、最初から三番目の二匹のリスの画像をご覧ください。少し鴎の文の情景に似ていると思います。 まず、2で何を表現したいのかというと、一文字でまとめたら「悠然」の「悠」という字だと思います。「浪漫飛行」のせいか、No.2さん以外の皆さんはぜんぶ恋の「浪漫」と理解なさったようです。私は「浪漫飛行」で二匹で同時に飛ぶことを表現したいわけではなく、一羽でも浪漫飛行ができると私は思っています。つまり、二羽目がいなくても一羽目も浪漫飛行をしたとは言えると思っています。私が理解した「浪漫飛行」はたぶん飛んでいる時に持つ悠然たる気持ちのことです。 イメージしたものは空、海、鴎です。「v字型」という書き方もまずかったと思います。「○」の下の部分の弧線を表したかったのですが、「弧線」だけだと、○の上の部分の弧線と思われる恐れがあるので、「v字型」にしました。「v字型」と言っても、急な「v字型」を思っていません。「\/字型」のほうが近いと思います。緩やかな「\/」でも「v字型」と言いるでしょう。ただ、その表現は弧線を表せないので、まずかったかもしれませんね。 http://www.shgtheatre.com/equipment/index1.asp このページの真中にカラーの写真があります。屋根の部分をご覧ください。それが鴎が飛んだ軌跡です。このページの一番左上に正面の素描のような感じのマークもあります。『弧線の「v字型」』なら、理解しやすくなりましたか。でも、科学的な説明文ではないので、何か変ですね。 鴎が海をかすめ、飛んでいる時の心境が好きです。海すれすれのところで、落ちてしまうなんて考えていないで、冷たい海水に濡れたかも、怖くないでさっと飛んだ、その悠然さに感銘を覚えています。ですから、一羽目に「優雅」を使いました。一羽目が飛んだ後の軌跡はすごく頭に残しました。その軌跡は銀色だと思いました。ちょうどその銀線を味わうちに、もう一羽がさっと飛んだ、もう一度先ほど一羽目が描いた軌跡を書いたように、その飛んだ後の軌跡を永遠に私の頭に残しました。ですから、鴎が海をかすめ飛んでいる時の心境を大事にしたいと思います。 >「滑走」という言葉で何を表したいかわからない。 ・水面を走る感じを表したいなら、「滑走」は変です。もっと水面に接する時間が長くないと使えないでしょう。 海をかすめる瞬間はとても短いです。水面を走っていないと思うので、「滑走」だとおかしいですね。「水面を掠めて【優雅な】滑走をした」は「○」の下の部分の弧線を飛んだということを表したかったのです。先ほどの大劇場の屋根の部分を「滑走」したと思いました。変ですか。 >一羽目が優雅で、なんで二羽目はv字なの?  先ほど説明したように二羽とも弧線の「v字型」だと思いました。 >二羽目も優雅に飛んだのか? 一羽目もv字飛行したのか? はい、二羽目も優雅に飛びました。一羽目もv字飛行をしました。 >あるいは、二羽とも優雅でv字なの? はい、二羽とも優雅でv字飛行をしました。 >優雅ってゆったりしてて、v字飛行はカキンって尖った感じですよね。 はい、優雅ってゆったりして悠然です。先ほど説明したように二羽とも『弧線の「v字型」』だと思いました。科学的な説明文ではないので、あえて「弧線の」を略しました。 >浪漫飛行って何? 悠然たる気持ちを持って飛ぶことだと思います。一羽目の「優雅」と違う表現で表したかったのですが、「浪漫飛行」という表現は誤解を招いてしまいましたね。

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  • hakobulu
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回答No.8

#7です。 鴎の例についての回答がまだでしたので補足します。 1.「かすめる」よりちょっと力がある。 2.水面との接触部分は点のイメージ。 3.水面と接触する直前、加速度があまり感じられていない。むしろ、水面上ちょっと静止になった感じ。運動の軌跡は急なV、直線に近い。 :これらを一文字で表わす動詞となるとちょっと思い浮かびませんが、 『遠くの方から一羽の白い鴎が飛んできた。 「うい」と鳴きながら降下し、水面に触れるか触れないかのタイミングでやや躊躇する仕草を見せてから、V字型に再び上昇した。 しばらくすると、純白の鴎がもう一羽やってきて二羽一緒に同じような仕草を繰り返し、浪漫飛行を披露してくれた。』 というような表現も可能かもしれません。

awayuki_ch
質問者

お礼

 度々ありがとうございます。No.3の補足は1に関する補足だけで、2と3とは関係がありません。誤解を招いてしまって申し訳ありません。「蜻蛉点水」のような感覚で2を書いていただきそれも新鮮に感じました。大変参考になりました。2は「蜻蛉点水」と違うことを表現したかったので、「かすめる」の使い方は2で適切だと思いました。No.9さんの補足で2について詳しく書かせていただきたいと思うので、よろしければ、ご覧ください。  本当にありがとうございました。

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  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.7

#3です。ご返事ありがとうございました。 >「かすめる」よりやや力を入れて、「突く」よりやや軽いのもあるでしょうか。 :確かに「突く」は、「重い」あるいは「固い」印象がありますね。 すぐに思い浮かぶのは『つつく』ですが、「>面のようなイメージ」を考慮すると『なでる』という言葉も使えそうです。 ただ、わずかながらとはいえ水中に入った尾の先端がイメージしづらいかもしれないので、両者を組み合わせた表現もよいかもしれません。 「とんぼのしっぽが穏やかな水面をそっと『なでるように突いた』」 また、「なでる」よりももう少し強い面的(あるいは線的)表現では「えぐる」というのもあります。 「とんぼが、おだやかな水面を『軽くえぐる』ようにしっぽの先端を挿し込んだ。」などという組み合わせも考えられるでしょう。 >1.力はあまり感じられていない。 2.水面との接触部分は点のようなイメージではなく、面のようなイメージ。 3.水面と接触する直前、加速度があって行進する。運動の軌跡は緩やかなV。弧線のような感じでもいい。 :以上全ての条件を含ませるのはなかなか難しいですね。 『湖上をすべるように飛んでいたとんぼが、着水するかのように水面に近づくと尾の先端を「くん」と挿しいれ、その一部を軽くえぐるようにすくい上げて再び上昇した。 後には、同心円を描くような波紋が岸辺に向かって静かに広がっている。』 といったところでしょうか。  

awayuki_ch
質問者

お礼

 hakobuluさん、再びありがとうございます。No.3の補足の書き方が下手で申し訳ありません。中国語の「蜻蛉点水」を日本語で表現したいのですが、どうも中日辞書に書かれた「かすめる」は私が表現したいことと違います。「かすめる」から受けたイメージをNo.3の補足で列挙しました。水との接触部分が面(線)のようなイメージの動詞ではなく、水面との接触部分は点のようなイメージの動詞を求めております。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

>すぐに思い浮かぶのは『つつく』ですが、「>面のようなイメージ」を考慮すると『なでる』という言葉も使えそうです。 「面のようなイメージ」の動詞は「かすめる」から受けた感覚なので、私が表現したいことではないと疑問に感じたところです。 『なでるように突いた』はだいぶよくなりましたね。「なでる」は「つく」を優しくする役割があると感じました。ただ、「つく」と「つつく」はなぜか蜂の針ときつつきのくちばしのようなものしか思い浮かべません。でも、「かすめる」より私の感じたことに近いと思います。また、もう一つ重要なところなのですが、『なでるように突いた』は軽やかさはちょっと足りないような気がします。 何か言葉で説明するのはものすごく難しくなってきたような気がします。日本では、「蜻蛉点水」というシーンはないかもしれませんね。 私が感じた「蜻蛉点水」に近い状態の動態的な写真を見つけました。ご覧ください。 http://mms.sohu.com/ani/2338/1/000009.html このページの一番下の最後からの三番目の蓮の花がある画像です。画像は小さすぎて申し訳ありません。「蜻蛉点水」の感覚は十分伝わる画像だと思います。思いついた日本語の表現がありましたら、ぜひ教えてください。 軽やかでしなやかな動作、水面との接触部分は「点」のイメージ、水に触れた瞬間、その感触を十分楽しむことができ、未練がなくすぐ離れることもできる、これが「点水」から受けた一番強いイメージかもしれません。「蜻蛉点水」というシーンは中国ではよく蓮の池、蓮などを描写する美しい文の中で出てくるように感じます。古代、軽功に優れた武術の達人は水面で「蜻蛉点水」のように歩きます。いま「蜻蛉点水」は「ものごとに深入りしないことのたとえ」というよくない意味としても使われています。

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