linth3のプロフィール

主人との出会い 両親に１８歳のころ、初めて車を買って貰いました。 どんな車がいいか、散々悩んだあげく当時若かった私は周りの女子と同じような車が嫌で、思い切ってずっと気になっていたミニクーパーを買って貰うことに決めました。 車種を決めたもののミニクーパーについて知識が乏しかった私は姉の紹介で、ミニクーパーに乗っている方から車を譲ってもらうことにしました。 もちろんお金は中古車価格で支払いました。 すでにいろいろとカスタマイズされたミニ。 シートはもちろん、音響もタイヤ周りも、エンジンもいろいろと手を加えられていました。 私には手に余る車だなと思いましたが、予想以上に可愛くてたまりませんでした。 メンテナンス方法や、「こうなる場合はこういう風にして・・・」と譲っていただいた方から、いろんな事を教わり、メンテナンス工具一式も一緒に譲っていただきました。 そうとう大切に乗っておられたんだなと思い、ミニについて知識やこだわりも無かった私でも「大切に乗ろう」と思えました。 実際に乗りはじめて、「本当に手間のかかる車」だなと実感しました。 ハンドルは重いし、電気系統も触ってあるせいかバッテリーが不安定になったり、冬は特にエンジンがかかりにくかったりと・・。 でも、なぜか憎めない可愛さがあって、不便でしたけど「手間がかかるほど可愛い・・」とまで思うようになりました。 ある日、就職先の従業員駐車場で私以外にのミニが１台止まっていました。 誰だろうと毎日気にはなっていましたが、特に持ち主を探そうともしていませんでした。 そんな時、仕事の帰り道私のミニがエンジンがかからなくなりました。 いつものようにメンテナンスBOXをだして、ボンネットをあけて修理していると、「これはあなたのミニですか？」と声をかけてくる男性がいました。 その男性は私が毎日気になっていた駐車場に止まってあった、あのミニの持ち主でした。 話を聞いてみると、その男性も私が乗っているミニが気になっていたそうです。 それから会話が弾み、一緒にミニクーパーのお店にいったり、ドライブに出かけたりし、６年後には結婚することになりました。 大好きなミニクーパーが主人との縁を結んでくれたように思いとても感謝しています。