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インフルエンザって何?市販薬は効くの?治療費も解説!
記事の基になったQ&A
インフルエンザに関する「ウイルスの違い」「市販薬の効果」「治療費」について、どのくらい知っていますか?OKWAVEで投稿された質問とその回答をもとに、これらの疑問を分かりやすく解説します。この記事を読めば、インフルエンザの基本知識と適切な対処法が身につくはずです。
1章: インフルエンザウイルスと風邪ウイルスの違いとは?
インフルエンザウイルスについて、「そもそもウイルスは本当に存在するのか?」という疑問が寄せられました。また、「風邪ウイルスというのもあるのでしょうか?」という質問には、多くの回答がありました。
インフルエンザウイルスとは?
インフルエンザウイルスは A型、B型、C型、D型の4種類 あり、特に A型とB型 が流行します。A型は パンデミックを引き起こす可能性 があり、B型は 季節性インフルエンザの主な原因 です。
回答No.2:
「医学、微生物学用語に『風邪ウイルス』という言葉はありません。ただし、感染すると風邪症状を呈するウイルスは無数にあります。インフルエンザウイルスもその一つです。」
風邪ウイルスとは?
風邪ウイルスは特定の1種類を指すのではなく、コロナウイルスやライノウイルスなど複数のウイルスによる症状の総称です。
回答No.3:
「風邪のウイルスというのはありません。風邪症状を引き起こす総称ですね。」
自己感染はあるのか?
「自分が咳き込んだウイルスが再び自分に感染することはあるのか?」という質問もありました。
ベストアンサー:
「自己免疫が付いたら、同様の株には感染しません。ただし、形態を変えた株に感染することはあり得ます。」
風邪とインフルエンザの違いを理解することが、正しい対策への第一歩です。
2章: 市販の風邪薬でインフルエンザは治せるのか?
インフルエンザ発症時、市販の風邪薬を使ったという質問が寄せられました。しかし、市販薬が有効なのか、避けるべき薬があるのかは議論の的です。
市販薬で症状は緩和するが、治療には不十分
インフルエンザに対して市販薬は 発熱や咳を和らげるだけ で、 ウイルスそのものを抑える効果はありません。インフルエンザ治療には、 抗ウイルス薬(タミフル・ゾフルーザなど)が必要 です。
ベストアンサー(回答No.4):
「市販の感冒薬はコロナウイルスやインフルエンザウイルスには効果がありません。購入したお金を無駄にしたようなものです。」
PL顆粒に含まれる成分のリスク
市販のPL顆粒には サリチルアミド という成分が含まれています。
これは インフルエンザ脳症のリスクを高める可能性がある ため、避けた方がよいとされています。
ベストアンサー(回答No.1):
「PL顆粒の主成分である サリチルアミド は、脳症のリスクを上げるといわれています。同様に、 ロキソニン(NSAIDs) もインフルエンザ時には避けるべきとされています。」
自己判断せず、早めの受診を
質問者は最初 発熱外来を受診せず、市販薬で様子を見ていた ものの、後からPL顆粒のリスクを知り、不安を感じていました。
ベストアンサー(回答No.3):
「サリチルアミドは インフルエンザによる発熱には効果がなく、脳症のリスクが高くなる とされています。自然に熱が下がったのは薬の効果ではない可能性が高いです。」
3章: インフルエンザの実費治療費はいくらかかるのか?
保険証を忘れた場合や保険未加入時、インフルエンザの治療費はどれくらいになるのでしょうか?
保険適用時と自己負担時の費用
インフルエンザの診療費用は 診察料・処方料・薬代 で構成され、保険適用時と全額自己負担時では大きな差がある。
ベストアンサー(回答No.3):
「保険適用時の料金を3で割って10倍した金額が自己負担額です。
- 初診料:2,910円
- 処方料(院内処方):420円(院外処方:680円)
- 薬代(インフルエンザ):1,360円
- 合計(院内処方):4,690円
保険なしの場合、この金額が約 23,333円 になります。」
まとめ
いかがでしたでしょうか?インフルエンザの基本を知ることは、症状の悪化を防ぐ鍵です。ウイルスの違い、市販薬の役割、治療費を正しく理解し、早期受診を心がけましょう。この記事が皆さまの健康管理にお役立ちできれば幸いです。
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