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東京大空襲　焼夷弾の代わりに原爆だったら

2016/03/10 19:53

3/10の東京大空襲 3万数千の焼夷弾が投下されたらしいですが、その代わりに広島型原爆を1発だけ効果的に投下していたら、どちらがより多くの人を殺傷できたでしょうか? 3/10に原爆の製造やそれを入れる爆弾の準備も完了していたと仮定してです

galaxy5954zz
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kagakusuki
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2016/03/11 03:26 回答No.5

　下記のURLのページには【参考URL】　東京大空襲 - Wikipedia > 2.3.2 2号作戦　　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E8%A5%B2#2.E5.8F.B7.E4.BD.9C.E6.88.A6 >この空襲で一夜にして、東京市街地の東半部、実に東京35区の3分の1以上の面積にあたる約41平方キロメートルが焼失した。とあります。　それに対して、次のURLのページには【参考URL】　リトルボーイ - Wikipedia > 5 経緯　　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4#.E7.B5.8C.E7.B7.AF >焼失面積13,200,000m^2 とあります。　爆風により木造家屋が全壊した範囲は半径2km以内とされていますから、面積としては約12.6平方キロメートルで焼失面積よりは少し狭い範囲です。　従って、広島型原爆で市街地が全壊したり焼失したりした範囲は、3/10の東京大空襲で焼失した面積と比べると大分小さい事が判ります。　尤も、広島で建物が全壊した範囲の外側にも、爆風により死亡した人間は多数いたと思われますが、爆風の威力は距離の3乗に反比例して急速に弱まります。　次のURLのページには【参考URL】　広島市への原子爆弾投下 - Wikipedia 　　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE%E6%8A%95%E4%B8%8B#.E7.88.86.E9.A2.A8 >爆風により人間自体が吹き飛ばされて構造物などに叩きつけられ全身的な打撲傷を負ったり、体への強い衝撃により眼球や内臓が体外に飛び出すといった状態を呈した者もいた。 >このような全身的な被害をうけた者は大半が死亡した。と書かれてはいますが、 >爆心地から2キロメートル以内で被爆した者は高度から中度の熱傷が生じたが、2キロメートル以遠で被爆した者は軽度の熱傷にとどまり、治癒に要した期間も短かった。とも書かれている事から、爆風によって人体に深刻なダメージが及んだ範囲は半径2kmよりも狭かったという事が伺えます。　又、 >市内の爆心地から4キロメートルにあった宇品港の陸軍船舶司令部隊は被害が軽かったため、この部隊（通称「暁部隊」）が救護活動の中心となった。とも書かれておりますから、広島の原爆投下で深刻な被害が生じた範囲は50平方キロメートルよりも大分小さかったという事が伺えます。　従って、広島型原爆による被災範囲は、3/10の東京大空襲で焼失した面積と比べると大幅に小さいと考えられますので、この様な単純な比較が正しいとは言い切れないものの、東京大空襲の方がより多くの人間を殺傷出来た可能性の方が大きいのではないかと思います。

質問者

お礼 2016/03/11 04:04

大変参考になるご考察ありがとうございました

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oska2
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2016/03/11 00:21 回答No.4

＞3万数千の焼夷弾が投下されたらしいですがその通りですね。ベルリンは、石・鉄骨・構造の建物が多かったので「火薬爆弾」で無差別爆撃を行いました。確か、アメリカ政府は数年前に「非戦闘員を殺害した事を、ドイツ政府・国民に謝罪」しています。日本は、東京といっても木造建築ですから油を詰めた「焼夷弾」で無差別爆撃を行いました。未だ、アメリカ政府からの謝罪はありません。まぁ、日本への無差別絨毯爆撃を命令した（当時の）米軍司令官に「勲章」を与えた国が日本ですから・・・。＞広島型原爆を1発だけ効果的に投下していたら歴史に「もし」は、存在しませんが・・・。当時の「原爆」は、実証実験として行っています。広島・長崎（計画では、小倉。気象条件で長崎に変更）では、ウラン型・プルトニューム型と異なっていますよね。原爆の威力を確認するには、爆撃を行っていない都市部という事が条件です。既に爆撃を行っている都市部では、原爆の被害か焼夷弾の被害か分かりませんからね。大阪・名古屋は、既に大規模爆撃済。残るは、京都・東京しか選択肢はありません。最近公表された公文書では、長崎の次は京都・東京が投下目標になっていた様です。評論家は「京都の文化を守る為に、米軍は攻撃しなかった」と、戦後長い間説明していましたがね。次の目標が「京都・東京」との情報を得たので、政府・一部の軍部・皇室は「急いで、ポツダム宣言受諾」に方針を変えたのです。長崎に原爆が落ちても「国体維持」に拘っていましたからね。情報が届くと、天皇自ら軍部を説得していますよ。 ※連合軍も、天皇制は「日本国民が決める事」と回答しています。＞どちらがより多くの人を殺傷できたでしょうか? 間違いなく、原爆です。焼夷弾は、（理論上）油をまいて火を付ける事ですよね。火災の発生で、木造家屋・人命に被害を与えます。原爆は「高温・放射能」で、家屋・ビル・人命に被害を与えます。人体が溶け、瓦も溶ける・・・。当然、木造家屋だけでなく全てを焼き尽くすのですから被害は尋常ではありません。余談ですが・・・。当時のアメリカは、原爆被害に対して「楽観」していました。マンハッタン計画でも、多くの兵隊・動物を爆破地点近くで待機させて実験を行っています。ですから「占領後に、米軍が（原爆投下場所へ進駐すれば）被害を受ける」とは、全く考えていませんでした。広島・長崎の状況を調査した上で、本当の原爆の実力を把握したのです。今、ロシア・中国の核弾頭ミサイルが日本に照準を合わせていますよね。韓国も、射程８００キロのミサイル配備を決めています。朝鮮半島だけで使用するなら、射程３００キロのミサイルで充分なんですがね。流石に、日本全土を射程に収めるミサイル開発は「アメリカの圧力で取りやめ」となりました。反日国家は、何をするか理解に苦しみます。^^;

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