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火の鳥/猿田と猿田彦神社との関係性

手塚治虫の 火の鳥 何度も登場する猿田というでかい鼻の登場人物がいますが、この人物は 福岡にある猿田彦神社と関係がありますか?(ここでいう関係があるというのは、手塚氏が猿田という歴史上の人物を知っていて、それを基にキャラクターとして登場させた。という意味合いです) 神社のHPを調べてみると、猿田彦という人物は高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。 とHPに載っていました。 猿田という人物は歴史上どの位の認知度なのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

神道をすこし調べたり記紀 (日本書紀・古事記) をかじったことがあるなら猿田彦という名前は誰でも知っていると思います。火の鳥ではヤマト編で記紀になぞらえた話が含まれていますので、手塚治虫も当然猿田彦という人物を知っていたでしょう。 猿田彦神社は伊勢の五十鈴川近くの神社を本宮として全国に分祠しています。福岡にあるその猿田彦神社もそこから勧請されたものでしょう。 手塚本人の会談だったか、それとも誰かの書評だったかは忘れましたが、輪廻転生に振り回される道化役として「猿」の字が適役だったこと、ニニギを導いたように輪廻転生を通じて人類を時に導き時に見守る役として猿田彦という名を付けた? そういう意味を持たせた? (詳細は記憶が曖昧) と書かれていました。

その他の回答 (2)

回答No.3

他の回答どおり、猿田彦はどちらかといえば有名で、手塚氏も当然、読者が猿田彦を連想することを想定して書いています。歴史上・神話上の人物をモチーフにした登場人物を書くことで2つがリンクし世界観が広がる、というのは良く使われる手段です。 織田信長などは化け物にされたり女性にされたりと大変ですw

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.1

 「猿田彦」は歴史上の人物ではなく、日本神話に登場する神様1柱です。(だから神社に祭られているのです)  猿田彦の容姿に関して日本書紀には「其鼻長七咫」(その花の長さは親指と中指を伸ばした長さの7倍)という具合に花が非常に長かった事が記されています。(そのため猿田彦は後代の天狗の容姿のモデルになったという説もあります)  手塚治虫の漫画のキャラクターである「猿田彦」に関しては、名前に加えて >でかい鼻 という特徴まで日本神話の「猿田彦」と共通なのですから、手塚氏が日本神話の「猿田彦」を知っていたとしか考えられません。  それと、漫画「火の鳥」の「黎明編」には「猿田彦」の他にも「イザナギ」、「スサノオ」、「ウズメ」、「ニニギ」等々の日本神話の神々と共通の名前を持つキャラクターが登場している事からも考えて、手塚氏が日本神話の神をモチーフにしてキャラクターを作った事は明らかです。

heavyweath
質問者

お礼

とても勉強になりました。ありがとうございました

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