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動かせる原発は動かそう!

kenchinの回答

  • kenchin
  • ベストアンサー率56% (398/700)
回答No.26

ごめんなさい、本当はNO24の前に以下の文章を入れているはずでした。 間違って他の質問への回答として載せちゃっていたので、お詫びとともに追加を。 元質問者様、申し訳ありません。 回答欄を少しお借りします。 NO19さんへ。 >それなのに原発を動かすということこそ「運を天に任せる」ことだと思います。 現状の耐震強度が十分か否かは別にして。 以前も他の回答で触れたんですが、「技術基準」というのは想定でしかないわけですから、その想定が外れてしまえば、今回のようなことになるのは当然です。 その面では「運を天に任せる。」というのはその通りですね。 ただ、これはハッキリと訂正を。 元データとして利用されている関東大震災及び阪神淡路大震災のデータは、恐らく特定測定点(地表面)での加速度出ないかと思うんですが。 それに対して、原子力等(これは火力でも同じですが)の耐震基準は「主要構造物が設置されている地盤面での加速度」が用いられています。 多くの原発では原子炉建屋は岩盤面を露出させて其処にくみ上げるか、岩盤まで基礎を打ちこんだ上で作られているんですが、これは「当該基礎面は地震時の加速度等が相当小さい(大体、表層加速度の1/2~1/3程度)」からなんです。 ですから、単純に過去の地表面加速度と比較することはできないと思うんですよ。 (データの種類が違うと言う事ですかね。) 何と云うんでしょう。 「間違っているよ!」と指摘する心算はありません。 (悪意で言われるのなら冷酷に指摘もしますが、そうではないと感じられますので。) ただ、報道などの数字を元に思考を組み立てると凄く危ないと思うんです。 特に、日本の報道の場合、私も報道対応で記者(科学部だったですかね?)に説明したことがあるんですが、ナカナカ理解できる素養を持たれた方はおられませんし、どうしても「社の主張に沿った部分の強調等」が入りますから。 ですから、出来ればもう少し冷静に見た元資料を見られると、更に良い考えが生まれるんじゃないかと思います。 参考までに。 小説的陰謀論が元になっているのかもしれませんが「国の言う事は信じらんねぇ!」と良く言われます。 しかし、例えば以下のURLの資料をご覧いただけたら、少なくとも官僚グループまでは多種多様な検討を(中立的に)行っていると解りますし、相当秀逸な資料ですから是非どうぞ。 http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0515.pdf 文中でも触れられていますが、NO19さんの言われる浜岡は1000ガルまで補強工事が終わっているはずです。 また、他の発電所についても、数年前に耐震基準変更(値もそうだが想定式も変化した)に伴って、現在では耐震補強が完了しているはずです。 (これはカナリ広範囲で行っていて、発電用原子炉に限らず、大学の実験炉まで再評価と補強工事が行われました。) 何と云うんでしょう。 特に危険論に良く見られることなんですが.....。 自身の専門外のことまで話を広げて結論を出す方が居られて、報道も劇場型というのか、視聴率が取れるという面から編集しちゃうもので、本質(この場合なら技術論とか)が食い違うんですよ。 特に決定的に不足しているのは世界情勢(エネルギー情勢)と経済の仕組みについての理解ですね。 原発コスト論でもそう。 立地地点関係の交付金を俎上に載せるなら、化石燃料確保に関わる支出、例えばODAを初めとして、古くは湾岸戦争の協力金だとか油田開発費用だとか、そう言う物も載せないと適切な比較は出来ないはずなんです。 それらの資料は、少し手を掛ければ適切なものが出てきますし、ご質問していただいて私が見ていれば(主義を抜きにして)ご紹介することは可能です。 東電潰せ論にしても、これが原因で東電が潰れる事にでもなれば大変なことなんですよ。 国内に置いては、他電力ももう供給義務を(合法的に)放棄してでも原子力を止めます。 その場合の停電被害の補償は約款(これも合法契約)に従うと補償は殆ど必要無いですから。 外交関係も軋むでしょうね。 米英仏辺りはもう安全保障以外では協力してくれなくなるかと。 嫌なら9条を改訂して自衛隊出せ!とか。 原子力を再稼働させるべきか、させないべきか、脱原発するなら外交も含めてどうするべきか。 ここらはホント、一人や二人の学者の意見で決められるものでもなし、現状ではそこまでやれる政治家も居ないので、それこそ原発導入以来数十年と同じくらいの時間を掛けて、徐々に行っていくものなんですよ。 そのための基礎が、賛成反対が最初にありきの「論を戦わせる」ではなく、「要因を理解した上での議論」が必要なんですよ。 それが元質問者さまや私の真意だと。

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