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放射能汚染リスクを避ける魚の買い方
makocyanの回答
- makocyan
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心配はごもっともですが、流通実態や漁模様他の状況から、実際に影響が出てくるとすれば今後のこと。現時点で魚を忌避するほうが健康に良くないとは思いますが…。 まず現時点での最善の選択肢は「冷凍もの」。スーパーで買うなら凍ったままのものか、ラベルに「解凍」と書いてあるものを選べば、高い確率で原発事故前の原料かと思います。 海産物で気をつけなければいけないのは量的に見て大気中に放出された放射性物質より海中に放出された放射性物質かと思いますが、大雑把な考え方をすれば、放射性物質は海水よりは比重が重いので海流に乗って流されながら徐々に沈降、拡散してゆくはず。そうなると、日本近海の海流から汚染水は千島海流に乗って南下、千葉県沖あたりで日本海流にぶつかって東に進路を変え、やがては日本海溝に沈んでゆくのかなと思います。(その証拠とは言いませんが、水産物のモニタリングではやっぱり千葉県沖が数値の別れ目になっているように見える) であるならば、現時点で千葉以南の魚であればほぼ大丈夫と考えることができますが、千島海流の勢いが強くなる秋以降、東北・北海道沖あたりから南下を始める魚種(戻りカツオやサンマなど)は要注意かもしれません。 これはちょっと余談になりますが、日本海には旧ソ連の原潜が複数沈没している(らしい)という情報がありますし、やはり旧ソ連の軍港から放射能汚染水が日本海に垂れ流されていたのはれっきとした事実としてあります。要はたとえ微量とはいえ、核による海洋汚染は連綿と続いていたわけで、だとすれば安心の尺度は汚染度そのものということになると思います。 水揚げ場所、食物連鎖などもどうなるかまだわかりませんが、少なくともそのあたりは水産関係者も注意をしていますので、水揚げ段階で魚種ごとにきちんとモニタリングされると思います(そうしないと商売にならない)。このモニタリングさえきちんとされていれば、少なくとも高濃度汚染が確認された魚はあんまり市場に出回るとは考えにくいです。あとはその数値を公表してくれるかどうかですね。 おっしゃるとおり、政府による放射能汚染検査の信憑性が乏しく鵜呑みにできないのは確かですが、その代り現状ではかつてない規模で民間レベルでの検査が行なわれるようになっています。そんな状況下であえて政府が嘘を重ねるような真似をする可能性は低いのではないか思いますし、それでも信用できないのであればあまたある民間のモニタリングデータを見るようにするといいかと思います。 ということで、今後まともに流通に乗る魚は一定に信頼し、しかしデータは常に注意し続けるという姿勢をとるのが一番いいのではないかと思います。こういう非常時には根拠もなく安全安心をうたうインチキ業者が必ず出現しますので、そっちのほうがよっぽど怖いかもしれません。
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お礼
詳細情報ありがとうございます。 >現時点で魚を忌避するほうが健康に良くないとは思いますが…。 私もそう思います。 >日本近海の海流から汚染水は千島海流に乗って南下、千葉県沖あたりで日本海流にぶつかって東に進路を変え、やがては日本海溝に沈んでゆくのかなと思います。 「入り江になっている東京湾よりも、四国の海の方が余程濃度の濃い広がり方をしている日もあります。」と回答3の方が答えています。どうも大気拡散のことかな?と思っていますが。 >日本海には旧ソ連の原潜が複数沈没している(らしい)という情報がありますし、やはり旧ソ連の軍港から放射能汚染水が日本海に垂れ流されていたのはれっきとした事実としてあります。 知りませんでした。恐ろしいですね。しかも日本海側か・・ >民間のモニタリングデータを見るようにするといいかと思います。 具体的にどのサイトを見ればよろしいでしょうか? まとめると、 ・現時点での最善の選択肢は「冷凍もの」。高い確率で原発事故前の原料。 ・千葉以南の魚であればほぼ大丈夫 ・東北・北海道沖あたりから南下を始める魚種(戻りカツオやサンマなど)は要注意かも ・民間のモニタリングデータを見るようにする