• 締切済み

日本語の分類用語は、いつ、誰が決めた?

日本語の分類用語である種、属、科、目、綱、門、界は、それぞれ、英語の用語Species、Genus、Family、Order、Class、Phylum/Division、Kingdomを訳したものと思いますが、いつ、誰が、どうやって決めたのでしょうか? Familyがなぜ科なのか?もしかして、最初は家ではなかったのか?などと、気になって調べたのですが、全然わかりません。

みんなの回答

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.4

#2ですが、「細川首相」を「細野首相」と間違えました。ついでにTTOSさんの補足をします。 「本草綱目」で綱・目と言った概念については記しましたが、それ以下は類・種といった概念が既にありました。リンネ以前に日本では綱・目・類・種といった分類体系があったようです。ですからリンネの訳にも初めは綱・目・類・種が与えられていたと記憶しています。「草木図説」で類が属と訳語が変わりましたから「属」の起源は確かに「草木図説」かもしれません。

  • TTOS
  • ベストアンサー率40% (209/510)
回答No.3

蘭学者の宇田川榕菴(1798-1846)が「菩多尼訶経(ボタニカ経)」や「理学入門 植学啓原」などで西洋の植物学を伝えたといわれています。ボタニカはラテン語のBotanica、英語ではBotany。「細胞」「属」などは彼の造語と参考URLに書かれています。「属」以外については誰の造語か確認できませんでした。 宇田川榕菴の養父に学んだ飯沼慾斎(1782-1865)は「草木図説」によって最初にリンネの分類を紹介したとされていますが、http://www.ndl.go.jp/nature/img_r/074/074-001r.htmlの中には「綱」「目」「属」「種」の語が見受けられます。 造語の経緯はわかりませんが、参考までに。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E7%94%B0%E5%B7%9D%E6%A6%95%E8%8F%B4
  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

結論から言いますと分かりません。単に訳したものではありません。 中国の「本草綱目」に既に綱・目といった分類用語と概念は使用されています。ですから日本では江戸時代には使用されていた言葉です。綱は網ですし、目はその網目を指します。おそらく江戸後期の頃には同じ様な分類体系が出来ていたものと思います。 江戸時代には「博物学」に詳しい大名や旗本・下級武士や江戸後期には裕福な商人等が「クラブ?」を作りまして盛んに研究しています。細野元首相のご先祖の熊本のお殿様もそのうちの一人です。彼らはリンネの命名法についても研究していたようです。さらにメンデルの遺伝法則の発見以前かほぼ同時に遺伝の法則も知られていました。その知識が朝顔の品種改良に応用されています。当時日本は鎖国でしたが、その方面では世界の最先端でした。 また、Familyは家族や家といった意味ではありません。マフィアのFamilyの用法に近く一族と言った意味です。ですから本来直訳すれば族です。Classは直訳すれば級になります。意味は科=級です。

tennan
質問者

お礼

なるほど、新しく訳を当てたのではなくて、既存の分類用語を当てはめた、ということですね。江戸時代後期の日本の学問は、各分野とも、かなり進んでいたみたいですね。 Familyについては、実は最初は家と訳した、なんて逸話があればおもしろいと思ったのですが、なさそうですね。 ありがとうございました。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

「国語」のカテゴリーへどうぞ。↓ http://oshiete.goo.ne.jp/category/626/

tennan
質問者

補足

リンク先を見ましたが、回答らしきものは見つかりませんでした。 具体的な回答があるなら教えてください。

関連するQ&A

  • 樹木と草の違いは属から、科から?

    樹木などは普通 属 genus を思い浮かべますか?すなわち、以下の分類がありますが、例えば木と草を分けるのはどこからでしょうか? - kingdom(界) - [動]phylum、[植]division(門) - class(綱) - order(目)[suborder亜目] - family(科) - genus(属) - species(種)[subspecies亜種] - variety(変種).

  • 界門鋼目科属種という命名の経緯

    界(かい)Kingdom 門(もん)Phylum 鋼(こう)Class 目(もく)Order 科(か)Family 属(ぞく)Genus 種(しゅ)Species これらの日本語の専門用語はどのような経緯で命名されたのか興味津津です。誰が命名したのかも知りたいです。よろしくお願いします。(それぞれの漢字が選ばれたのは興味深いです)

  • 植物の分類

    中2女子です。学校の宿題で植物図鑑を作っているんですけど、植物の分類、つまり界門網目科属種がすべてわかるサイトを探しています。 知ってる人がいたら教えてください。お願いします。

  • 動物分類の順序

    生物を分類するときに一番大きなカテゴリーが「界」次ぎに「綱」続いて「目」だったと思いますが、以下、種までどのような段階がありますか?身近な動物で例をあげてもらえると助かります。中には亜科とか上科なども聞いたような気がしますが、このあたりの基準も教えてください。

  • とうもろこしの学名・分類段階って何!?

    今、とうもろこし(ピーターコーン)の学名や植物界における分類の段階を調べています。(~界~門~綱~目~科~属~種)できるだけ詳しく教えてください!!※かなり急いでます。

  • specioseという形容詞の意味(分類学)

    生物学(とくに分類)の用語でspecioseという語に出会ったのですが、辞書に載っていませんでした。speciose taxaとかspeciose familyなどという使い方をするようです。意味をご存知のかたがいらっしゃいましたら教えていただけると助かります。

  • "Incoming Order"という物流や在庫管理用語(英語)の正確な意味と日本語訳について教えてください

    物流や在庫管理のシステムフローチャートで"Incoming Order"というのを時々見かけます。英語辞書などで調べても和訳を中々発見できません。正しい意味と日本語訳を教えてください。 英語表記でOrder backlogとか他にも関係する用語(日英対訳や英訳)の正確な意味や使い方を知りたいので、参考となるサイトなどもご紹介いただければ幸いです。

  • 技術用語(CEマーク)

    CEマーク関連の文書を翻訳しています(英日)。 製品分類の表記ですが、日本語では 「クラス I」とカタカナで書くのと 「Class I」と英語ママにするのと どちらが正式ですか。 ウェブなどでは、両方あるようで、判断がつきません。 また、圧力容器指令について、圧力単位がbar(バール)、 最大使用圧と容積の積がbar*litterと英語ではなっているのですが、 日本語で 例えば  50バール×リットル なんていう表記方法は あるのですか? そもそも barをMpaに変換するなどしないと、日本語では分かり にくいでしょうか。 技術関連の用語表記に詳しい方、お願いします。

  • 生物が新しい種に進化すると…?

    例えばスミレ、スミレ科スミレ属 Viola mandshuricaという種が自然環境の変化に適応しつつ 遠い未来に別の種に進化したとします。  そしたらそれはスミレ属の1つの種になると 思うのです。 では、この、スミレ科スミレ属の、Viola mandshurica が新たな別の科の植物に進化したり、新たな目や新たな網、新たな門や界、ドメインの 生物に進化する事はあるのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 日本語の助詞は膠着語としての特徴か?

    言語形態論の分類に、屈折語・孤立語・膠着語・抱合語というのがあります。日本語は、膠着語に分類されるようです(あくまで典型的にはということは、承知しています。)。 わたしはずっと、日本語の助詞とくに格助詞を膠着させることが、典型的な膠着語的特徴を表すものと思ってきました。実際、そのように説明されているものもあります。しかし、wikipediaなどで検索すると、(日本語の)助動詞による膠着の現象などがおもに言及されています(これが、膠着現象であることに異論はありません。)。 さて、とりとめもなく検索してみますと、日本語の助詞(格助詞だけかな?)は後置詞と呼ばれており、ロシア語(英語でなくてあえてロシア語と言ったのは、より屈折語らしいので)の前置詞や中国語(孤立語の代表として)の介詞に相当するものであるとされます。これらをまとめて設置詞なる用語があるようです。この説明もよくわかります。 質問内容は以下です。 1.わたしの素人見解では、(独立の語である)設置詞はむしろ孤立語的特徴と考えるべきかと思います。(それとも、膠着語的特徴なのでしょうか。) 2.そうであれば、いわゆる「てにをは」があることが日本語の膠着語的特徴であるという説明は、専門的にはおかしくはないのでしょうか。 3.それとも、主格や対格を表す助詞だけを別扱いして、名詞に膠着すると考えるのでしょうか(これは、論理的にすっきりしない感じがします。)。 専門家ではないので、どうでもよいようなことですが、ずっと前に屈折語・孤立語・膠着語(抱合語は最近知りました。)の分類を知ったとき(司馬遼太郎の本だったと思います。)、曲用する屈折語・語順で表わす孤立語・「てにをは」の膠着語という説明の明快さがあまりに印象的だったのでーーー。 なんとなく信じていたことが間違っていたのかしらと思って、詳しいかたの見解をお尋ねする次第です。よろしくお願いします。